洗足駅

洗足せんぞく Senzoku 東急目黒線

駅舎は地上にある

高級住宅街として有名

沿線の光景（西小山駅から）

　西小山駅から洗足駅までの間も２００６年７月２日に地下化された。西小山駅を出発すると電車はやや急な勾配を登ってゆく。しばらくすると品川区から目黒区に入り、地下区間を抜けて明るいところに出るが、車窓に住宅が見えるか見えないかぐらいのところで再び地下区間となり、洗足駅に到着する。

駅案内

　高級住宅街として知られる洗足駅周辺であるが、駅前の通りにはいちょう並木となっており、そのイメージにふさわしい。武蔵小山や西小山と比べるとのんびりとした雰囲気が漂う街である。雅子様の御実家が洗足にあることから、御成婚ブームのときは多くの人が訪れ、駅も入場券が大量に売れるなど多いににぎわった。いまでもワイドショーのリポーターが、真っ先に街頭インタビューを求めて駆けつけるところである。

　駅は目蒲線時代から地下にあるが、これは駅の大岡山寄りで環状七号線と交差するためである。目蒲線時代は４両編成対応だった駅を改修して使っているためか、他の目黒線の地下駅に比べてホームや改札口周辺などはやや狭い。

　目黒線は、目黒線という線名を名乗りながら、目黒区内を走るのは洗足駅付近と大岡山駅付近の２箇所にとどまる。大岡山駅は駅舎が大田区にあることから、純粋に目黒区の駅といえるのは洗足駅だけである。基点の目黒駅が品川区にあるのだからしょうがないが、同じ東急線でも、世田谷線が全て世田谷区内を走るのとは対照的である。