志木第九の会
■ 第10回定期演奏会(03.11.9) から
演奏会を聴いて < こえ>・<声>・<こえ>
▼ この次は いっしょに
志木第九の会の皆様、お疲れさまでし た。
今回も舞台には上がれず、受付のお手伝いをさせていただきました。
初谷先生のソロ曲、『思い出のグリーングラス』から客席で見ることができました。本当に素晴らしかったです。各パートのバランスもよく、大変まとまってい たと思います。
また、手作りの温かみとでもいうのでしょうか? 団員の皆さんの歌声、安藤先生の指揮、初谷先生のソロ、瀧上先生のナレーション、矢内先生のピアノ、全てが何ともいえないハーモニーを奏でているようでし た。
フォーレの『レクイエム』では杉野先生のソロも素敵でしたが、藤崎先生の歌声は、聞いているものを癒してくれるような気がしました。もっと、もっと聞きた かったです・・・。
すっかりご無沙汰になってしまい、皆様についていけるかわかりませんが、そろそろ復帰しようかなぁと考えております。その折は、よろしくお願いいたしま す。<休会中のY.K.さん>
▼ ピアノに聴き入った
今回はいつもの定期演奏会で初めて取り上げる曲ばかり でな く、 さらにア・カペラ、ナレーション付きポピュラーソング、オーケストラでなくピアノによるレクイエムと初めて尽くし。わくわくしながら開演を待ちました。
武満さんの「うたU」最初の2曲は初めて聴いたせいかもしれませんが、コーラスは手探り状態かなと思われました。しかし3曲目(死んだ男の残したもの は)になるとテノールをはじめとして音楽に生気が吹き込まれたように感じました。とくに最後の深い和音はア・カペラの醍醐味十分でした。ここからこの日の 演奏会の感動が加速しました。
まずは「遠くへ行きたい」から登場したピアノの演奏。前奏を聴いたとたんに、とても美しく心のこもった音楽にすっかり魅せられてしまいました。おそらく コーラスの方たちも歌いやすかったのはないでしょうか。どの曲も聴いていてどんどんイメージが広がりましたが、3曲目の「翼をください」に至っては最後に 大空に向かってはばたくのが見えました。
メインはわたしの大好きなフォーレのレクイエム。コーラスが主役なのにどうしてもピアノに聴き入ってしまいました。というのも、ときどきバッハのフーガ やプレリュードを聴いているような感覚にとらわれていたからです。このピアノに寄り添うようなコーラスとソロによって心穏やかに演奏会が終わりました。
と思っていたところ、突如アンコールが始まりました。ヴェルディのオペラ「ナブッコ」から“行け、わが思いよ黄金の翼にのって”。全員のこの曲に対する 熱い感動が聴いていてひしひしと伝わってきて、CDで聴いていたときとは比べものにならないくらい感激しました。
今回も音楽を聴く喜びをいっぱいいただきました。ありがとうございました。
<M.O.さん>
▼ ヴェルディに仰天
大好きなフォーレなので、相模原市から飛んできました。志木第九の会の演 奏は2度目でしたが前回の「グレート・ミサ」とうって変わった選曲で、興味を持って聴きました。
それぞれ感銘を受けましたが、やはりフォーレが曲想を良く生かした演奏で合唱団に合っていたようです。ソロ、特にソプラノがきれいだった。
終わったとたん、ヴェルディが出てきたのにはひっくり返りました。すごい落差。何とまあ大胆な!でも良かった。
家に帰って印象の抜けないうちにと名演の誉れ高いクレンペラー盤を取り出して聴き比べてみました(何とオッソロシイことを 編集部)。合唱のクオリティはそれほど 変わりませんでしたよ。オーケストラ伴奏だと特にff の部分は、合唱がオケに消されて良く聞こえないのですが、ピアノだとその部分でも明瞭に聞き取れて、むしろこの方が良かったとさえ思えました。
素晴らしい体験をさせていただいてありがとうございました。
< 電話で・相模原市のF.K.さん>
◆打ち上げ後の指導者の声から
- 今日はよかったという風評を額面ど おりに受け止めないこと。今日の結果を次回に発展させてほしい。(ゼロにリセットしてしまわないこと)
- 本番直前にならないと火がつかない のは困ったもの。
- 本番は良かったが、リハーサルは手 を抜いていたのか?
- プロは自分の中に蓄積があるから本 番直前になって、ちょっと頑張ればある程度はできるが、アマはそうはいかない。「本番に強い」といわれるが、練習の積み重ねがあればこそ。1年やってきた ものが本番にでる。(やってきたことしか出来ない)
- 発声練習では良い声が出るのに,い ざ歌い始めるとあまり良くないことが。発声練習を曲に反映するように。音取りの段階から発声に気をつけること。
- いつかは楽譜を離せるように。
- 練習中でも、本番でも音程に気なる ことが多い。
- 練習での注意が次回までもたない。
- 現状に満足せず、努力 を継続させること。
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