「つまらない」の悪循環を治すヒント
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仕事には二種類あるはずです。
「つまらない仕事」と「やりがいのある仕事」。
やりがいのある仕事をもらったときにはバリバリやりますよね?

さて、「つまらない仕事」をもらったとき。あなたはどうしてますか?
OLの人たちは「つまらない仕事ばかりもらっててやる気がない。
わたしの存在っていったいなんなの?」と考えているらしいです。


ただ、これをよく考えてみてください。
「つまらない仕事をもらう」→「やる気が湧かない」→「適当にする」→
「だから会社はOLには任せられないと思う」→「ますますどうでもいい仕事が
回って来て」→「もっとやる気がなくなる」→・・・・・・・・・そのうち会社を辞める。


という悪循環の図式になってませんか?



これって恋愛にも似てるかもしれませんね。
愛して欲しいのに、冷たくされるからと言って、
愛することを放棄してしまっては、ますます相手の愛は得られないでしょう。
やっぱりこっちの愛が深いものでなければ、相手に気持ちは通じませんね。


今、もし、あなたがすごく好きな相手がいたとして、その気持ちが真剣なもの
であれば、それを伝えようと結構頑張るじゃないですか。セーターを編んだりとか、バレンタインにチョコレートを贈るとか。たとえ彼の目に触れないところでも(好きな人が会社のひとなら)机の上を特別丁寧にふいてあげるとか。


・もしかしたらそのアピールは「無駄」になるかもしれません。
 でも、やるだけのことはやってみよう、っていう気持ちになりますよね?
 「今の自分でコレだけベストを尽くして、頑張って、それでもダメだったら、
  仕方がないな」と諦めもつくだろうし、次のステップへ駆け上がることが
  きっとできると思うんです。



こういう恋愛では気持ちを持てるひとが多いのに、仕事ではそうはいかない
ひとが多い。女性は恋愛では一生懸命にアピールするのにね。

「いい仕事が回って来ない、わたしの存在を認めてくれない」と嘆く前に、
これだけ私は仕事がしたいんだ、やる気があるんだって意志をしっかり
相手にアピールしなくては。


早い話、恋されるための努力をしよう。
そっちのほうが、結果が思い通りに出なくてもすっきりするし
得ですよ。(^^)


もちろん、どれだけ真心を尽くしても通じない大バカ男っていうのがいるように、
どうしょうもない会社っていうのもあります。やるだけのことをやってダメなら、
とっとと見切りをつけることも必要です。


それだってやるだけのことやったんだ、そう思えるぐらいに努力したならば、
気分んはスッキリするはずです。面倒がらずにやったならね。



参考:「きっとあなたにできること」著者:唯川恵、PHP研究所出版
(女性向けで本当にやさしい言葉で書いてありますよ。)