・悪いひとたち


歌のコトは書けないと思う。

昔、大学に通っていた頃・・・・・・・・・・・・・。
周りがぼやけていた。


適当な毎日。
なんか、どうでもよかった。
死んでもよかった。


ある日、いつものように授業が終わって、
原付で家に帰る途中に
コンビニに寄った時だった。





その曲が流れていたのは。





(その頃、ふくふくはブランキーを聞くのをやめていた。)
でもすぐ、浅井の声だと解った。(ベンジーという名すら知らなかった。)


独特の声で、

ゆっくり

優しく(悲しく?)、


静かに、






ウツクシク、







語るように歌い出したんだ。


コンビニの中で涙が出てきた。

感動である。別にブランキーの歌詞に感動したからじゃないよ(勿論歌詞もすごいよ)。


ブランキーが生き抜いていたのだ。
ブランキーは変わっては、いなかった!


この世界に彼らが生きている。

そして、BJCが好きな(ファミマの有線:しかも、完全ヴァージョン)流す人がいる。






彼の歌は長く(ちょっと長すぎ?)、ふくふくは恥ずかしくなって(涙眼だし)、
そこらの雑誌を取った。

でも、全身が耳である。




歌は続く







「お願いだ 僕の両腕にその鋼鉄の手錠を掛けてくれよ 縛り首でも別に構わない」

悪いひとたちは自分(ふくふく)。

悪いひとたちは、アメリカ人。

インディアンの皮をはぎ、人を殺し、
自然を破壊し、

思いのまま生きる。





そして現在。
(残酷な事件が蔓延し、価値観が一様であり、人口は一個所に集中し、高い建物を競って作る世界)









「別におまえの大事な一人娘をさらわないよ。」

もう、オレをとめて欲しいんだ。

手錠でも、縛り首でも。

オレは生きている限り自然を壊し(電気を使って本を読む事すら)、
何かを殺し(自分が生きている事自体)、生活している。


ナニガタダシイ?
(残酷な事件すら、人という毒を浄化しているだけ?)



ナニガワルイ?



イキテイクこと。


・・・・・


BABY Peace Mark を送るぜ


このすばらしい世界へ



きっとかわいい女の子だから きっとかわいい女の子だから








(終わっても動けなかった。)
曲名すら、誰かも解らない歌。
(ブランキーだと確信してたけど。)







(でも、なにかが変わった。と、思う。)



ブランキーがいて、



ふくふくもいる。












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