『多様な視点』研究所 再開後の過去ログ

01/3/24設置

(01.03.15)
日本人が白人企業に投資するのを躊躇するように、 アメリカ人だってアジア系企業に投資するのを躊躇する。
アメリカの格付機関による日本企業の格付け引き下げなんてその程度のもんだ。 そのくらい大目に見てあげよう。 アメリカ人が百年前にやった事に比べればかわいいもんだよ。


(01.03.24)
「バブル」って、資産価値の暴騰ではなく、 消費意欲の過剰な上昇の事を意味するんじゃないの?
じゃあアメリカは万年バブルか(笑)


(01.04.04)
「人権」は「嫌いという気持ち」を画一化します。


(01.05.02)
規則規則の一点張りで融通の効かない社会なんて、嫌いですよね。
あなたのそんなあたたかい気持ちを伝えます、賄賂。


(01.05.03)
首相公選制実現の際は、内閣総理大臣を征夷大将軍と改めればよろしい。 選挙を戦って勝利した暁には天皇から征夷大将軍の称号を頂く。 日本の永く続いた伝統を受け継ぐのだ。


(01.07.07)
文化を支えるコミュニティの場としての女子トイレ、女子更衣室。


(01.07.17)
人権おたふくソース論。
平和おたふくソース論でも可。面倒だから以下省略(笑)


(01.09.04)
[題]21世紀のバトル・ロワイヤル
バトル・ロワイヤルの映画上映前後、 「渋谷の若者100人に質問。バトル・ロワイヤルを見てどう感じたか?」 と言った類の新聞雑誌記事、果ては「激論・バトル・ロワイヤル」といったイベントで 「最近の若者」の意見が紹介され、 「最近の若者でも割とまともな意見が多い。若者を信用すべきだ」 といった結論で閉じられる事が多かった。さて、これは適切か?
簡単な反論としては「『まともでない意見』が1%でも多過ぎる」 「心の中で思っていても公衆の面前で『まともでない意見』を堂々と言う者などいない」 というものが考えられるが、その程度でこの欄を使う私ではない(笑)。 心の中で思っていても公衆の面前で言えない程度の小心者なら 公衆の目が歯止めになりうるから、それは大いに結構な事である。
では、「最近の若者達」はどこから「まともな意見」を学んでいるのだろうか? 実はここが問題なのである。道徳の教科書という訳ではなさそうである。 バトル・ロワイヤルの小説や映画そのものでもなさそうである。 実は「バトル・ロワイヤル叩き」をやった諸氏やそれに対する反論を行った諸氏 の意見から学んだのである。正確にいうと、話題の作品に関するこれらの意見を 取り上げたマスメディアを通じて学んだのである。もっと言えば、最初に述べた 「渋谷の若者100人に質問」や「激論・バトル・ロワイヤル」や 「国会議員と討論」というイベントの報道、 さらにはバトル・ロワイヤル特集番組での監督・出演者へのインタビュー を通じて学んだのである。 その他にも「公式ガイドブック」とか映画評とか、いろんなメディアが取り上げている。 そもそも「話題の作品」として取り上げられたから読んだり見たりした若者が多い 「バトル・ロワイヤル」の読者、メディアが大きく取り上げればそれに注目し、 影響を受けるのも当然である。 一見バトル・ロワイヤルだけを見て「まともな意見」を言っているように見えて、 実は小説や映画をはるかに上回る巨大な「副読本」を読み続けた結果なのである。
手段はどうあれ「まともな意見」を学ぶのなら結構な事である。 そういう機会がいつまでも続けばいいではないか。

しかし、バトル・ロワイヤルに関する話題は下火になり、 あれだけ目にした新聞雑誌の記事はもう見れなくなってしまった。 イベントだってもうない。ビデオの解説には 「大きな議論を呼んだ」くらいは書いてあるだろうが、 その内容は図書館に行って新聞の縮刷版を読むなど よほどの努力しなければ知る事は出来ないし、 ましてや当時の雰囲気を知らない人がそれを知る方法もない。
大量に出回った「副読本」のうち、割と簡単に手に入るのは、 「公式カイドブック」と組織的に収集されやすい 映画パンフ、映画雑誌くらいだろか。
だがバトル・ロワイヤルという書籍そのものは 既に大量に流通しているし、映画もビデオ化されている。 中古を含め、今後何年も市場に流れ続ける。 これを10年後や20年後、「副読本」無しに見た者が、 「副読本」有りで見た者と同じ意見を持つだろうか?
ここで注意すべき点は、「話題の作品」としてメディアに 露出した時に興味を持った人と、10年後20年後まで 興味を持ち続ける人、10年後20年後に初めて興味を 持った若い人とは同じでない事である。 「話題の作品だから」と興味を持った人が、 部屋に閉じこもってバトル・ロワイヤルだけを見るはずはなく、 大量の「副読本」に接する事になる。 しかし、10年後20年後、もう誰も話題にもしない作品と なったバトルロワイヤルを、一人部屋に閉じこもって読んだり 見たりする事は十分ありうる。
もちろんバトル・ロワイヤルの代わりを果たしてくれる新しい作品が また10年もすれば現れるだろう。「話題の作品だから」と 興味を持つ子は、見るかもしれない。しかし、10年後に バトル・ロワイヤルに興味を持つ人々がそんな作品に興味を 持つだろうか?

スプラッター物が大々的に公開された「13日の金曜日」 から「連続幼女誘拐殺人事件」まで、8年かかったのである。


(01.09.13)
住宅ローンを組んでマイホームを建てれば、お父ちゃんは気合を入れて働いてくれるんだろうか?
と国債発行の話を聞いて考える。いや、あなたがどうなのかって話なんですが。


(01.09.25)
民主主義というフィードバックシステムの反応速度と安定性について
新学習指導要領を通して考えてみるのも面白いかも。


(01.10.13)
画一的な権力批判
というか、権力批判を名乗る事自体が画一的な行動かも。


(01.11.09)
新聞協会賞、民間放送連盟賞、日本ジャーナリスト会議賞は 業界内部の身内によるお手盛り表彰だ。 真のジャーナリストならば受賞を拒否して当然だ。


(01.12.07)
保健婦助産婦看護婦法改正は、たとえて言えば戸籍名と通称の違いのようなものだ。 改正法ではお役所用語は規定しているが、日常用語までは規定していないのである。
しかし、衆議院でさえ昔から直接的法律行為以外では通称使用を認めていたのに、 国民が勝手に「国が戸籍名使用を強制した」という物語をでっちあげたのだ。 国民は、次にどんな物語をでっちあげるのだろうか?


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