机の上に置いている、プラナリアの入れ物の水面にゴマ粒みたいな黒いもの発見。少し細長いのが４つ、肉眼でも分かる。大きさは 0.6mm x 0.2mm 程度です。気になったので顕微鏡でのぞいてみました。最初、普通に（透過光で）見たら、真っ黒。あまり期待もしないでハロゲンのランプで上から照らしたら、あらら・・・これは面白い！
 拡大図 |
 同じく「へり」の部分 |
右と左は倍率同じです（網目の巾が15μm というところ）。網目の真ん中がふくらんでいる感じですが、どうなのか、直接見てもよく分かりません。残念。それにしてもなんでこんな網目になってるわけ？
さて、それにしてもこれは何だろう！ そういえばたしか、蚊が飛んできてたなぁ。もしかして、卵？ ということで本を見てみました。
安富和男、梅谷献二 1995 原色図鑑／改訂・衛生害虫と衣食住の害虫 全国農村教育協会
この本、さすがにタイトル通りで、すばらしい写真が沢山あるのですが、この網目のやつはのってないです。でも、トウゴウヤブカの卵の写真は、形がそっくり。表面も気のせいか、なんかざらざらっぽい感じ。但し色はもっと白っぽい。
大きく分けると、卵をまとめて産むタイプと、ばらばらに産むタイプがあるらしいです。これは当然バラバラタイプですが、正体が気になるところ。