0902c 薬草木・ヘルス・マニュアル(2)
【食草木】
植物名 生薬 用部 効能等 採取・調整法/用量(1日) 花期
アカザ アカザ 茎葉 美味 春若葉を採取 夏
揚げ物,あえもの 別途薬用
アカザ アカザ 種子 美味 秋採取 夏
佃煮
アキノキリンソウ 新葉 健胃,整腸 春採取 秋
春に茎を立てるまでのものをさっとゆ
でて食べる 別途薬用
アケビ 木通 実皮 苦いが美味 秋に採取 春
モクツウ 実皮をさっと湯でて水にさらす。表皮
の硬い部分を取り除く。さらに2時間掛
け水をして苦味をぬく。薄いころもで
揚げる 別途薬用
イタドリ 虎杖根 若茎葉 便秘 春早く伸びた太い茎葉 夏
コジョウコン おひたし,あえもの 別途薬用
イノコズチ 牛膝 柔らか 美味 初夏,採取 秋
ゴシツ い葉 ゆでて水に浸した後に,おひたし,あ
えもの,揚げ物にする 別途薬用
イワガラミ 若芽 美味 4〜6月に若芽を採取 初夏
さっと湯でて,揚げ物,汁の実に用いる
ウド 独活 若芽 美味 春採取 春
ドクカツ 湯にとおし,サラダにする
別途薬用浴用
エビラフジ 若芽 美味 4〜6月に採取 春
湯でた後にあえもの,煮つけに用いる
生の若葉を揚げ物
ギシギシ 羊蹄根 若葉, 便秘 冬越しをしている,若葉,若芽を採 初夏
ヨウテイコン 若芽 取 よく湯でて,あえもの,汁の実に
用いる 別途薬用
キンミズヒキ 竜牙草 若芽 美味 春の若芽を採取 夏
リュウゲソウ おひたし,あえもの,汁の具
別途薬用
クズ 葛葉 若葉 解熱 4〜5月に採取 秋
クズ かるく湯でてあえもの,揚げ物に用い
る 別途薬用
ジュンサイ 新芽 美味 初夏に採取 夏
ワサビ醤油,吸物,酢の物 別途薬用
スイバ 酸模 若葉 早春に若葉茎を採取 春
サンモ おひたし 別途薬用
スベリヒユ 馬歯見 葉茎 美味 用事採取 夏
バシケン さっと湯でてアクをぬき,味噌汁の実,
酢のものに用いる 別途薬用
スミレ 根茎 珍味 夏に採取し,日干し 夏
太い根茎を「とろろ」にして食する
珍味であるばかりでなく血圧降下によ
い 別途薬用浴用
タラノキ 惣木芽 新芽 滋養強壮 3〜4月上旬採取 春
ソウボクヒ 揚げ物で食す,美味山菜の王様
別途薬用
タラノキ 惣木芽 新芽 滋養強壮 3〜4月上旬採取 春
ソウボクヒ 塩漬物または,漬物の塩を戻して揚げ
物として食す
ツユクサ 若芽 珍味 夏〜秋に採取し日干し 夏〜秋
先端部を揚げ物 別途薬用
ツリガネニンジン 沙参 若芽 甘味 春先の若芽を採取若芽は臭いが強いが 秋
シャシン ゆでると消える
おひたし,汁の具として用いる
別途薬用
ナズナ 若葉 動脈硬化 春に若葉を採取 春
青汁として服用,あえもの,おひたし
として利用 別途薬用
ネムノキ 合歓皮 若芽, 珍味 春に採取する 夏
ゴウカンヒ 若葉 ゆでてあえものなどに用いる
別途薬用
ノビル 若葉 強壮 用事採取 晩秋
味噌あえ,すま汁,さっと湯にとおし
食べる 別途薬用
ノビル 鱗茎, かぜ 秋〜冬に堀取り 晩秋
葉 生の鱗茎を刻みすまし汁にする
マタタビ 木天蓼 果実 疲労快復 8〜11月採取 春
モクテンリョウ 塩漬けとして1日1〜2個食す
別途薬用酒用
マタタビ 木天蓼 果実 疲労快復 8〜11月採取 春
モクテンリョウ 酢に漬けてピクルスとして1日1〜2個食す
ミョウガ 花穂 美味 春〜夏に採取 春〜夏
汁の実,酢の物,揚げ物,つま
別途薬用
ヤマノイモ 山薬 根 去痰 秋葉が落ちた頃採取 夏
サンヤク 生のヤマイモを蒸焼きにして砂糖をつけて
食べる 別途薬用酒用
ユキノシタ 虎耳草 全草 むくみ 5〜7月開花期に採取し陰干し 春
コジソウ 揚げ物として食す 別途薬用
リンゲ 茎,葉 美味 3〜5月に採取 春
花 揚げ物として価値が高い,湯でてあえ
もの,汁の実,煮ものに用いる
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