スペイン料理レシピ

当コーナーでは スペイン料理の料理レシピを皆さんが実際に家庭で作れるよう説明したいと思っています。どしどし ご家庭でスペイン料理に挑戦してみて下さい。


パエリア・バレンシア風(Paella Valenciana)

5月14日:パエリアの本場バレンシア地方のパエリアです。
材料(4人前):
1.米2カップ
2.鶏のもも肉(ウサギの肉)4切れ
3.あさり20個
4.トマト100g(1/2個)
5.ピーマン 1個
6.グリーンピース 125g
7.いんげん 250g
8.サフラン 7本
9.にんにく 3片
10.オリーブ油 150cc
11.塩 大さじ1
12.レモン 1個
13.水 2ℓ

作り方
1.パエリア鍋(40cm)にオリーブ油を熱し、にんにくを中火で炒める。
2.鶏肉(ウサギ肉)をキツネ色になるまで炒める。いんげんを入れ弱火にして、刻んだトマトを入れ、水2ℓを加えグリーンピースを入れ塩をし、弱火で沸騰したら中火で30分。
3.あさりを加え、買いが開いてきたら、好みによりエビ、ムール貝、イカなどをいれてもよい。
4.塩味を確かめ、サフランを入れる。強火にして米を加え水平になるように鍋を揺すり10分、弱火で8分煮る。
5.きざんだピーマンを入れ、火を止め、蓋をして約5分蒸らす。レモンとピーマンを添えて供する。(米料理でもおかずなのです。)

☆鍋は水平に置く。ムール貝はサジ代わりに使うと野趣がある。
焦げ目を食べ忘れないように。これが一番味が浸み、香ばしく美味しい。最後の一粒まで食べましょう。


ソッパ デ アホ(Sopa de ajo)

4月16日:スペインの冬場の名物スープ、お袋の味 ソッパ デ アホ 即ちニンニクスープを紹介します。寒い日にはありがたいスープです。
材料(4人前):
1. パン(食べ残しの少々固くなった余りパンが良い。) フランスパンの食べ残しで 少し固くなったものがベスト。
2. ニンニク 4切
3. 卵 2個
4. パプリカ 少々
5. オリーブ油少々
6. 塩 少々
作り方:
1. たっぷり水の入った鍋に、適当にちぎったパンを入れ、塩を適量入れ(少々最初入れておくと後で調整できます。)10分程煮る。
2. ニンニクをみじん切りにして、すり鉢で すりつぶす。(スペインには専用のすりこ木用具があるのですが、日本のすり鉢ですりつぶしても全く構いません。
3. すりつぶしたニンニク、オリーブ油、 パプリカを鍋に入れる。適度な赤いスープの色になればそれで良し。
4. 卵をといで、鍋に回すようにして入れる。
5. 毒味をして、塩、パプリカなど足りなければ調整してください。これで出来上がりです。
栄養も抜群ですから、風邪を引いたときにも効きます。スペインの家庭の味を是非御試し下さい。簡単に出来るため、日本のスペインレストランでこのスープを出すところはまずありません。


プルポ ガジェーゴ(Pulpo Gallego)

2月26日:ガリシア地方から普及したスペインを代表するたこ料理です。バルでよく食されるつまみと言った方が適切かと思います。
材料(4人前):
1. タコの足 2本(大き目のタコの方が良い。) 頭を出すスペインレストランがありますが、私はあまり好きではありません。)
2. ジャガイモ 2個
3. パプリカ
4. オリーブ油
5. 塩(岩塩があれば、更に美味しい。)
作り方:
1. たこの足(ぬめりがなければそのまま)とジャガイモを茹でる。圧力鍋であれば、15分、普通の鍋で茹でる場合は 1時間。 タコがふんわりと柔らかくなります。
2. タコの足をスライスします。厚さは適当だが刺し身の厚さの倍位が適当か。好みによります。
3. ジャガイモは 半等分もしくは四等分に切る。
4. タコとジャガイモを皿に盛りつける。
5. オリーブ油をかける
6. パプリカを降りかける。
7. 塩を降りかける。(好みにより量を調整する。)
楊子を使って食べると食べやすいです。赤ワイン 白ワインにも合います。簡単ですから、是非試してください。


バカラオ アル ピル ピル (Bacalao al pil pil)

2月6日: バスク地方の郷土料理です。鱈(bacalao)の切り身を鍋に注いだオリーブ油で30分ほどとにかく回すと出来上がる料理です。簡単ですから是非試みてください。
材料(4人前):
1. 鱈の切り身(大き目) 出来るだけ皮が大きくついているものが良い。塩鱈の方がベター、生の鱈であれば 予め塩を適量ふり30分ほど寝かす。
2. オリーブ油
3. ニンニク 2個
4. パセリ
作り方:
1. 底の平たい鍋を用意する。パエリア鍋があれば代用できます。
2. オリーブ油をたっぷり目にひき熱する。
3. ニンニクをスライスしてオリーブ油の中に入れ、きつね色になるまで炒める。
4. きつね色になったニンニクを取り出す。(最後の仕上げで使います。)
5. 火を弱火にしてオリーブ油の温度を下げる。
6. 鱈の切り身を皮を下にして鍋に敷く。
7. 30分ほど鍋を絶えず回し続けるます。
8. 5分程したら切り身を反転します。
9. 15分程したら再度切身を反転します。
10. 10分ほどすると乳化した小さなボールが現われます。 15分、20分となるとボールがお互いに結合してソースとなってきます。
11. 25分するとソース(アイボリーカラー)が一体化して鱈の切身と一体化してきます。
12. 30分鍋を回し続けたら、火を止め切身を皿に移します。
13. あらかじめ炒めておいたニンニクのスライスを降りかけます。
14. みじんぎりにしたパセリを降りかけて出来上がりです。
塩気をほんのに含んだソースが適度に蒸し上がった鱈の切身と絡まり、至福の味覚となります。バスク地方のバルをイメージしていただくとバスク地方にいるような気分となります。白ワインと合う料理と言えます。


トルティージャ(Tortilla)

1月26日: スペインのバルの定番のつまみにトルティージャがあります。日本ではスペイン風オムレツとして紹介されています。スペインでは家庭でも よく作られ、パンに挟めばボカディージョ(Bocadillo)と呼ばれるスペイン風サンドイッチとなります。軽い昼飯にスペイン人がよく食べます。またピクニックに作って持って行くと外の景色を見ながら 美味しく食べられます。作り方はごく簡単ですから紹介します。このメニューはマリアの得意料理の一つです。
材料:
1. 卵 8個
2. ジャガイモ 中3個
3. 玉ねぎ 中1個
4. オリーブ油
5. 塩 少々
6. チョリソ 好みにより
7. チーズ 好みにより
作り方
1. ジャガイモをサイコロ状に切る。そして フライパンでオリーブ油を少々入れ、きつね色になるまで炒める。
2. 玉ねぎも同様に透き通る程度に炒める。
3. ボールに卵を割り、かき混ぜる。塩を適量入れる。
4. 卵の中に 炒めたジャガイモと玉ねぎを入れる。(玉ねぎが嫌いな人は入れなくてもよい。)
5. 好みにより チョリソ、チーズを入れる。
6. フライパン(中型)オリーブ油を入れ、かき混ぜた卵を入れる。ここからが難しい。
7. 卵焼きを作る要領で 底がある程度固くなり こげめが付くようになったら、皿(こちらにもオリーブ油を塗っておく。)をフライパンの上に乗せ、タイミング良くひっくり返す。
8. 皿の上に乗ったら 焼け面の反対側をフライパンに入れる。
9. 3回ほど 同じ作業を繰り返す。
10. 作業を繰り返すことで 形を丸く整える。
11. 盛り皿に乗せ 出来上がりです。
食べ方は ケーキを切るようにして 食べます。これにアリオリ(allioli)と呼ばれるスペイン風マヨネーズを付けて食べると美味い。アリオリは卵黄とオリーブ油を適度に混ぜて作るのですが、私はまだ試したことがありません。スペインではスーパーなどで市販されています。日本ではないから、普通のマヨネーズで代用してもよい。私は 何も付けないで食べるのが好きです。簡単ですから 是非試してみてください。


ボケロネス(Boquerones en vinagre)

12月15日: 私がスペインのバルでいの一番に頼むつまみがボケロネスです。イワシの酢漬けですが、簡単に作れますから 紹介します。日本のスペインレストランでもこれを出している所は少ない。また 出していても けっこうな値段が付いている。スペインのバルでは一皿 日本円で200円で7-8匹ほどお皿にのせて出してくれるのですが。それであれば、私は自分で作った方が早いのではと思い 家で作っています。
4人前を目安にして作ります。
材料:
1. いわし12匹ほど:カタクチイワシもしくはウルメイワシの小ぶりで身の細いものがあれば理想的ですが、なければ 真イワシを私は代用しています。
2. シェリービネガー 200cc 無ければ ワインビネガーでも良いです。
3. オリーブ油 200cc
4. にんにく 2片
5. 塩 大さじ 1杯程
6. パセリ 適量
作り方:
1.イワシは三枚におろし 身の部分を揃えます。真イワシの場合は大きいので二つに斜めに切ることをお勧めします。 身が揃ったら 塩を降ります。
2. にんにくをみじんぎりにします。かなり細かくみじんぎりにしてください。
3. シェリービネガーと オリーブ油 を半々の割合で混ぜます。夏の時期には多少 ビネガーを多めにすると良いでしょう。そしてこちらにも適量塩を加えます。
4. 3で調合したシェリービネガーと オリーブ油ににんにくのみじんぎりを加え、その中にイワシの身を並べます。
5. 24時間(1日)冷蔵庫の中でねかせます。
6. お皿に取り出し みじんぎりにしたパセリを降りかけます。
これで出来あがりです。簡単ですから 是非試してみてください。
スペインのバルでは このボケロネスとワインがあれば もう私は満足です。


ガスパッチョ (Gazpacho)

8月18日: スペインレストランコーナーはあってもスペイン料理の作り方が載っていないのは片手落ちのような気がして、これから「スペイン料理レシピ」のコーナーを当ホームページに加えようと思っています。私は 自分で料理を作ることが好きでスペイン料理は数多く挑戦してきました。まずは 夏の暑い盛りに スペインで良く飲まれるガスパッチョ(Gazpacho)を紹介します。アンダルシア地方が本場ですが、今ではスペイン中どこのレストランでも夏場は出されます。また家庭でも手軽に作れ、冷蔵庫に冷やしていつでも飲めるようにしてあります。
4人前を目安にして作ります。
材料:
1.トマト(中くらい) 3個
2.きゅうり 1本
3.玉ねぎ 小さいもの1個
4.赤ピーマン、青ピーマン それぞれ1個
5.にんにく 2片
6.酢 (ビネガー)15cc
7.オリーブ油 小さじ 1杯
8.塩 大さじ 1杯
9. 水 1カップ
上記の材料をミキサーで攪拌します。私は トマト3個をミキサーで攪拌し、鍋に移し、そして その他の野菜をミキサーに入れて攪拌します。トマトは 熱湯に一度浸けると、皮が簡単に取れます。そして皮を取ってから 攪拌します。きゅうりは 皮をむいておいて下さい。ピーマンは種を取り除きます。玉ねぎは適当な大きさに切り、にんにくは スライスしておきます。私はトマト以外の野菜をミキサーで攪拌するときに水を加えます。
鍋に全ての野菜、トマトの攪拌したスープ状になったものを入れ、そこに オリーブ油、酢、塩を入れます。量はあくまでも目安なので、塩加減を少な目にしたり、酢を多めに入れても良い。酢は私は 白ワインビネガーを使っていますが、凝った方には シェリービネガーをお勧めします。味が濃すぎると思えば水を追加してください。 全ての材料を良く混ぜて、冷蔵庫で冷やします。 好みによっては、古いフランスパンもミキサーにかけて野菜と攪拌して入れてもよい。また白こしょうを少々入れてもよい。それは 好みであり、スペインでは各家庭で異なります。
食べ方: 良く冷えたガスパッチョを冷蔵庫から取り出して、スープ皿に取り出します。刻んだ玉ねぎ、青ピーマン、好みによっては 小さくサイコロ状に切ったフランスパンをガスパッチョにのせます。 良く混ぜて食べて下さい。
夏ばて予防には最適なスペインのスープですから、今の時期が一番美味しい。また美味しい完熟トマトが今の時期手に入るから、更に美味しい。 簡単ですからガスパッチョを是非試してみて下さい。スペインの夏が思い出されます。


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