【2】私の生活の大半は阿蘇の野のパソコンです。

 稲益親義さんはお隣の白水村在住です。パソコンを始めたのは37年間の教職に別れを告げる一年前。退職後は体力維持と健康作りの為、村の散策や山歩き楽しむなか、今まであまり気にかけなかった野の花の可憐な美しさに引かれるようになりました。そうなると次はデジカメにはまり込みます。
 山路を汗をかきながらお目当ての野の花を探し、やっと巡り会える可憐な花は「何してたの。ずっと待ってたのよ」と優しく語りかけてくれるようで、疲れも吹っ飛びます。

雲の上ではありません。
今日は雪の阿蘇の杵島岳に登りました。

サルトリイバラの実

フデリンドウ

 小さな花の前にひれ伏してシャッターを押す様は、あまり見られたくない姿です。
時には二日酔いの千鳥足で、不覚にも猿ならぬ「猿トリイバラ」の棘にズボンを取られて原野にデングリ返る様に、
花は笑わなくても、自分でもおかしなくらい滑稽きわまりない姿です。

そんな非常時でもデジカメだけはしっかり懐にガードしています。
独りで留守番している家内にちょっぴり申し訳ない気もしますが、そんな出来事を夜の食卓を囲み、
一杯飲みながら楽しく語る我が家は、2人きりの茶の間でも笑いが絶えません。

 寝る前に今日撮った画像を必ずパソコンに取り込みます。こうして「阿蘇望亭アルバム」という自作のホームページが誕生しました。

稲益さんのホームページです

http://www6.ocn.ne.jp/~asobotei/
    「ようこそ阿蘇望亭へ

 ホームページの野の花の画像は、さすが教職の経験者です。
純粋な子供の目で見つめた「阿蘇の野の花」のアルバムは訪ねる人を魅了します。
 是非お訪ねください。