日記帳☆(平成11年10月)

10月31日(日)

今日は学習院の文化祭。学校説明会の時に病気で来れなかった 美代ちゃんも一緒。もう本当にうれしそう。 「来年はここに毎日通えるようになってやる」って力が入ってる。


10月28日(木)

ともやの勉強、宿題だけじゃ足りないし、1学期分が全然出来ないみたいだから、 問題集を買っておく。お代はともやに後で払ってもらおう。

ギターの練習曲集、そろそろ新しいのが欲しいな。何がいいかな。 フォークソングっぽいのばかりじゃやだな。 「ギターで民謡」なんてないかな。演歌ならあるかも。


10月25日(月)

よしみちゃんが「ちえちゃんのお兄さんが、本屋さんで4年の参考書見てたけど、 やっぱり4年生になるんですか?」だって。 昼休みに6年の教室に行くと、由香ちゃんが「ともやくんが4年生になって、 代わりにちえちゃんが中学受験出来るんだって?」 いったいどこからそういう話になったのよ。 それに、ともやの代わりだったら男子中しか受けられないじゃない。

今日もともやに宿題やらせてたら、もう一回模試を受けたさそうな感じなので、 模試結果と一緒に入ってたチラシを見て来月3日のを受けることに。 ともやが4年生になるって噂が立ってる事を言って、 「今度みっともない点数取ったら、本当に4年生になってもらうよ」 とおどしておく。


10月22日(金)

来月学芸会があるんだって。で、うちのクラスは劇をやるんだけど、 わたしはやっぱり先生役。長老とか先生とか、そんなのばっかりじゃない。


10月21日(木)

花ゆめ持って昼休みに6年の教室へ。みわちゃんが 「由香さんどこ受けるんですか?」と由香ちゃんに聞いてる。由香ちゃん、 まだ完全には決めてないみたい。「ちえちゃんと一緒がいいな」って、 来年も小学生やる気?「ちえちゃんも小学生じゃない」って、 そんな事言われてもねぇ。

うちに帰ってくると、ともやが私の机の引き出しを引っ張りだしてた。 「何をしてるのっ」ってどなったけど、小学4年の教科書や問題集を手にしていた。 模試の結果が悪かったのがショックだったのか、 4年の勉強からやり直す気になったのね。 今まで私が宿題横取りした結果だからしょうがないか。 今日から私の宿題をやらせることにする。

で、やらせてみたら間違いだらけ。これじゃ恥ずかしくて出せないじゃない。 私が採点してやり直させる。大変なことになっちゃった。


10月18日(月)

よしみちゃんに模試の結果を聞いたら、割と良かったみたいでくわしく 話してくれた。ともやよりずっといいじゃない。よしみちゃんに 「お兄さんはどのくらいだったんですか?6年生だとどのくらい出来るのかな」 なんて聞かれて困っちゃった。 「初めてだったから模試の受け方分からなかったみたいで」 とかなんとかごまかしちゃう。 昼休みには美代ちゃんも聞かれるし、もう大変。

で、由香ちゃんに「名前載ったね」って言われて何のことかと思ったら、 成績上位者一覧の事みたい。ともやのことばかり気になって気付かなかった。 でも、この成績でどこの中学にも合格出来ない、公立にもいけないんだから、 ちょっとみっともないかな。

うちに帰ると、ともやの試験結果をお母さんが見てる。 いったい何言われるだろうとひやひやしてたら、「まあこんなものかしらね」。 6年の試験を受けたんだと勘違いしてるみたい。ほっとしていいのかしら。


10月16日(土)

うちに帰ったら、模試の結果が郵送で送られてきてた。 お母さんが「後で見せなさいよ」だって。 私のはいいけど、ともやのはどうしよう。 ともやに4年の試験受けさせたと分かったらなんて言われるだろう。

とにかく結果を見るのが先。ともやは先に帰って、既に中を見たみたい。 「成績表の読み方がよく分からない」って言ってる。 見ると…ひどい。算数なんて、私が暗算で出来る問題まで間違ってる。 いくらなんでもこんなに出来ないとは思わなかった。 何人中何番目で平均点がこれで…と説明したら、泣きそうな顔になって、 「でもすごく出来る4年生ばかりなんだろ」とか言ってる。 そういう問題じゃないと思うんだけど。これじゃ小学4年のクラスの平均以下かも。 私がともやの宿題横取りしてきたのが悪かったのかしら。ちょっと反省。


10月13日(水)

5時間目の社会が自習だった。美代ちゃんのクラスも自習だって。 「だったらこの教室で自習したら?」って、 6年の教室で私だけ4年生の課題なんていやだ。 美代ちゃん課題を交換して、って言っても「いやだ」っていうし。


10月11日(月)

明日が運動会の代休なので、女子学院と雙葉の文化祭まで行ってきました。 結構近いんだ。これなら来年は余裕で通えそう(無理だって)

女子学院って私服なんだ。制服ないのってちょっとつまんないような気もする。 中学生になったんだ、って感じがしないんじゃないかな。 でもみんな私服でも中学生、高校生って感じがするのはなぜだろう。 私も来年は、私服でもあんな風に見えるようになれるかな。


10月10日(日)

今日は運動会。自分の出番以外は暇だから、6年のとこ行って美代ちゃん達と おしゃべり。ほとんど1日中美代ちゃんと一緒にいたような気も。 みわちゃんが、「ちえちゃんが学習院受験するんだって、ってお母さんに言ったら、 『そんなはずないじゃない』っていうの。他の中学受けるんですか?」って 聞いてくるの。困っちゃうなー。そしたら由香ちゃんが 「違うの、来年高校受験するんだって。すごいよね」って、 そんな事を真面目な顔で言わないでよ。みわちゃん混乱してるじゃない。 来年は私はまだ小学生だって言ったら、みわちゃんが 「じゃあ落第しちゃうんですか?」って、それも違うって。

で、4年の出番の時は私一人が「いってきまーす」だけど、 6年の出番の時は私一人おいてけぼりだ…。 仕方ないんで隣の5年生に話しかけたりするけど、敬語使われちゃった。 学校では私の方が下級生なんだけど。 「こないだはどうもありがとうございました」って言われて、 なんだろうと思ったけど、以前塾で何か教えてあげたらしい。私全然覚えてないよ。 でもこうやって他の学年の人とお話する機会っていうのもいいよね。


10月8日(金)

今日は運動会の予行練習。4年生は綱引き。らくちんだーい。 美代ちゃんたちはなんか難しいダンスで、先生にお小言言われてる。 私は見てるだけー。


10月4日(月)

昼休みに6年の教室に行って、美代ちゃんに学習院女子中の説明会の プリント類を渡す。美代ちゃん、「みんなと一緒に行きたかったよー」 と悲しそうな顔をする。美代ちゃんは実際受けるつもりらしいし、 見たかったんだろうな。説明会はもうないけど、文化祭は一緒に行こう、 と約束する。その私達の会話をみわちゃんが聞いてて、 「ちえさんって学習院を受験するんですか、4年生なのにすごいですね、 あっ、でも合格すると私と同学年になるんだ、あれ?とにかくすごいですね。 がんばってくだいさいね」私が受験すると思ってるみたい。どういえば いいのか迷ってると昼休みが終わってしまった。


10月2日(土)

今日は学習院女子中の入試説明会。美代ちゃんはやっぱり来れなかったみたい。 私が美代ちゃんの分の案内やプリントも持って帰る事にする。 電車を乗り継いで、結構歩いて。ちょっと遠いかな?でもうちの塾の去年の 6年生でここに通ってる人もいるって話。

学校の中に入ると、街中でよく見かけるあの制服を着たおっきなお姉さん達が いっぱい。本当に中学校高校って感じ。こんな大人っぽい雰囲気のところに、 私は無理だけど、塾の同級生の一人くらいはここに入学するだろうし、 来年塾で同級生になるだろうし。来年はあんな人達が私の友達になるんだ、 って考えると、すっごく大人になった気分。

説明会は、教育方針とか授業の事とか進路の事とか。最後に入試のお話があった。 私も受けたいなー。学習院だと受けても合格しないか。


10月1日(金)

昼休みに6年の教室に行ったら、美代ちゃん今日は 休んでるんだって。塾にも来なかった(当たり前かな)。 病気かな?明日の学習院女子の入試説明会行こうって言ってたけど、 来れるのかな?



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