・仙台アクセル
今、7月18日です。
仙台アクセルの日は、5月27日。。。。。
2ヶ月近く放っておいたのは、7月8、9日が特別な日だったから。
久しぶりの、ブランキーで飢えていたんだ。
でも、あの発表の後、全てが混沌となった。
それはきっと日常のなかのバランス。
ふくふくの日常の中に当然のようにあって、当たり前にあるべきものが
なくなるということ。
発表のときなんぞ、「ああ、やっぱり。」と、「ああ、そんな・・・・。」が、
グルグル周り出して、コーヒーの中にミルク、クリーム色になったミルクコーヒーの中に油、
茶色く変色した油の中にどす黒いヘドロ。
まわす、スプーンも杓文字になり、櫂になり、グルグルがガリガリになり、そのうち入れ物を叩き割って、
泣きながら叩き割って、ブン回して、メチャメチャにして、メチャメチャにして、人も物も、周りの人も
すべて壊してしまう。。。。そんな感じ。
(心の中でですよ。)
ブランキーを見に行く2度目の仙台。新幹線に乗り込むときなんざー、
結構悲壮感漂わせてました。
眠ることなく着いた仙台。
ブランキーのお友達と、時間を潰し、更に合流した仲間達とバスに乗り込む。
シャトルバス。
乗っている人みんなブランキスト。
(蝦夷の時だって、そんなことなかった)
こんな嬉しいときにも、みんな押し黙ってた。
バスの中で少し眠る。
いい間がとれた。
会場にはもう人がたーくさん並んでいて、
ふくふくは67番という信じられない番号のためか、ちょっとご機嫌。
グッズを購入し、開場まで待つ。
開場。
前から3列目という位置に陣取る。(もっと前もよかったけど、ねじ込むのもやだった。)
ちょっとベンジーよりの真ん中。
目を瞑って待つことにする。
SEでおまえが欲しいが流れる。
来た。
bjcだ。
セットリスト
1.SALINGER
2.JET LAG
3.僕の心をとりもどすために
4.SEA SIDE JET CITY
5.パイナップルサンド
6.小麦色の斜面
7.ガソリンの揺れ方
8.ADVENTURE OF GOOFY
9.サタデーナイト
10.風になるまで
11.彼女は死んだ
12.DERRINGER
13.Sweet Days
14.COME ON
15.SKUNK
16.ICE CANDY
17.赤いタンバリン
Encore〜
18.不良の森
19.D.I.Jのピストル
20.英語の歌1
21.英語の歌2
小麦色の斜面!
なんかね。これは、本当につぼにはまった。
あまりにやるとは思ってなかった曲。
そしてそんなに好きでもなかった曲。
でも、今日はキた。
風になるまでも凄かったけど、ふくふくにとっては、「小麦色の斜面」。
圧倒的に思い知らされた。
ブランキーが好きなんだって。ブランキーが好きなんだって。ブランキーが好きなんだって。
この日のベストテイク。
泣いた。
それもボロボロと涙をこぼして。
声は出てなかったと思う。(でも自信なし。)
まだ中盤なんだよ。
これは泣く曲じゃないんだ。って、思えば思うほど涙が流れた。
もう上も見てられなかった。。。
声の出なかったベンジーの(Zepp東京)がサッって、浮かんで消えた。
あの日のベンジーを破滅型ロッケンローラーって、現した人がいる。
あの声を、不利を無くすかのように炸裂してた達也のドラム。
そんな中を慎重に刻む照ちゃん。
なくなっちゃうんだ。
もう聞けないかもしれない。
この小麦色の斜面の空気を鮮明に出せるbjcに触れるのが最期かも・・・・。
ふくふくは、このとき仙台と横アリ(結局、沖縄に行くんだけど)しか、考えてなくって、
しかも、仕事の中国出張が横アリに重なりそうで、
本当に「最期かもしれない!」って、気持ちで望んだんだ。
そのなかで、聞いたこの曲は本当に本当にカッコ良かったんだ。
見渡す限り小麦色の斜面の途中に止まってるトラックの荷台にわらを敷き詰めて
その上に寝転んで息を吸うのさ
寒くもなく暑くもない秋の夕暮れ
子供の頃から、楽しく遊んでたぜ。
そんな思い出を思い出して、懐かしくなった訳でもない。
もっと、いろんな事してたもん。
ブランキーが歌うからだよ。
風景が見えるって、知ってるからだよ。
泣くとこじゃないんだよ!
ベンジーが歌ってるんだよ!
虫たちがやさしく 囁くのが聞える
風は近づく冬の気配を 感じさせてくれるし
草の香りに包まれて
なんで、なんで今こんな曲をやるの?
お別れなの?
俺は 今 この風景の中に居るんだね
たった・・・・・、たったそれだけのことで どこへ向かってるのなんか 知らない
ただ胸が激しく鼓動を打つから
わかんないよ。
すっげぇ苦しいよ。
ううう。
曲が終わったときに、となりにいた知らないあんちゃんと握手した。
仙台では、いろんな事があって、お酒を飲みながら、bjcの曲を1こ1こ拾って、、、、
ふくふくは打ちのめされてて、言葉少なめで。
楽しかった仙台。
もう、来ないかもしれないとか思うと、更に苦しくなってくる。
もう、新幹線から風景見て、ブランキーを見に行く事がないかと思うと、
涙がでそう。
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