戸越公園駅

戸越公園とごしこうえん Togoshi-koen 東急大井町線

二子玉川方面ホームの入口

駅名は近くの公園にちなむ

沿線の光景（下神明駅から）

　下神明駅を出るとすぐにＪＲ東海道新幹線とＪＲ横須賀線・湘南新宿ラインの間を抜け、左に曲がりながら大井町線は地平へと降りる。駅名の由来ともなった戸越公園は線路の右手にあるが、電車からはよく見えない。地平へ降りてまもなく戸越公園駅に到着する。

駅案内

　駅名の由来となった戸越公園へは大井町方面へ徒歩７分ほど歩いたところにある。旧熊本藩主細川家の庭園が三井家の所有を経て、公園となったものであり、池を中心とした庭園風のつくりとなっている。

　かつては駅の両側に踏切がある関係で大井町駅寄り２両分のドアが開かなかった。当時はホームは全長６０ｍあまりしかなく、いきなりプツンと途切れる感じであったが、大井町駅寄りの踏切の移設工事及びホームの延長工事が行われ、２０１３年２月２４日からすべての車両のドアが開くようになった。上下線の改札は別となっており、改札内で両ホームを結ぶ通路は無い。

　駅の周辺は商店街となっており、人通りが多い。ただし有名な戸越銀座商店街までは離れており、そちらへは池上線の戸越銀座駅か、都営浅草線の戸越駅が最寄り駅である。戸越公園駅、戸越銀座駅、戸越駅と似たような駅名が三つあり、また下神明駅がかつて戸越駅を名乗ったことがあるなど、かなりややこしい。