サンタンデールとビルバオ散策

2001年1月8日

今回はカンタブリカ海に面した港町サンタンデール(Santander)とバスク地方の中心都市ビルバオ(Bilbao)を紹介します。

私たちはブルゴスの大聖堂を見学して 午後遅くサンタンデールで向け出発した。カスティージャ地方の草原が広がる大地から 徐々に山岳地帯に向かう。途中で大きな湖にである。この湖から流れ出す川が延々と地中海まで流れる。その川の名前はもちろんエブロ川(Ebro)で途中 リオハ、サラトガ通る、スペインを代表する大河です。このあたりから 木々が生い茂り どことなく日本の森林を走っている感覚となる。 この山岳地帯からサンタンデールに至る街道沿いには多くのリゾート地があり 多くのホテルやレストラン目立つ。そんな風景を楽しんでいると だんだん海が近づいてくる。しだいに大都市に来たなという感じの町並みとなる。サンタンデールに着いた。どことなく スペインというよりもフランスの地中海岸の町並みに似ている。街路樹がふんだんに植えられており、それが建物と上手くマッチしている。中心を目指す。海岸が右手に広がっている。まづは今日のホテルを探さねば。

この日の私たちの宿泊は レアル(Real)というこちらでは最高級のホテルです。(しかし上手くクーポン券を使ったので二人で1万6千ペセタ 日本円で約1万円です。) このホテルはスペイン国王一家、アスナール首相が泊られるなど最高級ホテルです。白いホテルが丘の頂上に建っています。 内装も素晴らしく ちょっとした王族になった気分です。泊ったホテルのバルコニーから撮った写真を左に載せました。写真の左側に伸びる半島がマグダレナ半島といい サンタンデールの見所のひとつです。この半島の中に立つマグダレナ宮殿はアルフォンソ13世が別荘として使われていた建物で 現在は 国際会議などに使われている。ゴルフ場、水族館などがあり けっこう楽しめる。

右の写真はサンタンデールのリゾートの中心地です。この時期(11月)は人はまばらですが 夏には多くのリゾート客がこの浜辺でのんびりと過ごします。白い建物が公営のカジノです。なかに入ってみましたが ヨーロッパのカジノを感じさせる重厚な雰囲気でありました。海岸沿に多くのレストランや土産物屋があります。こちらは 海産物が美味しいから 是非味わって見て下さい。ムール貝を注文して そして リオハの白ワインで楽しもう。そこは もうスペインというよりは カンヌとかモンテカルロにでもいる雰囲気です。私たちは晩秋に来ましたが やはりここは夏が良い。時間がなくて 繁華街には行きませんでしたが 海産物の美味しいレストランやバルが多くあるはずだ。

ではそろそろビルバオに向かうこととします。途中の海岸線にカストロ・ウルディアレス(Castro Urdiales)という小さな漁港兼リゾート地があります。ここは私たちが大変気に入ったところで じっくりと写真をふんだんに紹介したいと考え、別の機会に紹介します。

私は金融界に長いのでサンタンデールとかビルバオという名前には馴染みがあいます。この地に来ると この地域が他のスペインよりも豊かで産業が発達していることがわかります。だから必然的に金融業者が育成する素地があったのであろう。ビルバオの市に入るとこの都市は産業の町であることがわかる。多くの工場が所狭しと建てられている。なんとなく川崎などの工場群を思い出す。

ビルバオの見所は世界的に有名な美術館です。グーゲンハイム ミュジアム(Guggenheim Museum)がそれで 外観は左の写真です。なんとなく船を思わせ 金属で覆われたその姿は芸術です。この美術館は 007の映画で有名になりました。この美術館からストーリーが始まった。中の展示品をみてまたあっと驚く。それは 空間、時間がテーマでそれを理解するには 心の余裕が必要だ。1日の時間の移り変わりをテーマにした部屋が私たちのお気に入りでした。目の前で1日が移って行く。それが光と色で変遷してゆく。心が安らぐ。光をテーマにした部屋も面白い。興味のある方は是非立ち寄ろう。月曜日が休館。朝10時から夕方8時まで開いている。町のあちこちに行き先についての標識があるから簡単に行ける。


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