Vol.15

存続が心配されていた会場のアスペクタも三年間存続が決まりました。

「Country Gold」も15回を迎えました。長年親しまれた会場の久木野村「アスペクタ」は、
今年で一つの区切りを迎えるかもしれないと、全国から多くのファンが駆け付け、今年は最高の観客でした。
「アスペクタ」は、グリーンピア南阿蘇の活性化対策として、県が年金資金運用基金から土地を無償で借り受け、敷地面積2ha、最大観客収容数5万人、横幅132.6mの巨大なステージを有した野外劇場を、7億3千万円で整備し、昭和62年にオープンしました。まさに世界最大級の野外劇場です。
 カントリーゴールド実行委員会会長/チャーリー永谷氏。ご自身のステージが終わると毎年客席を回って挨拶をされます。昨年は捕まりませんでしたが、今年は無事Get!。この時ここに居なかった仲間は悔しがることしきり。屋台で「だご汁」を食べていたのです。
チャーリーを囲んで記念撮影。
♪「 My name is Goodtime Charlie]
「約束の日」年に一回の同級生との再会。東部のダンディーと西部の男??。

 国所轄の事業団が、大規模年金保養基地「グリーンピア南阿蘇」から行政改革の一環としての撤退を表明したのは平成10年でした。 お祝いに駆け付けていただいた潮谷熊本県知事も挨拶の中で「カントリーゴールドは来年も続けて欲しいし、県もお手伝いしたい。しかし、国の特殊法人改革の中で隣のグリーンピア南阿蘇のホテルが5月末をもって運営を停止した以上、本来ならこの土地は原状回復して返却せねばならない。このような厳しい現状もご理解いただきたい」と述べました。

 私達のシートには毎年この「約束の日」に再会する仲間であふれ、入場と共に各シートでミニパーティーが始まります。自由気ままに生のカントリーミュージックを聴きながらの楽しい一時も、夕刻近くになると阿蘇地方はひんやりと冷え込んできます。そんな時刻には、団子汁やうどんのコーナーは列が出来ます。私は毎年久木野村の暖かい肉そばが欠かせません。いつもわがままを云ってスープとネギを多めに入れてもらいます。
久木野村の出店コーナーです。
 久木野村の飯法師一幸村長は「アスペクタから文化を発信し続けられるよう努力すると共に、来年もこの地で『約束の日』を迎えられるよう念じています」と挨拶しました。


10月31日をもって「アスペクタ」は閉鎖されました。熊本県は今年度末までには存続の有無の結論を出します。

 現在久木野村で進めているグリーンピアの譲り受け交渉が成立すれば、県は「アスペクタ」の敷地を村から借る形になります。県の施設「アスペクタ」も閉鎖する事もあり得ますが、頑張っている久木野村の為にも、また毎年楽しみにしている「Counrty Gold」ファンのためにも、是非「アスペクタ」を存続していただきたいものです。

こんな経緯の後、潮谷義子熊本県知事は10月2日県議会で
「熱烈な存続要望がある。
南阿蘇三村(久木野、長陽、白水)の合併に伴う村づくりも念頭に、
現状のままで三年程度、必要最小限の管理をして状況を見極めていきたい
と一般質問に答えました。

今、このアスペクタを残すべく、署名運動が起きています。
存続に賛同されます方、署名の用紙は下記のページから印刷して署名の上、是非FAX お願いします。

http://www.countrygold.net/aspecta/fax_print.html

皆さんご協力有り難うございました。署名運動は閉じさせていただきます