03 若さを保つごまクッキング
 
             若さを保つごまクッキング
 
         参考:飯塚律子ヘルスフーズ研究所「若さを保つごまクッキング」
 
〈胃腸に優しいごま豆腐〉
 @片手鍋に葛1/2カップ強と出汁ダシ3カップを入れて溶かし,塩小匙1/3杯,清酒大匙2杯
  を加え,強火に掛け木杓文字で手早く混ぜる。
 A4〜5分で透明になるので,純ねりごま(白)1/2カップを加え,中火にして焦げ付か
  ないようにしながら10分間程練り上げる。
 B水に濡らした流し箱に手早く入れ,箱の底をトントンと叩いて平らにする。冷蔵庫で固
  め,8〜10等分に切る。
 C生姜ショウガや生山葵ナマワサビ,木の芽などを添え,冬向きには熱い葛餡クズアンを掛ける
  と美味しい。
 
                 注:「セサミ」とは,「ごまの実」のことです。
 
〈小皺コジワ予防に良いごまドリンク − セサミヨーグルセーキ〉
 材料:1人分/純ねりごま(黒)大匙1杯強,バナナ40g,プレーンヨーグルト2/3カップ,蜂蜜小
  匙2杯
 作り方:バナナは皮を剥いて薄切りにし,全部の材料と合わせてミキサーに掛ける。ヨーグルト
  の代わりに豆乳,牛乳でも良い。好みで氷を入れる。
 
〈小皺コジワ予防に良いごまドリンク − セサミミルクアップル〉
 材料:1人分/純ねりごま(白)大匙1杯強,リンゴ中1/4個,牛乳2/3カップ,蜂蜜小匙
  2杯
 作り方:リンゴは皮を剥いて粗く刻み,全部の材料を合わせてミキサーに掛ける。牛乳の代
  わりにヨーグルト,豆乳でも良い。
 
〈風邪の予防や引き始めに良いホットなごまドリンク − 生姜ショウガ入りごま葛湯クズユ〉
 材料:1人分/ひね生姜1片カケ,純ねりごま(黒)大匙1.5杯弱,牛乳3/4カップ,葛小
  匙2杯,蜂蜜小匙2杯
 作り方:小鍋に牛乳,純ねりごま(黒),蜂蜜を入れて弱火に掛け,皮を剥いてすり
  下ろした生姜を加え,煮立ってきたら水溶きした葛を流し入れ,箸で手早く混ぜ合
  わせ,再び煮立ったら火を止める。非常に熱いので,ゆっくり飲んで下さい。
 
〈風邪の予防や引き始めに良いホットなごまドリンク − パンプキンごまミルク〉
 材料:1人分/純ねりごま(白)大匙1.5杯弱,栗南瓜カボチャ80g,牛乳3/4カップ,蜂蜜
  小匙2杯,塩少々
 作り方:@南瓜は一口大に切り,皮を剥いて蒸かすか茹でるかして,裏漉しする。
  A鍋に@の裏漉し南瓜と牛乳,純ねりごま(白),蜂蜜,塩を入れ,泡立器でよく
   混ぜ合わせてから弱火に掛け,煮立つ寸前に火を止める。蒸かした南瓜と他の材
   料全部を合わせ,ミキサーに掛け,小鍋に入れ温ためても良い。
 
〈艶ツヤやかな髪を保つ − ごま和えの鶏肉包みフライ〉
 材料:4人分/ホウレンソウ350g,鶏笹身ササミ中8本,純ねりごま(黒)大匙2.5杯,醤油ショウ
  ユ大匙2杯,味醂ミリン大匙1杯,清酒大匙1杯,卵小1個,小麦粉,ソフトパン粉,塩,
  胡椒コショウ,揚げ油,添え物(人参(光沢にしたグラッセ),レモン,ラディッシュ(蕪))
 作り方:@ホウレンソウは塩を落とし込んだ熱湯で茹で,冷水に取り固く絞って3p長さに
   切る。
  A笹身は筋を取り,縦中央に切り込みを入れて開き,薄く塩胡椒する。
  Bボールに純ねりごま,醤油,味醂,清酒を入れ混ぜ合わせ,茹でたホウレンソウを和える。
  C塩胡椒した笹身にBの和え物を載せ三つ折りにしっかり包み,全体に小麦粉を付
   け,溶き卵に潜らせ,パン粉を付け,掌テノヒラで軽く押さえる。
  D余分なパン粉を振り落とし,熱した油でからっと揚げる。揚げた笹身の油が切れた
   ら,笹身を斜め半分に切り,人参のグラッセ,櫛形に切ったレモン,飾り切りしたラディ
   ッシュを添える。
 メモ:野菜は小松菜や春菊,純ねりごまは白,肉は豚肉でも良いでしょう。野菜嫌い
  な子供でも食べるバランスの良い一品です。お弁当の御数オカズにも最適です。
 
〈皮膚の過敏症を防ぐ −  温サラダのセサミネーズ〉
 材料:4人分/ブロッコリー300g,カリフラワー300g,人参120g,セロリー100g,オクラ12本,ブラックタイガ
  ー(海老)8本,木綿豆腐1丁,純ねりごま(白)大匙4杯,マヨネーズ大匙3杯,米酢
  小匙2杯,淡口醤油小匙2杯,塩,白胡椒,清酒,コンソメスープの素,昆布各少々
 作り方:@ブロッコリー,カリフラワーは1房に切り,塩を落とし込んだ熱湯で各々歯触りよく茹
   で,冷水をかけて水気を切り,固く絞る。オクラは塩茹でした後,斜め半分切る。
  A人参は小さめのシャトー型に切って茹でる。セロリーは4p長さの短冊切りにして,人参
   と一緒にコンソメスープの素で薄味に煮る。
  B豆腐は重石を1時間位して水切りした後,昆布を入れた熱湯でさっと茹でて冷や
   し,短冊に切る。
  C海老は背腸セワタを取り,殻付きのまま沸騰湯に清酒,塩を加えた中でさっと茹で,
   尾を残して殻を剥く。
  Dボールに純ねりごま(白),マヨネーズ,酢,醤油,塩,胡椒を入れ,泡立器で良く混
   ぜる。
  E器ウツワに@〜Cの具を色良く盛り,Dのドレッシングを添える。
 メモ:ビタミン,ミネラル,食物繊維豊富な一品で,動脈硬化や高血圧症,高脂血症の予防に
  も良く,また便秘予防にも効果があります。
   野菜は芽キャベツや小玉葱などのスープ煮にして添えても良いでしょう。
 
〈体力強化に − 焼茄子ナスと蒸し鶏のごまだれ添え〉
 材料:4人分/茄子大4個,鶏胸肉400g,サラダ菜1株,大蒜ニンニク1片,赤唐辛子小1
  本,長葱ナガネギ1/2本,ラディッシュ(蕪)4個,純ねりごま(白)大匙5杯,出汁大匙
  4杯,醤油大匙2.5杯,ひね生姜1片,塩,胡椒,ローリエ,清酒各少々
 作り方:@茄子は洗って網で焼いて皮を剥き,縦に食べやすい大きさに切る。
  A鶏肉は1枚を半分に切り,数ケ所切り込みを入れ,塩胡椒し,大蒜の切り口をこ
   すり付けて味を馴染ませる。
  B耐熱皿に味付けした鶏肉を入れ,清酒大匙2杯を掛け,ローリエと生姜の薄切り数枚
   を載せ,湯気の上がった蒸し器に入れて強火で13〜14分蒸す。金串を刺してみて
   透き通った汁が出たら火を止め,荒熱が取れたら1.5p幅に切る。
  C純ねりごま(白),出汁,醤油,清酒大匙1杯,赤唐辛子の微塵ミジン切りと下ろ
   し大蒜少々を入れて良く混ぜ合わせる。
  D器にサラダ菜を敷き,茄子と鶏肉を盛って,晒葱サラシネギを散らし,ラディッシュを飾る。
   Cのごまだれを添える。
 メモ:食欲の減退した夏季や,冷房による肌荒れ予防などに効果があります。赤唐辛
  子のピリッとした刺激成分とごまの香りが良く合います。
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