■ 志木の
(3)        長勝院の旗桜 チョウショウインハタザクラ

 志木市柏町三丁目志木第三小学校西隣の長勝院跡にある推定樹齢約400年以上のヤマザクラの変種。平成5年に志木市指定文化財 (天然記念物) に指定。

 目通り樹周り3.05m,樹高11.20m。平成10年『櫻の科学』研究誌において新種と認められた。

 野生のヤマザクラと比較して,次のような特徴が見られる。

 枝はやや太く,花は大型。花弁は円形に近い広楕円形で,長さ2センチ弱にもなる。ほとんどが白色で先端は淡紅紫色を帯びる。
 他の桜と同じく花弁は5枚であるが,かなりの頻度で6〜7枚の花弁が見られる。整序の5枚以外のの者は雄しべが花弁に変化したもので,これが旗状に なっており「旗弁」と呼ばれ,ハタザクラの所以である。

 一輪の花の中に可憐なハタがゆれるのは,誠に優美で自然の妙に感激してしまうほどで染井吉野では味わえない趣のある桜である。成葉に なると葉身の長さは約14センチ,幅は約7センチにも達しヤマザクラと比較してかなり大きい。

       志木市生涯学習 課・志木市環境教育推進員の集いの資料より作成   



旗弁


チョウショウインハタザクラ
 '2010.4.11撮影