指揮者の紹介
松原千振(主宰・指揮)
国立音楽大学卒業後1976年渡欧。フィンランドのシベリウスアカデミーに学び、マスタークラスを修了。エーリク・エリクソン、ダン・ウーロフ・ステーンルンドに師事。
1978年からフィンランドを中心に北欧およびバルト海諸国で活動。ヘルシンキ大学男声合唱団の第二指揮者として、多くの初演を手がけ、1985年からフィンランド放送室内合唱団の指揮者としてルネサンス時代の作品の指揮にあたる。1988年から、バルト海諸国のプロ合唱団と共演し、エストニア・フィルハーモニー合唱団、ラトビア放送合唱団、リトアニア放送合唱団の客演指揮者を務めるなど国際的に活躍。
1997年東京混声合唱団常任指揮者に就任。数多くの世界中の合唱作品を日本に紹介、初演。また邦人作品の積極的な海外普及につとめる。またアマチュア合唱団の海外交流を含む指揮や指導、合唱講習会、指揮者講習会の指導などにも、深い知見による貢献が知られている。2003年神戸市文化賞奨励賞受賞。
今井邦男(指揮)
東北大学教育学部(音楽専攻)卒業。作曲を福井文彦、田三郎、指揮法を久山恵子、黒岩英臣に師事。 1978年英国ケンブリッジ州立芸術工科大学音楽学部に留学、指揮法をN.ハーン、合唱指揮法をR.リーブ、ハープシコードをM.ポッツ、リコーダーをE.ナレンに学ぶ。他にG.レオンハルト、K.ギルバートのハープシコード・マスタークラス、シュトゥットガルト国際バッハアカデミーでH.リリングの指揮クラスで学ぶ。
現在、尚絅学院大学女子短期大学部教授、仙台バッハアカデミー音楽監督、宮城県合唱連盟理事長、全日本合唱連盟副理事長、同東北支部副支部長、日本作曲家協議会会員、日本合唱指揮者協会会員、仙台作曲家集団同人。合唱団「六月の歌声」、グリーン・ウッド・ハーモニー、コール・シャロン、コール・ツェルコーヴァ、コールなでしこ、東北電力ミッターゲッセン・コールの常任指揮者。
宮城県芸術選奨受賞。全日本合唱コンクール全国大会、宝塚国際室内合唱コンクール等で金賞受賞。