自殺を美化してみましょう
99/1/16設置
『多様な視点』研究所の内容見本が必要だろうということで、急いで作りました。
とはいえ、あえてこの時期にこのネタですか(爆笑)。
なお、以下の内容の一部または全部を自殺の遺書等本来の目的に使用する場合には、
著者の承諾と使用料が必要です。
「私も君くらいの歳の時はそう思ったものさ」
「でもそんなことは取るに足らないことさ」
「今となってはいい思い出さ」
「大人になればそう思えるよ」
大人達はそんな事を平気な顔をして言う。
僕も大人になったら、平気な顔してそんな事を言うだろう。
だから嫌なんだ。
今のこの気持ちを、
大人達に、
大人になった未来の自分に、
「取るに足らない事」や「いい思い出」にされたくない。
僕のこの気持ちを、
大人になった未来の自分に安売りしたくない。
だから自殺するんだ。
大人になった自分にこの気持ちを売り渡さずに済むように、
大人になる自分を今のうちに殺すんだ。
未来の自分に都合良く利用されないために、
この大切な今の気持ちと共に僕は死ぬんだ。
今の僕の気持ちは、今の僕だけのものなんだ。
大人になった自分なんかに、死んだって渡すものか。
(Original release 98/ 9/15)
昔の子供は、いじめや悩みでどんなに苦しんでいても、自殺する事が出来な
かったそうです。小さな頃から「自殺はいけない」と心に叩き込まれて、自殺
を考える事さえ許されなかったそうです。仮に自殺をしても、死んだ後は馬鹿
にされたり笑い物にされたり親不孝者扱いをされて、いじめに合うのと同じく
らい辛い思いをしながら自殺しないといけなかったそうです。
でも、今は違います。周りの人みんなが自殺否定を押しつける時代ではなく
なりました。自殺をしても、馬鹿にされる事はなくなりました。たくさんの人
が自殺した人の気持ちを理解し、名誉を守ってくれます。親との絆を押しつけ
られる事も減り、自殺者の近親者の心のケアを行う体制も整い、余計な拘りや
心配に縛られることもなくなりました。それ以上に、多くの仲間がいるという
ことが分かるのです。これほど心強いことはないのです。
幸せな時代に産んでくれてありがとう、お父さんお母さん。
(Original release 98/10/18)
私の命を勝手に大切にしないで。
私の命はあなたたちのものじゃない。
私の命を意味もなく輝かせないで。
私の命はあなたたちのつまらない人生を照らすロウソクじゃない。
私の人生を勝手に祝わないで。
私の人生はあなたたちを満足させるためにあるんじゃない。
私の人生を勝手に見守らないで。
あなたたちはストーカーなの?それともサファリパークの職員?
私の人生をあなたたちの慰みものにしないで。
性器を慰みものにされる方がまだいいわ。
私を勝手に幸せにしないで。
あなたたちに幸せ漬けにされる息苦しさを分かってくれないのね。
私を勝手に不幸と決めつけないで。
幸福か不幸かは、私が判断する。
そうよ、私は不幸よ。あなたたちなんかに見守られてることが。
私はあなたたちのために生きてるわけじゃない。
私の人生は、私のもの
(おや、どっかで聞いたような…)
(Original release 98/11/18)
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