一連のHTB不祥事がらみの記事をROMっていた時、ある、見覚えのあるメールアドレスを目にしました。それは、
hensei@htb.co.jp
です。
このアドレスを最初に目にしたのは、もう2年も昔のことです。「ただいま満室」というドラマ番組が全国いっせいに放送開始になる中、ひとつHTBだけが1週間遅れとなることについて苦情を言った、わたくしは、ある掲示板で『HTB擁護派』を自称する奴(本当に擁護派だったのか、単なる煽りだったのか、それともHTBの社員がなりすましていたのかは、今となっては解明のしようもありませんが)と喧嘩になりました。そのやりとりの中で、その『自称・擁護派』が、HTBからのメールを受け取ったと称して晒したのが、以下のメールです。
[差出人]
hensei@htb.co.jp
[件 名] シークレットです
[内 容] (うろ覚えのため細部は異なるかも知れませんが、概要は合ってると思います)
HTBでは、独自の番組編成を行っているため、他地域とは放送予定が異なります。
ご理解ください。
これより前の時点で、わたくしは、HTBに説明を求めるメールを、自分の住所・実名入りで送っており、その際に、当該掲示板上で論争が存在していることを明記してありました。で、この晒されたメールなるものを見た時点で、わたくしは即座に「(1) hensei@htb.co.jp というメールアドレスは存在するのか (2) このようなメールを、局外の第三者に送信した事実はあるのか」を、住所・実名入りのメールで問い合わせています。しかしながら、これに対するHTBからの回答は、いまだにありません。その上、このメールを受け取ったという煽り野郎が逃げてしまった以上、このメールが本当にHTBからのものであったかどうかの検証は、わたくしには不可能でありました。
かりに、このメールが本当にHTBからのものであったとすれば、これはとんでもないスキャンダルになります。なぜかと言えば…
- 地域内視聴者からの、住所・氏名を明記した問い合わせは黙殺したにもかかわらず、地域外の、しかも匿名の第三者には、自局に都合のいい意見を述べているという理由で、返信を出した→【差別的対応】
- 外部の掲示板で問題になっている事実を認識した上で、一方だけに都合の良い情報を流した。タイトルが「シークレットです」になっているのは、差別的対応をしたことをもう一方の当事者(=われわれ)に知らせてほしくなかった→【事実隠蔽】
- 文面が、企業が外部の人間に向けて発行したものとしてはあまりにも稚拙→【不作法】(笑)
さて、このアドレスは、それから長い間、実在するのか否かすら検証され得ぬまま、野晒しにされてきたのですが、このたびの一連の騒ぎの中で、ふたたびから、HTBから不作法なメールが出されたという投稿が某掲示板に寄せられ、その送信元アドレスがあの
hensei@htb.co.jp だったのです。これに関しても、真実かどうかを検証する術は、いまのところありません。しかし、わたくしの時から2年もたち、以前の事件のことを知る者がきわめて少ないことや、内容の奇妙な一致(企業から出した文面としては著しく不作法で簡略化されすぎた文章)などからみて、このメールアドレスがHTBの、実在するセクションのものである可能性は高くなったと、わたくしは考えております。
さて、これらの事実から、わたくしなりに推測した結果をまとめてみましょう。
- HTBという会社は、自社に都合の良い意見を言う者には、裏でこそこそとコンタクトを取り、批判的な者は黙殺する体質を持っている。
- しかも、報道機関とは思えぬような、自社に都合の悪い事実は隠蔽したがる体質を持っている(2年前のメールのタイトル「シークレットです」を思い返してください!!)
- 企業人としての文章を書く能力のない奴がいるらしい(爆)
さて、これらの点から、みなさんはどういう感想をお持ちになりますか? わたくしは十中八九、HTBからのメールだったと確信しております。みなさまは、みなさまなりの結論を、組み立ててみてください。