エスペラントって何?

エスペラントは1887年、当時ロシア領だったポーランドのユダヤ人眼科医ザメンホフ
(L.L. Zamenhof)が提案したものです。

母国語の異なる人々の間で意志疎通をはかろうとしたときに、言語上の障壁を解消するための
補助語として機能することをその目的としています。
そのため,「国際語」「世界語」のほかに,「橋渡し言語」などといわれることもあります。
語彙などはラテン・ゲルマン・スラヴ各諸語などヨーロッパの言語をもとにしています. 
現在、世界各国には、エスペラントを学び、そして話す人がいます。
オランダロッテルダムにある世界エスペラント協会には、世界約80カ国が登録されています。

エスペラントはどんな言葉か  

◆文字と発音はほとんど一致しているので、文字の通り読んで発音の通り書けばよいのです。アクセントは常に後ろから二番目の母音にあります。
例:amiko(友達)「アミーコ」 japano(日本人)「ヤパーノ」  

◆アルファベットを以下に示します: Q,W,X,Yはなく、字上符の付いた文字があります。

◆造語能力があるので、単語の記憶が楽にできます。
例:lern(学ぶ)ej(場所)ant(する人)o
(名詞語尾)→lernejo(学校)lernanto(学生)  

◆動詞は基本的には過去、現在、未来の3つの語尾変化を覚えれば用が足ります。
 語尾が ____過去は= is 現在= as 未来= os
学んだ lern-is
学 ぶ  lern-as
学ぼう lern-os

◆語順によってニュアンスをあらわせます。
「-n」は「〜を」とだいたい同じです。
例:Esperanto naskas revon.「エスペラントは夢を生み出す」   
Revon naskas esperanto.「夢を生み出すんだ、エスペラントは」   
Naskas esperanto revon.「生み出すんだ、エスペラントは夢を」   
Naskas revon esperanto.「生み出すんだ、夢を、エスペラントは」

詳しく知りたい方は以下の豊中エスペラント会のホームページを訪問してください。
エスペラント語とヨーロッパの言語との比較
(とても分かりやすく簡潔に説明されています)
http://www.bongo.ne.jp/~teg/hikaku.htm


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