私の経済コラム 10~12月(2017)


10月20日:10:15JST: Euro/$:1.1845, Euro/\:133.50, $/\:112.70, GBP/$:1.3150, UST 10yr.2.31%, WTI:51.29, Spain 10yr.1.64%, IBEX:-75.90 10,197.50
カタルーニャ問題で大きな動きがありました。スペイン政府はカタルーニャ自治州の自治権を停止するプロセスを開始すると発表しました。つまり憲法155条を発動するということです。21日に承認手続きをするとしています。プチデモン・カタルーニャ自治州首相は、2ヶ月間独立に向けた手続きは凍結するとし、中央政府やEUと交渉したいと言っていましたが、スペイン政府は強硬策に打って出ました。これについては、トッピクスのコーナーでもう少し話したいと思います。ユーロ安に反応しました。しかしマドリード金融市場は落ち着いており、債券市場に大きな変化はない。従ってユーロ買戻しが進む。
米国では、経済指標は良いものが多いが、一番の注目点はFRB議長人事のようです。パウエル理事(ハト派)が有力との報道です。どうなることやら。年内の利上げは確実であり、来年の利上げセッションはどうなるかに関心が集まっている。イエレン議長の参謀であるダドリーNY連銀総裁は、年3回と明言しているようです。新議長になって大きな変化が出てくるとも思えない。あくまで投票で議事は決まるようです。金利は低下、特に短期金利は下げている。ドル安傾向となり、全ての通貨に及ぶこととなる。但しNZDが別です。
NZは選挙の結果、連立政権が誕生することになるようです。ジャシンダ・アダーン労働党党首が首相に選出されることになる。外国人(中国人が主なようです。)資本の不動産購入を制限するとの公約を掲げているようです。政局不安からNZDからNZD売りが加速している。
ドルインデックスは93.15水準で、ドル安方向にある。チャート的に見ると、その流れで、ユーロ/ドルはボリンジャーバンドのミドルバンド(1.1800)を大きく上回っている。上限バンド(1.1930)までには距離があります。大きな流れは米金利上昇のドル高方向であり、ユーロ高には限界がある。それを阻むのはECBの量的緩和縮小観測ですが。来週木曜日にECB理事会が予定されている。月額資産購入額を現在の600億ユーロから400億ユーロ前後に縮小するのではと観測されている。見守りたい。
ドル円はカタルーニャ問題で昨日夕方揺れました。クロス円の影響です。しかし112円前半ではドル買い注文が入るようです。底堅いとの印象。上限バンド(113.09)にあり、この水準を明確に上抜けするかどうか注目したい。


10月19日:10:00JST: Euro/$:1.1815, Euro/\:133.40, $/\:112.90, GBP/$:1.3220, UST 10yr.2.34%, WTI:52.04, Spain 10yr.1.63%, IBEX:+56.60 10,273.40
今日もカタルーニャ問題から始めます。プチデモン・カタルーニャ自治州首相は強気のようです。自治権を停止すれば、カタルーニャは公式に独立を宣言するとしています。これに対して、スペイン政府は、カタルーニャ自治州を直接統治下に置くための計画を準備している。メンデス首席報道官は、カタルーニャ自治州独立を取り下げなかった場合のプチデモン首相の解任の是非を決めるとしています。スペイン政府は、交渉の余地は全くなく、強気の姿勢を崩していない。経済界は、マドリードの債券、株式ともに落ち着いた状態が続いている。今日の午前10時(日本時間午後5時)が独立要求を取り下げるデッドラインとなっており、注目です。ユーロ売り材料で間違いない。
米国ではベージュブックが公表され、経済活動は9月から10月初旬にかけて緩やかなペースで拡大したとしている。12月利上げは間違いない所です。そしてダウ平均は23,000ドルを大きく上回りました。トランプ大統領の税制改革に対しての期待感が具現化されているのではないかと思います。そしてFRB人事も大詰めです。アジア歴訪の前に決まるようです。トランプ大統領に心変わりがないことを期待したい。金利の動きは、債券利回り上昇、反対に短期金利先物は利回り低下の動きを示している。どうしてなのか、私の理解不能です。調整と解釈したい。
ドルインデックスは93.40水準と前日と変化なし。個別通貨で動いている。ユーロ/ドルは大きな動きは出ていない。90日移動平均線(1.1694)がサポートと言えます。ドル円が上昇している。ボリンジャーバンドの上限バンド(113.07)を明確に上回るかに注目です。平常心を保ちましょう。米金利上昇との前提でポジショニングを試みましょう。


10月18日:9:50JST: Euro/$:1.1770, Euro/\:132.05, $/\:112.15, GBP/$:1.3195, UST 10yr.2.30%, WTI:51.88, Spain 10yr.1.56%, IBEX:+35.40 10,216.12
カタルーニャ問題の続き。スペイン憲法裁判所が、カタルーニャの住民投票は憲法違反であり、無効であるとしています。そしてスペインの主権を侵しているとしています。スペイン中央政府は絶対に認める余地がないと言うことです。スペインの企業のカタルーニャ自治州からその他地域に本社を移す動きが加速している。スペインの経済成長に暗雲が漂います。スペイン政府はの来年の経済成長を2.6%から2.3%に下方修正している。引き続きカタルーニャ問題が重石、そして経済指標では独10月ZEW景況感指数17.6と悪い数字と、ユーロ下落の動きです。
ポンドが下落の動き。カーニーBOE総裁が議会証言をしたようで、内容的には今後数ヶ月での利上げは適切であると可能性との発言を、前回同様に繰り返している。それ以上の内容がないため、短期金利ショートスターリングの利回り下落の動きとなっている。3月限0.65%と4bpsの下げです。大きな利回り低下となっている。これに反応したポンドのように無理矢理解釈したい。
米国ではまちまちです。引き続きFRB議長の人選に注目が集まる。しかしダウ平均株価が一時23,000ドルタッチと活況となっている。短期金利は若干上昇。しかしドルは踊らずという金融劇場です。
チャート分析は昨日とほとんど変化なく、省きます。対ドルでユーロ下落、円安方向が何となく見え隠れしていると言えます。今日は小休止の私です。


10月17日:9:30JST: Euro/$:1.1785, Euro/\:132.30, $/\:112.25, GBP/$:1.3245, UST 10yr.2.30%, WTI:51.87, Spain 10yr.1.56%, IBEX:-76.60 10,181.40
カタルーニャ独立問題で、プチデモン・カタルーニャ自治州首相は、州独立に関する協議の時間を確保するために、独立に向けた手続きを2ヶ月間凍結すると発表しました。独立宣言かどうか明確でない、またしても玉虫色の内容です。早朝、スペイン高等裁判所が、カタルーニャ州の指導者2人を暴動の容疑で身柄を拘束すると報道が出ています。Jordi Sánchez, Catalan National Assembly (ANC), Jordi Cuixart, leader of Omnium Culturalの2人と出ている。流石にプチデモン首相の拘束がなかったようです。もし拘束されるようなことがあると、カタルーニャ人の逆鱗に触れる。それだけは避けたスペイン政府です。スペイン国債10年1.56%と落ち着いている。更に5日間の猶予があり、スペイン政府、カタルーニャ自治州政府との駆け引きは続く。ユーロも小康状態。ドル高相場に引っ張られてユーロ安方向の傾きやすい。
米国ではNY連銀の数字が良い。そしてトランプ大統領がテイラー・スタンフォード大学教授に好印象を持ったとの報道から、タカ派と見られる同氏に対して、ドル金利長短上昇の動きとなったようです。特に短期金利先物の上昇が著しい。ドルインデックスは93.30水準と昨日と比較すると上昇している。
ユーロ/ドルは、カタルーニャ問題が重石に、そしてドル金利上昇から、ユーロ安方向に傾きやすいと言えます。ボリンジャーバンドのミドルバンド(1.1824)がレジスタンス。ECBの量的緩和が延期になるとの観測もあります。大きなサポートは、90日移動平均線(1.1672)と下限バンド(1.1657)です。ドル円は、やっとドル高方向に戻り始めました。私も耐えて、やっと利食い実施、仕切り直しです。気持ちよくトレードしたいものです。5日移動平均線(112.21)を明確に上抜けすれば、上限バンド(113.13)近辺まで上昇するのではと期待したい。サポートは下限バンド(111.64)です。これは非常に重要な水準と週末実感しました。


10月16日:9:20JST: Euro/$:1.1815, Euro/\:132.20, $/\:111.95, GBP/$:1.3295, UST 10yr.2.27%, WTI:51.45, Spain 10yr.1.60%, IBEX:-17.90 10,258.00
金曜日晩の米経済指標は、消費者物価指数、小売売上高は悪い数字、そしてミシガンの数字は良いという結果でした。消費者物価指数が悪い数字に重点を置いてしまった金融市場です。米長短利回り低下、しかし株式市場は上昇の動きとなったようです。緩やかな利上げには好感している。ドルインデックスは大きく動かず、個別通貨ごとに動いたようで、凸凹があるようです。カーニーBOE総裁が、今後数ヶ月以内に政策金利を引き上げる見通しと語りました。早ければ来月に実施するかどうかの明言は避けました。ポンド高の要因は続く。シカゴ筋の先週火曜日時点のポジションを見ると、ポンド・ネット・ロング15,508枚となっている。ヘッジファンド筋が3週間前からロングポジションに転換している。利上げ期待が拠り所のようです。円は円ネット・ショート101,419枚と前週から16,776枚増加している。年内利上げ、そして来年も利上げセッションが続くとの期待感があるようです。週末は悪いCPIにポジションを調整したと解釈します。基本線には変更ないと思います。私にその方向を狙っています。
欧州ではオーストリアの戦況で、国民党が第一党、そして極右政党の自由党が第二党となっています。若いクルツ党首が首相に選出される可能性が出てきました。難民問題で国民には根強い不満があり、それを反映したようです。ドイツもその傾向があり、また各地に地域独立の機運もあり、火種がくすぶり続けている。潜在的にユーロ売りの材料として注意したい。カタルーニャ独立問題は、今日スペイン時間午前10時(日本時間午後5時)までに独立宣言するかどうかのデッドラインです。書簡を書類で発送される。プチデモン・カタルーニャ自治州首相がどのような内容で発信するかに注目です。原油価格が上昇している。中国の原油輸入量+9%と言うことで、エネルギー需要の減退懸念が後退している。
ユーロ/ドルは、オーストリア、スペインにリスクがあり、ユーロ安が優勢ではと思います。ボリンジャーバンドのミドルバンド(1.1827)がレジスタンスになるかに注目したい。大きなサポートは、下限バンド(1.1656)と90日移動平均線(1.1674)です。ドル円は、金曜日の米CPIショックの戻しの動きが強まるのではと思います。ミドルバンド(112.22)を上抜けるかに注目したい。再び北のロケットマンの動きに注目。弾道ミサイルと移動させているとの情報もある。


10月13日:10:00JST: Euro/$:1.1840, Euro/\:132.80, $/\:112.20, GBP/$:1.3260, UST 10yr.2.32%, WTI:50.60, Spain 1.64%, IBEX:-2.50 10,275.90
カタルーニャ情勢は小休止の一日でした。為替全体で小休止、そして年末のような相場でした。毎日主要通貨で予想レンジを考えているのですが、久しぶりに全て私の予想レンジ内の動きでした。ドルインデックスは93.10水準とややドル高。主役はポンドのジェットコースター相場でした。
バルニエEU主席交渉官が、英EU離脱交渉は行き詰まっているとの報道で、ポンド売り、そしてその後、EU市場アクセスの維持と移行期間を設ける提案をしたとの報道で、ポンド買戻しの動きとなりました。現在はほとんど前日の大して変化はない。報道の威力でしょう。米市場では、ドル金利長短共に、若干低下。株もやや下落と調整模様。しかし大きな流れに変化はない。
今朝ブルームバーグが、「ECBは資産買入れ額を来年1月から毎月300億ユーロに減額を検討する。ECBは少なくとも来年9月までQE延長を検討する。」と報道している。現在月額600億ユーロの資産購入ですから、半額まで減額する案のようです。事実と解釈すると、ユーロ上昇の材料と言える。アジアでは解釈不能と言うことでしょうか。誰もこの材料で手を出さない。悲しいですね。
昨日の日経新聞の見出しを見ると、衆議院選挙予想が、自民、公明で300議席近くを確保すると出ています。そして立憲民主党が45議席を確保し、野党では検討している。枝野党首は、地元の小選挙区で出馬している。昔大宮駅前での街頭演説を良く聞いたものです。やはり政策を明確に打ち出していることが有権者には好評のようです。希望の党は、小池党首が自身が出馬することなく、まるで他人の選挙を戦っているのではとの姿勢が不評を買っているように思うのですが。自民党にもっと鮮明に反旗を翻すような政策を打ち出さないと、小池パワーは不発に終わりそうです。
ユーロ/ドルは、ボリンジャーバンドのミドルバンド(1.8833)近辺の動き。上記材料から欧州時間帯からユーロ高に振れる可能性があるのではと思います。ドル円は調整局面。しかし112.00近辺ではドル買い需要、投機筋の買いが出てくる底堅い展開ではと思います。ミドルバンド(112.17)を明確に下回ると、90日移動平均線(111.17)までドル売りになる可能性を秘めているのではと思います。オセアニア通貨の戻しが開始したようです。そんなに悪くない経済。本格的戻しを期待したい。


10月12日:9:45JST: Euro/$:1.1860, Euro/\:133.35, $/\:112.40, GBP/$:1.3240, UST 10yr.2.34%, WTI:51.30, Spain 10yr.1.66%, IBEX:+136.10 10,278.40
今日のカタルーニャ問題から始めます。プチデモン・カタルーニャ自治州首相の玉虫色の演説内容に対して、ラホイ首相は、独立宣言であったのか否か、5日以内に立場を明示するように求めた内容の演説をしました。確認した場合(独立宣言であった場合)は、中央政府はカタルーニャ自治州の自治権停止をする前に、更に5日間の再考の猶予を与えるとしました。合計10日の猶予期間と解釈しましょう。中央政府は独立は絶対に認めない、独立した場合は、大いなる制裁を受けることを覚悟せよという訳です。今後の推移を見守りたい。ラホイ首相が強い態度で臨むとしたことで、マドリード金融市場は好感したようです。株式市場続伸、債券利回り低下の動きとなりました。まだまだ混乱は収まりそうにないカタルーニャ独立問題と言えます。
FOMC議事録の内容は、予想の範囲内。今後のインフレ指標を見極めたいとの部分が強調されたようです。しかし年内利上げは既成路線のようです。短期金利は全く動かず。金利ディーラーは冷静です。ドルインデックスは、92.90とやや低下気味。米税制改革を実行すると、レパトリ(米国への資金還流)が活発になるとのレポートを見ました。法人の税率が低くなる恩恵の結果の動きでしょう。ドル高の動きとなります。今後のドル動向の参考にしたい。
チャート的にユーロ/ドルを見ると、カタルーニャ問題の緩和から、ユーロ高の動き継続となっている。ボリンジャーバンドのミドルバンド(1.1836)を明確に上回ってきています。5日移動平均線(1.1768)がサポートです。ドル円はこう着状態。日足ローソク足の形状が気になります。(緩やかな丘形成) ミドルバンド(112.12)がサポートとなります。こちらはミッドビューはドル底値拾い作戦継続です。


10月11日:10:10JST: Euro/$:1.1820, Euro/\:132.75, $/\:112.30, GBP/$:1.3215, UST 10yr.2.35%, WTI:50.92, Spain 10yr.1.72%, IBEX:-93.70 10,142.30
カタルーニャ独立問題について、プチデモン・カタルーニャ自治州首相は、選挙結果は独立した国家になるように託された。スペイン中央政府と対話するために独立宣言の効力を一時停止することを提案すると演説しました。交渉するために独立を延期するとの内容です。一方的に独立宣言することはなかった。やはりマドリード中央政府が強硬に反対しており、現状では無理との判断が働いたようです。債券市場の動きは、スペイン国債10年1.72%と若干債券売りの利回り上昇の動きとなっている。マドリード株式市場も下げて引けている。そしてユーロ買戻しの動きとなっている。
休場明けの米市場は小動きのようです。金利動かず、そして北のロケットマンが何も行動を起こさずリスク志向となり、ダウ平均が最高値。ドルインデックスは93.10水準と下げている。ユーロ高の影響、そしてオセアニア通貨でもドル安相場のようです。意外感がある。
ユーロ/ドルは、カタルーニャ問題が緩和要因となり、ユーロ高。5日移動平均線(1.1754)をサポートに、ボリンジャーバンドのミドルバンド(1.1840)を狙う動きとなっている。ドル円は5日移動平均線(112.66)をレジスタンスに、ミドルバンド(112.00)を伺う動きとなっている。日足チャートのローソク足が何となく緩やかな丘形成の形状になっており、調整局面を予感させます。どうしようか思案中!今日の米債、短期金利先物の動きを注視したい。


10月10日:9:10JST: Euro/$:1.1745, Euro/\:132.35, $/\:112.70, GBP/$:1.3145, WTI:49.58, Spain 10yr.1.69%, IBEX:+50.50 10,236.00
北のロケットマンは現在の所無反応。いつものミサイルの発射時間は過ぎている。核実験はどうでしょうか。カーター元大統領が直接交渉に乗り出すとの報道もあるようです。それにしても93歳ですか。年月の過ぎ去る速さを感じます。民主党の元大統領と、お騒がせの現大統領と政策で一致するのでしょうか。米国の安全保障上の危機と言うことで訪朝するのでしょうか。今日はまたカタルーニャ独立宣言するのかにも注目が集まります。マドリードは強烈に反対している。見切り発車であれば、混乱を引き起こすことになる。ユーロ売り、スペイン債利回り上昇(債券売り)が予想される。日本では衆議院選挙公示。三極の選択を我々は求められる。政権選択選挙と言うことですが、2極は保守、準保守、そして1極がリベラルと言うことか。私はまだ決めていない。小選挙区では立憲民主党党首が出馬している区であり、党首落選の憂き目を見るかに注目が集まります。それにしても騒がしい2週間となります。
チャート分析は昨日通り。音なしのロケットマンか、それともやるのか、カタルーニャがどのようになるかに注目したい。リスク要因が出なければ、ドル金利上昇のドル高相場が順当と思います。


10月9日:9:10JST: Euro/$:1.1745, Euro/\:132.15, $/\:112.55, GBP/$:1.3085, UST 10yr.2.36%, WTI:49.29, Spain 10yr.1.68%, IBEX:-29.20 10,185.50
米雇用統計の数字は難解でした。9月NFP:3.3万人減と、ハリケーンの影響とはいえ、マイナスの数字は予想外です。しかし8月の数字は上方修正で良い。失業率は4.2%と前月よりも0.2%改善と良い数字、そして平均時給0.5%と良い数字。結果総合評価雇用統計は◎となり、ドル高、債券利回り上昇の動きとなりました。しかし北のロケットマンが米西海岸到達可能なミサイル発射を計画しているとの報道から、ドル急落の動きとなりました。ロシアの議員団が北朝鮮を訪問した結果の談話のようだ。
今日は日本は休日。米国はコロンブスデイと債券市場は休場。流動性が少なくなり、ロケットマンが何かするか警戒をようします。ドルインデックスは93.70水準とややドル売り相場。ユーロ/ドルは5日移動平均線(1.1729)水準に位置します。やや戻しの相場のようです。ボリンジャーバンドのミドルバンド(1.1865)までは戻らないのではと思います。ドル円は明日まではロケットマン警戒相場です。ミドルバンド(111.58)近辺までの押しはないのではとこちらの思います。良い天気、余り相場は動きそうにないので、外で体育の日を楽しみましょう。


10月6日:10:00JST: Euro/$:1.1710, Euro/\:132.15, $/\:1.1280, GBP/$:112.80, UST 10yr.2.34%, WTI:50.79, Spain 10yr.1.68%, IBEX:+249.80 10,214.70
カタルーニャ独立問題では、やや独立に否定的な観測が出てきました。プチデモン・カタルーニャ自治州首相率いる独立派指導部内でこの先の方向性について分裂していると言われている。一方的独立宣言は経済に大打撃を与えるとの懸念が出ている。またスペイン中央政府サイドからは、スペイン憲法裁判所が9日のカタルーニャ州議会審査を差し止める命令を出しています。そしてデギンドス財務相が、カタルーニャの独立は実現しないだろうと語っています。このような状況でマドリード金融市場の反応は、債券買戻しの利回り低下、そしてIBEX指数大幅回復の動きとなりました。来週月曜日に一方的に独立宣言をするかに注目が集まります。ECB議事録では資産買入れの延長に向けた複数のシナリオを検討したと書かれており、テーパリングの遅れを懸念する観測が出て、ユーロ安材料。いずれにしろユーロ安、そしてドル高傾向が一層その動きを加速させます。
英国ではメイ首相の辞任観測が出ているようです。そのためポンド売り加速となっている。支持者前での演説で大きな失態をしたようです。原稿の手渡し、そして咳き込む光景を見ました。メイ首相は辞任を考えていないと言っているのですが。政治家は本音は決して言いません。安倍首相も衆議院解散を決して口にはしませんでした。それが政治家です。
ドルインデックスは93.95近辺とドル高相場。ドル短期金利先物が再び利回り上昇する動きになっている。節目(金利先物では価格下落が利回り上昇)を下回りました。米議会で下院で18年度予算決議案が賛成多数で可決、今後税制改革など進展するのではとの期待感が、株高、金利高の動きにつながっている。ユーロ/ドルはボリンジャーバンドの下限バンド(1.1674)に沿った動き。レジスタンスは5日移動平均線(1.1750)。中期トレンドの目安90日移動平均線(1.1630)を下回ってくるかに注目したい。
ドル円は、ドル高相場が支え。5日移動平均線(112.69)がサポート。日足のローソク足の形状を見ると、何となく丘形成を形状であり、下値不安もあるようです。今日の米雇用統計を見たい。NFP予想は8.0万人増と悪い。ハリケーンの影響と言われている。失業率4.4%、平均受給0.3%と言った所です。底値拾いの作戦継続です。下値は意外と浅いようのではと思います。


10月5日:10:15JST: Euro/$:1.1755, Euro/\:132.55, $/\:112.75, GBP/$:112.75, UST 10yr.2.32%,WTI:49.98, Spain 10yr.1.78%, IBEX:-292.60 9,964.90
今度はプチデモン・カタルーニャ自治州首相が、前日の国王の演説に返答をしています。プチデモン首相は、独立を支持する住民の結果を適用する必要がある。そして仲介のプロセスを求めるとしています。9日に選挙結果を正式に発表し、正式にカタルーニャ独立の宣言をする可能性がある。スペイン政府は仲介要請を拒否するとしているようです。混乱は続く。スペイン10年債は利回り大幅上昇し、一時1.80%をつけたようです。マドリード株式指数は大幅下落、10,000を割り込む状態です。
米国市場ではほとんど動きなし。短期金利先物はやや上昇している。その意味でドル高の流れに変化はないようです。ドルインデックス93.50水準です。山は高い。米FRB議長レースは、ウォルシュ、パウエルと候補名が出て、どうなるか。今日はパウエルFRB理事が講演する。ポストイエレンに鳴る可能性があり、その内容に注目が集まる。Let's see!
チャート的にはほとんど変化がなく、分析は省略します。ドル高相場の基本線に変化はないと思います。


10月4日:10:00JST: Euro/$:1.1765, Euro/\:132.55, $/\:112.60, GBP/$:1.3260, UST 10yr.2.32%, WTI:50.42, Spain 10yr.1.72%, IBEX:+1.80 10,257.50
カタルーニャ自治州の独立問題としては、フェリペ6世国王が、スペインの主権を脅かしているとして、カタルーニャ住民投票を暗に批判しています。カタルーニャでは、公務員のスト、学校の休学となり、FC バルセロナが無観客試合と、マドリード中央政府に抗議の意思を示しています。プチデモン・カタルーニャ自治州首相は、数日中に独立を宣言する可能性があるとしている。混沌としそうです。これが、オランダとベルギーにまたがるフランドル地方、スコットランド地方への独立の動きになると、EUとしても厄介な問題に発展する可能性があると思います。スペインに関しては、マドリード中央政府が全く妥協の余地のない、住民投票は無効との姿勢です。EUも同様の姿勢です。プチデモン首相は仲裁機関に仲裁を依頼する姿勢も示している。スペイン10年債は混乱を反映して債券売りの利回り上昇の動きとなっている。ユーロもドル高傾向が強いものの、カタルーニャというユーロ圏問題を反映したユーロ売りの流れのようです。スペインのバスク地方も独立の運動が20世紀フランコ独裁政権後の民主体制から続いている。カタルーニャ問題の進展によっては、この問題にも注目することになる可能性も否定できません。
米国市場は、新車販売件数が良い数字で株式市場続伸。しかしドル金利は全く動いていません。ムニューシン財務長官が、次期FRB議長にはパウエル理事(中立派)が適切として注目が集まっている。週末浮上したトランプ大統領の友人であるウォルシュ元理事(タカ派)と共に注目したい。
チャート的に見ると、ユーロ/ドルはちょっと戻しの動き。5日移動平均線(1.1772)を明確に上回るかに注意したい。ボリンジャーバンドの下限バンド(1.1711)に沿ったユーロ安相場が正論ではと思います。ドル円は今朝ちょっと円高気味に振れているが、ポジション調整の範囲内の動きと推測します。こちらも5日移動平均線(112.62)を明確に下回らなければ、上限バンド(114.13)方向が見えてきます。明日宵の口のイエレンFRB議長の講演に注意です。


10月3日:10:15JST: Euro/$:1.1715, Euro/\:132.30, $/\:112.95, GBP/$:1.3245, UST 10yr.2.34%, WTI:50.85, Spain 10yr.1.69%, IBEX:-125.80 10,255.70
やはりカタルーニャ自治州の住民投票の混乱、そして独立賛成票が90%以上と、今後独立の動きになるか、ユーロの不安材料となったようです。スペイン債10年は売られることになり、1.69%まで上昇。マドリード株式市場でも上記の通り大幅下落の結果となったようです。42%のカタルーニャ住民が投票と、反対派はほとんど投票場に行かなかったのではと思われます。そしてドル金利の動き、特に短期金利先物では全く反応なしです。ドル金利先物ユーロドル(3ヶ月物)9月限1.795%と先週末から変化がない。しかし株式市場は好調です。9月IMS製造業60.8と予想の58.0より良い数字の反応したとのことです。ユーロ安はカタルーニャで反応したとして、米経済指標には反応のドル円相場のようです。
ユーロ/ドルは予想通りの展開。ユーロ圏8月失業率9.1%と予想より悪い。これも売り材料。ボリンジャーバンドの下限バンド(1.1733)に沿ったバンドウォークの可能性もある。そのためにはドル金利上昇が不可欠です。今日以降の動きに期待したい。ドル円は上昇相場のようです。米株高に反応した兜町高、そして円安方向のようです。5日移動平均線(112.53)をサポートに上限バンド(113.94)方向ではと期待したい。期待感が充満する私の相場観です。


10月2日:9:45JST: Euro/$:1.1795, Euro/\:132.95, $/\:112.70, GBP/$:1.3285, UST 10yr.2.33%, WTI:51.67, Spain 10yr.1.63%, IBEX:+53.00 10,381.50
月末の相場と言うことで、大きな動きはなかったようです。ドル金利が大幅上昇したようです。ドル短期金先物ユーロドル(3ヶ月物)9月限1.795%と0.045%の大幅上昇となったようです。トランプ大統領が、ケビン・ウォルシュ元FRB理事と海食し、イエレン議長に代わる次期FRB議長への指名の可能性があるとの報道が発端であったようです。利上げに積極的な人物のようです。経済指標では、私が注目する米8月PCEコアデフレーター1.3%前年比と悪い数字となりました。2%のFRBインフレ目標からはかい離している。利上げに慎重姿勢になるかに注目したい。ユーロ圏9月消費者物価指数・速報値1.5%前年比とこちらも悪い。FRBとECBの利上げに積極姿勢を削ぎかねない。注意して今後の動静を見たい。
そして週末はカタルーニャ独立の是非を問う住民投票がありました。スペイン政府は憲法違反だとして認めていません。スペイン政府は警察、治安部隊を動員して、選挙施設への立ち入り、投票用紙の回収を妨害するなどの行動に出ました。けが人多数を出しましたが、投票は概ね行われたようです。意外と結果は90%以上の独立賛成となったようです。反対派の人々が投票しなかったとも考えられます。カタルーニャ自治政府が独立を宣言するかに注目が集まっています。これはユーロにはネガティブ要因。欧州時間帯での反応を待ちたい。トッピクスでも取り上げたいと思っています。
ユーロ/ドルは、カタルーニャ問題もあり、ユーロ売りに反応しやすいと言えます。ボリンジャーバンドの下限バンド(1.1756)方向ではないかと思っています。大きなレジスタンスはミドルバンド(1.1906)。ドル円は、ドル金利上昇を根拠に上昇傾向継続。上限バンド(113.71)方向ではと思います。サポートは5日移動平均線(112.33)と言えます。今日発表の短観は良い数字。


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7月の私の経済コラム(1999) 121円を割ると大幅な円高になってしまった。
8月の私の経済コラム(1999) 111円から116円の攻防。ちょっとベア優勢
9月の私の経済コラム(1999) 日銀が混乱を招き103円台の円高を呼ぶ。
10月の私の経済コラム(1999) 106円を挟み 円が高値圏で安定。
11月の私の経済コラム(1999) 101円を意識した円高へ。
1月・2月の私の経済コラム(2000) 経済コラム再開! 円安を意識した相場
3月・4月の私の経済コラム(2000) 上下に乱高下! 最後は円安
5月・6月の私の経済コラム(2000) ゼロ金利政策解除思惑が円高要因となる。
7月・8月の私の経済コラム(2000) ゼロ金利政策がついに解除もレンジ内の動き
9月・10月の私の経済コラム(2000) ユーロが下落、ドル/円がその動きに左右される。
11月・12月の私の経済コラム(2000) ーロが上昇に転ずる。 ドル/円は 本年最高値を付ける。
1月・2月の経済コラム(2001) 日本売りがドル/円をブルトレンドに乗せる。
3月・4月の経済コラム(2001) 小泉内閣誕生でドル/円は121 - 127のレンジに収まる。
5月・6月の経済コラム(2001) 狭いレンジ取引に終始するが日本のファンダメンタルズが思わしくない。
8月・9月・10月の経済コラム(2001) 日本政府が必死に介入した。そして9月11日に米国で同時多発テロが起こり、世界同時不況感が強まった。
11月・12月の経済コラム(2001) 無策の日本政府が円安を公認をし、ドル/円は 130円台へ
1月・2月の経済コラム(2002) 政府発表の不良債権問題処理、デフレ策をどう評価されるか。ドル/円は135円タッチで足踏み。
3月・4月の経済コラム(2002) 米国の景気回復度に疑問符が出て、ドル/円は130円を割る局面に。
5月・6月の経済コラム(2002) 米会計制度への不審、テロ警戒感からドルが全面安。日銀が介入で頑張るも押し切られる。
7月・8月の経済コラム(2002) ドル/円は116-121円のレンジに収まり、方向感が定まらず。
9月・10月の経済コラム(2002) 総合デフレ対策、不良債権処理加速が景気悪化を加速させるのではとの思惑でドル/円は125円までタッチ。
11月・12月の経済コラム(2002) 日経平均20年ぶりの9000円割りの大納会と日本経済どん底だが、イラク・北朝鮮問題緊迫でドル売り加速のドル/円120円割れ。
1月・2月の経済コラム(2003) 地政学的リスクからドルが売られ政府・日銀が117、116円台で覆面介入(ドル買い・ユーロ買い)実施。
3月・4月の経済コラム(2003) イラク戦争の開戦・終結、北朝鮮核問題、SARSの拡大と地政学リスクでユーロへの資金移動加速。
5月・6月の経済コラム(2003) ECBの利下げ、FRBの利下げと出尽くすものが出てきた期間でした。いよいよ 各通貨圏のファンダメンタルズが焦点へ
7月・8月の経済コラム(2003) ドル/円でのドルベア、ユーロ/ドルでのドルブルへ。8月日銀介入無し判明で思わぬ円高へ。
9月・10月の経済コラム(2003) 日本当局が大規模介入をするものの、日本経済回復期待、日本株堅調で円買い需要増大の円高局面へ推移。
11月・12月の経済コラム(2003) 株高に免疫力を付けた円が円高へと進む。地政学的リスク回避でユーロが最高値。
1月・2月の経済コラム(2004) 日銀の必死の円売り介入で結果的には106.00は防衛された。2月最終週にシカゴ筋が円買いポジションを解消する。
3月・4月の経済コラム(2004) 米国ファンダメンタルズに注目が集まり、ドルブルとなる。日本当局が円売り介入をしなくても円安に振れつつある。
5月・6月経済コラム(2004)  2000年代最後の相場観 
10~12月経済コラム
(2015)
11年ぶりの私の経済コラム復活 
 1~3月経済コラム
(2016)
 やっと感覚が戻ってきた。米FRB高官の発言に振り回される。イエレン議長利上げを急がない姿勢。金利低下からドル安傾向が続く。
 4~6経済コラム
(2016
 最後は英国に振り回された市場環境。どこに行くのか英国
 7~9経済コラム
(2016
FRBは9月利上げ見送り、利上げが待ち遠しいな! 
10~12月経済コラム
(2016) 
やっとFRB利上げに踏み切る。そしてトランプ次期大統領がインフラ投資で米国を再び偉大にすると宣言。 
 1~3月経済コラム
(2017)
FRB利上げセッション継続 
 4~6月経済コラム
(2017)
ECBとBOEは相次いでタカ派的発言、一方BOJはゼロ金利政策継続 
7~9月経済コラム
(2017)
 
FRB量的緩和縮小を発表、BOEも利上げモードへ 

相場を張る場合の格言

THE TEN COMANDMENTS

  1. DISCIPLINE IS NOT JUST IN CUTTING LOSSES BUT ALSO IN TAKING PROFITS.
  2. DON'T FIGHT THE TREND - IT IS YOUR FRIEND.
  3. THE MARKET MAY NOT BE SMART, BUT IT IS ALWAYS RIGHT.
  4. WHEN IT IS SICK, GIVE IT A KICK.
  5. WHEN IN DOUBT, GET OUT.
  6. WHEN THINGS ARE OBVIOUS, YOU'RE OBVOUSLY WRONG.
  7. IT IS NEVER A SIN TO TAKE PROFITS.
  8. WHEN THE ONLY THING LEFT IS HOPE, YOU KNOW YOU HAVE A BAD POSITION.
  9. IF YOU HAVE A POSITION, FORGET YOUR EMOTION.
  10. OPPORTUNITIES EXIST; WITHOUT PATIENCE THEY'RE MISSED.

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