・Purple Jelly
パープルジェリーは、聞けない歌。
嫌いではなく、むしろ好きな部類に入る歌。
あのうねり。
あの声。
かなり気持ちがしっかりしている時でないと、聞けない。
あの声。
あの歌詞。
この歌は悲しみ。
ポジティブであるというbjcから、最も遠い。そして、bjcらしい歌。
悲しみ・・・・・。
いや、むしろ絶望。
世の中に、、、、自分に、他人に、すべてに。
この歌を初めて聞いたとき、ベンジーがどうにかなったかと思った。
素直に怖いって、思った。
そして、聞く機会を少なくし、CDでは飛ばしていた。。
紫色のジェリー その中へ行きたい
紫色のジェリー その中へ行きたい
ある意味逃避。
逃げているんだ。
bjcは逃避なんかしない。
逃避をしない人の逃避。
絶望をしない人の絶望。
顔を下に向け
顔を下に向け
この曲を7/28(Fuji)に持ってくるとは、、、、、!
Come onじゃない。この曲を・・・・・。
苦しかった。
なんで?がグルグルまわった。。。
最期に、最期になんで?
「明るく行こうよブランキー。」
なんて、微塵も思わなかった。
発信している人の気持ち。
美化委員の気持ち。
みんなが反応しない世界。
つまらない世界。
すべてが一方向の世界。
発信していた彼らは、本当はつらかったのかい?
美化委員は絶望と戦っていたの?
群集に、血の巡りの悪い政治家に、
屈っしちまうの?
無力
無力な自分
猿すら救えない
人々を救えない
この猿を 救っても・・・・・、救えたとしても、
隣の猿は?
次の猿は?(輸入されてくる)
(後から、後から、後から)
世界に溢れかえる貧しい人々。
そこを助けても新たな戦争が・・・・・。
蹂躪される人々、泣く子供たち。
猿はベンジー。猿はふくふく。猿は世界の子供たち。
顔を下に向け 顔を下に向け
傷だらけの天使はもう この街には降りない
でも!でも今の現実!
猿が、小さな猿が僕の指先を
指先を握り締めているんだ。
手から、震えが伝わってくるんだ!
助けたい
助けたい
僕はどうすればいいんだ?
傷だらけの天使はもう この街には降りない
傷だらけの天使はもう この街には降りない
「ベンジー!」(違うよ!)
声が震える。
確信も証明もできない。
今の世の中そのものだもん。。。。。
小さな猿が僕の 指を握り締め
顔を下に向け
顔を下に向け
下北沢のペットショップで
顔を下に向け
(ううう)
顔中にマーマレードを塗りたくる自虐的行為も
気のぐれたふりをするのも
Candy Storeのドアを開けるのも
カンガルーに酸素を与えることも (ふくふくは、最初はひっぱたく程度だと思ってたけど)
太陽に打ち抜かれてしまうことも
嗚呼!
紫色のジェリー(叫び声) その中へ行きたい
紫色のジェリー その中へ行きたい
小さな猿が僕の 指を握り締め
顔を下に向け
顔を下に向け
目を背けてしまうことは簡単
目を背けてしまうことは簡単
でも、向き合って、最期まで頑張っていた人の逃避。
出血多量で死にそうさ
小さな猿が僕の
少し
震えなが
小さな猿が僕の
下北沢の
顔を下に向け
顔を下に向け
紫色のジェリー
その中へ行きたい
紫色のジェリー
その中へ行きたい
もう、この曲のことを、書くことは無いって、思ってた。
ベンジーが、苗場がやってくれたんだ。。。。。
ありがとう。
ありがとうブランキー。
愛しています。