栃木 とちぎ Tochigi 東武日光線 |
|
市中心部へは北口から |
栃木市の中心駅 |
沿線の光景(新大平下駅から) |
新大平下駅を出た電車は右手に日立製作所栃木工場を見ながら、北東へ進む。一方、左手の少し離れたところにはJR両毛線がほぼ並走し、車窓からも見える。まもなく高架区間へ入り右にカーブしながら、左手から来たJR両毛線と合流し、栃木駅に到着する。
駅案内 |
山本有三の小説「路傍の石」の舞台となった栃木市は、市の中心部を巴波川(うずまがわ)が流れ、江戸時代は水運の要衝として栄えた街である。明治時代になり、鉄道が登場してからは、運送の主役を譲ったが、今も巴波川沿いには蔵が建ち並びその繁栄を今に伝えている。また、古くは下野国の国府、明治時代初期には県庁も置かれたことがあり、明治期の建物が今も残る。「栃木県」という県名の由来もこの街による。
栃木駅は接続するJR両毛線ともども高架化され、機能的な駅に生まれ変わった。かつて特急は隣の新栃木駅に停車し、栃木駅には停まらなかったが、JR両毛線との接続を重視し今はすべての特急が停車する。駅構内はコンコースも広く、JR両毛線との乗り換えも便利である。市の中心部や観光スポットへは北口から行くのが便利であるが、南口も住宅が建ち並んでいる。どちらもロータリーは大きく、高架化により生まれたスペースを有効活用している。
JR両毛線と並ぶ高架ホーム |
広々とした改札口周辺 |
自由通路も広々としている |
JR両毛線の改札口 |
こちらは南口 |
南口は住宅が多い |
周辺案内 |
〔見どころ〕
栃木県旧県庁…徒歩12分。
蔵の街。巴波川…徒歩5分。
〔教育・医療機関〕
國學院大學栃木短期大学…バス8分。
國學院大學栃木高校…バス8分。
県立栃木女子高校…徒歩15分。
県立栃木商業高校…徒歩20分。またはバス15分。
県立栃木翔南高校…南口から徒歩12分。2006年4月に栃木南高校と藤岡高校が合併して誕生した。
県立学悠館高校…徒歩5分。
國學院大學栃木中学校…バス8分。
〔商業施設〕
栃木グランドホテル…徒歩15分。新栃木駅から徒歩15分。
〔その他〕
栃木市役所…徒歩12分。
〔路線バス〕
〔高速バス〕
関東自動車…京都、大阪方面。
〔関連サイト〕
出流観光協会…観音様と手打ちそばの郷。
りょうもう電車区…高崎から前橋、伊勢崎、桐生、足利、佐野、栃木などを経由して小山までを結ぶJR両毛線を中心としたサイトです。出来事や車両、発車メロディーなどについての情報が充実しています。
中心部の通りの様子 |
シックな造りの東武ギフト |
蔵が多い |
観光案内所も蔵 |
山本有三の記念館も蔵 |
栃木市役所は徒歩圏内 |
駅データ |
レトロな栃木市役所別館 |
市役所別館を囲む県庁濠 |
巴波川沿いに並ぶ蔵 |
巴波川には鯉が多い |