きり
(1)ゴマノハグサ科の落葉高木。古くから各地で植栽される。葉は長い柄がある大きな
広卵形で、軟腺毛を密生。初夏、枝頂に淡紫色の花を多数円錐状につける。
材は軽く狂いが少ないので箪笥(たんす)・琴・下駄などにする。
〔「桐の花」は [季]夏。〕
(2)模様・紋章の一。桐の花や葉を図案化したもの。皇室の紋章。また神紋にも
用いられる。五七の桐、五三の桐など。
(3)花札で一二月にあたる札。
(4)〔胴に桐材を用いるので〕琴の異名。
(5)〔桐紋の極印(ごくいん)を打ってあるので〕大判・小判、また、金銭の異名。
出典:goo 辞書
|