Macintosh PowerBook 1400cs/117 & 1400c/166 G3

1400 PowerBook 1400cs/117である。
csはDSTN液晶で表示はお世辞にも良いとはいえない。
所有機もドット落ちこそないものの、バックライトの
ムラはかなりあって見づらい。どうしても使いたいの
であればTFTのに交換するしか満足な方向はないだろう。
しかしキータッチはいい。使い込んでテカリはあるが、
今までの所有PBでは一番いい。PB550cに似てるかも?
欲をいえばもうすこし、しっかり感が欲しかったところ。
キータッチの良いKBは使っていて疲れない。

CDDは8倍。遅くもなく速くもない、そこそこレベル。
もちろん今どきのもの較べれば格段に遅い。
G3化もできるし、カードもいける、微妙なマシンだと思う。

603e/117MHZ/
RAM 16MB
HDD 770MB
EX DRIVE(×8 CD ROM&FD)
OS MacOS 7.6
G3/333MHZ/1MB
RAM 64MB
HDD 1GB
EX DRIVE(×12 CD ROM&FD)
OS MacOS 9.1

そこで自分なりに最高の1400にするべく、アップグレードを試みた。
ベースマシンを1400cs/166に代える事にした。117は売却。
どうやら117と133&166とではLBが違うらしく、オンボードRAM
が8MB~16MBで最大に積める量の差となって表れるらしいからだ。
この辺の理屈はiBook (Dual USB)前期でも同じだった。
液晶もベゼルごと交換。ネームプレートはクロック数が入らない「1400c」。
TFTはDSTNと較べて、極めて綺麗で見やすいが、寿命のある液晶の経年変化か
、某NEC製ノートの方が綺麗という声も聞かれた。個体差か??

今は亡きINTERWARE社のBOOSTER/G3/333/1MによってG3化。
166も良かったが、さすがG3は現役の証し。これを機にOSも9.1へ。

CDDが12倍になった。これは166のベースマシンがそうだったのだ。
やはりCDDは12倍から...かな?

RAMをMAX64MBに。正直、これでも少ない。仮想メモリーは必須だが、
アプリによっては仮想では動かない場合があり、(速度重視のため)
問題もなくはないが仕方ないところ。

DIT NetJoyにて10Base/T内蔵。しかしPCカードの方が早いのでほとんど使わない。
これも166に装備されていたものだ。ネット環境がルータ経由になった関係で重要な
ポイントといえる。ちなみに1400の用途の大半はネットである。

1400はHDDが遅い。G3化によって余計に際立ってしまった。かつては専用キット
があったが、最近は見かけない。LB自体のアーキテクチャーがNubusだからHDD
そのものに託すほかはないようだ。容量もいっぱい、いっぱいだし大きいのがいい。
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