1704日本産鳥類名一覧(見分け方の要点)
参考:日本鳥類保護連盟発行「野鳥図鑑」
△印:わが国では記録の少ない稀な種類
ハト目
サケイ科
△サケイ Syrrhaptes paradoxus
ハト科
ドバト 33.5㎝ 灰黒色で翼に二本の黒線、尾に黒帯のものが基本。体が黒色・白色
・褐色のものや、斑のものが多い。
カラスバト 40㎝ 金属光沢のある黒色の体、赤い脚。
△リュウキュウカラスバト Columba jouyi(絶滅か)
△オガサワラカラスバト Columba versicolor(現在絶滅)
シラコバト 32.5㎝ 淡灰褐色の体、頚に黒い線、尾の先端は白。
△ベニバト Streptopelia tranquebarica
キジバト 33㎝ 赤紫色を帯びた褐色の体、背の鱗状の斑、頚の青色の模様。
キンバト 25㎝ 灰鼠色の頭、紫色の下面、腰の二本線。
アオバト 33㎝ 緑色の体、黄緑色の下面、雄では赤褐色の雨覆羽。
ズアカアオバト 35㎝ 全体緑色の体。
ホトトギス目
ホトトギス科
ジュウイチ 32㎝ 黒っぽい頭と上面、赤褐色味のある胸から下・尾に白斑なし。
△セグロカッコウ Cuculus micropterus
カッコウ 35㎝ 灰色の頭、白い腹に細かい横縞多数。
ツツドリ 32.5㎝ 上面灰褐色、腹の横縞がカッコウより粗い。
ホトトギス 27.5㎝ カッコウに似るが小形。下面の横縞が太くて粗い。
△カンムリカッコウ Clamator coromandus
△オニカッコウ Eudynamis scolopacea
フクロウ目
フクロウ科
△ミナミメンフクロウ Tyto capensis
△シロフクロウ Nyctia scandiaca
△ワシミミズク Bubo bubo
シマフクロウ
トラフズク 38㎝ 上面黄褐色、上下面に黒褐色縦斑、羽角(耳のように見える羽
)は長く、眼は橙色。
コミミズク 38.5㎝ 黄褐色に黒い斑の体、小さな羽角、黄色い眼。
コノハズク 20㎝ 褐色の斑の体、羽角は小さい。眼が黄色。
オオコノハズク 24.5㎝ 褐色の斑の体、羽角を持つ。眼が橙赤色。
△キンメフクロウ Aegolius funereus
アオバズク 29㎝ 全身黒褐色、羽角なし、下面に縦斑、長目の尾。
フクロウ 50㎝ 褐色の斑の体、羽角なし、褐色の眼。
ヨタカ目
ヨタカ科
ヨタカ 29㎝ 黒褐色の体、虫食い状の模様、長い尾と翼、広い口。
アマツバメ目
アマツバメ科
ハリオアマツバメ 21㎝ 額と喉、下尾筒、三切風切羽が白色、先が針状の尾、長
い翼。
ヒメアマツバメ 13㎝ 腰と喉が白色、尾は短く凹尾、長い翼。
アマツバメ 19.5㎝ 腰と喉が白色、尾は長目で燕尾、長い翼。
ブッポウソウ目
カワセミ科
ヤマセミ 37.5㎝ 白と黒の斑の背と頭の冠羽、白い下面、大きめの嘴。
△ヤマショウビン Halcyon pileata
アカショウビン 27.5㎝ 赤い体、赤くて大きな嘴。
△ミヤコショウビン Halcyon miyakoensis(宮古島で採集、絶滅か)
△ナンヨウショウビン Halcyon chloris
カワセミ 17㎝ 青い背、緑の翼、橙色の腹、大きめの嘴。
ハチクイ科
△ハチクイ Merops ornatus
ブッポウソウ科
ブッポウソウ 29.5㎝ 青緑色の体、丸い大きな頭、赤い嘴と脚、翼の白紋。
ヤツガシラ科
ヤツガシラ 28㎝ 褐色と白色と黒色の斑の上面、黒斑のある冠羽、曲がった細い
嘴。
キツツキ目
キツツキ科
アリスイ 17.5㎝ 濃褐色の体、虫食い状の斑紋。
アオゲラ 29㎝ 緑色の上面、波状斑のある腹、赤い鬚。雄では頭頂全体が赤色、
雌では後頭のみ赤色。
ヤマゲラ 29.5㎝ 灰緑色の上面、黒い鬚、雄では頭頂が赤い。
ノグチゲラ 31㎝ 赤味のある体、少ない白斑。雄では赤い頭。
△リュウキュウコゲラ Dendrocopos kizuki nigrescens
クマゲラ 45.5㎝ 全身黒色、黄色い嘴、細い首のくびれ。雄では頭頂全体が赤色
で、雌は後頭のみ赤色。
△キタタキ Dryocopus javensis
アカゲラ 23.5㎝ 黒と白の横縞模様の上面、翼に目立つ白斑、下腹は赤色。雄で
は後頭頂に赤色。
オオアカゲラ 28㎝ 黒と白の横縞模様の上面、腰は白、下面に縦斑、下腹は赤色。
雄では頭頂が赤色。
コアカゲラ 16㎝ 黒と白の横縞模様の上面、下面は白色。雄では頭頂が赤色。
コゲラ 15㎝ 黒褐色と白色の横縞模様の背、白い眉斑。
ミユビゲラ 22㎝ 黒と白の模様の上面、背は縦に白色、下面に縦斑、脚指3本。
雄では頭頂黄金色。
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