産業廃棄物不法投棄監視業務 10月の巡回監視報告
ここにも環境汚染の厄介物がありました。 市民のオアシス、熊本市の画図湖は豊かな湧水で出来た湖で、下画図湖から加勢川となって有明海にそそぎます。
濃い緑が、かっては画図湖を我がもの顔に占領していたホテイアオイ(タイワンナギ)ですが、今ではウオーターレタスが大半を占めています。熱帯亜熱帯地方原産ですが、観賞用として持ち込まれた水草です、不要になっては川に捨てられ繁殖した物です。 |
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10月4日 |
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ちなみにこの画像を拡大、図鑑と照らし合わせてみました。 |
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10月8日 これが不法投棄の現場です。 |
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不法投棄の現場は数々見てきましたが、ここは人里離れた山の中ではありません。熊本市の近郊の町ですが、管内の最も重要監視地点の現場です。まだ左の方に30m程続きます。テレビ、タイヤ、単車、マット、洗濯機、冷蔵庫、ビン、缶、それらに混じって生ゴミが悪臭を放っていました。見えてるのは氷山の一角で谷底まで達しています。谷の向かいは最近分譲された住宅地ですが、犬の散歩、ジョギング等で近所の方が偶然遭遇するくらいで、目立たない場所でした。 この町を、廃棄物のゴミ捨て場と思って捨てる不届き者の家の庭に、これを放り込んでやると、さぞスッキリするだろうと思いながら、離れた場所で双眼鏡片手に、しばらく監視を続けましたが、この日不届き者は現れませんでした。 ちなみに違反者は、 |
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町では、捨てないよう看板を設置して呼びかけていますが、何のその。対策として、今年度中には撤去して柵を張り巡らすそうです。 |
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今ではあまり見られなくなった山間部棚田の掛け干しです。久久ぶりに目にすることが出来ました。
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10月23日 |
してやられた〜 |
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10月8日の不法投棄現場のすぐ近くの投棄場です。新規に見付けた地点ですが、現在進行中の感じがありましたので、特別監視地点とマークしていた矢先の2日後でした。堂々とタンスが捨ててありました。あまり車の往来がない道路端ですが、路肩に車を付けて、そのまま放り込んでは、サッと逃げます。 |
ここも同じ地区です。5日前までは何もなかった畑沿いの里道ですが、突然の廃車にビックリ。何処から運んできたのでしょうか。ユニック車で運んだのでしょう。まだ数台置ける広さですので増える可能性ありです。 |
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いずれも「5年以下の懲役、あるいは1000万円以下の罰金」に処していただくべく監視を強化し、投棄の証拠をつかみ、行政に報告出来ればいいんですが..........。 |
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あるゴミ捨て場に立てられた看板です。不届き者はやはり厳罰に処せねばなりませんね。 「打ち首、島流し」までいかなくても、「尻百叩きの刑」くらいでもいいんですが。 地区の自治会長さんの直筆と思われる、私達の疲れを癒す心地よい看板でした。 |
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