近頃、曲の感想を書いていない。(現時点で1/19なのですが)
やばいなー、ってところでも何故かシャーベット。(^^

しかも、もう感想ではなく思い入れだなぁ。
一個一個を潰していくのではなく、今年は好きなときに好きなものを。
の精神でいくつもりです。



・ソリ
この曲はとっても、とっても大好きです。

そして、この曲の歌詞カードはめちゃめちゃです。
なんでだろ?

まず、歌詞カード作りから始めます。


雪の中を走る 木でできたソリが たてる美しい音を
あなたは 知っているかい もしも知らないなら

想像してくれよ そこがたとえどんな ひどい場所だとしても
君は君の力で 何処へでもいける
瞳をあけたまま 宙をみつめ

降りしきる雪の 中を走っていゆく
美しいソリの音が きこえるだろう

手綱を握る手が寒さで凍えそう 真っ赤なほっぺたにぶつかる粉雪が
にせものだなんて 誰にいえるの
にせものだなんて 誰にいえるの

それなら君にいうよ 音楽が流れて
青い森の中へ 行こう二人で
陽射しが胸の奥で微笑むから



降りしきる雪の 中を走っていゆく
美しいソリの音が きこえるだろう

手綱を握る手が寒さで凍えそう 真っ赤なほっぺたにぶつかる粉雪が
にせものだなんて 誰にいえるの
にせものだなんて 誰にいえるの



歌詞カードに書いてあって言っていないところがある。
バーボンソーダ・作りたての犬小屋

なんかベンジーにふれた感じ。



今日ふくふくは風邪で午後休を取りました。(んで、さっきまで寝ていたのですが)
会社の帰りにバスに乗ったのですが、そのバスの中から見える冬の景色の中で
聞いたこの曲がとっても良かったです。

バスの中は暖かく、こんな時間ではおじちゃん、おばあちゃんしか乗っていません。
で、時間がゆっくり流れているのです。
ふくふくは頭が痛くて朦朧としていましたが、周りはなんか幸せそうでいい感じでした。


思い入れは他にもあって、
ほかのつらい時にも、この曲が頭の中に流れてきました。

ふくふくが日光にツーリングに行って雨の中帰る時です。
ふくふくは無謀にも雨具を持っていませんでした。
霧の中「あ、赤いランプだ。カーブかも?」とかやっている時です。
日光街道(道が狭く車が抜けなくて)でイライラしている時にも
かかってきました。さびの部分がずーっと、繰り返し繰り返し。

先輩のバイクの慣らしのツーリング。
スピード出せない。

しかも、行きで同じ道を通ったから解っている。
日光街道からインターまであと、30分はかかる。
んで、宇都宮インターから、川崎まで2時間はかかる。
高速連休最後で混んでいる。
雨はどんどんひどくなるばかり。
高速が終わっても、環八(環状八号線)も混み混みだろう。
まだ、日光街道も終わっていない。

そんな時に流れ出したんだ。

「雪の中を走る 木でできたソリのたてる美しい音を あなたは知っているかい?」

ゆっくり、静かにウツクシク。




青い森?

にせもの?

歌がかっこよすぎる。
ふくふくの心を捕らえて離さないサビ。

そして、ベンジーの声が優しく優しく聞える。
この曲は優しい曲なんだ。

ジェットヘルは雨のときに唇が痛い。
100キロで走れば、100キロの痛み(?)。
夜の高速。車のみずしぶき。
ゴーグルにつく水玉。車のライトで良く見えない。


ソリを歌う(さびだけだけど)。
速度も分らない。すり抜けだらけ。料金所。(この時、財布の中のお金が全部くっついて大変な事になった。)
悴んで動かない指。水が溜まっているブーツ。

雨。雨。雨。



ソリのたてる音ではなかったけど、ふくふくにはきっと聞えたと思う。
バババ。って、鳴っていたバイクでしたが、意識は「帰るんだ。」だけでしたが。

そして、胸の奥には陽射しが・・・。