マドリッドを散策しよう!

9月5日

スペインに始めて来ればマドリッドはその玄関口となります。この旅ではマドリッドを気楽に散策してみましょう。スペインの旅に慣れるにはもってこいです。


スペインの首都はマドリッド(Madrid)です。街の名前はアラビア語で「湧き水」を意味する「マジリット」と言われている。16世紀に首都となったが 本来赤茶けた台地の上に 徐々に緑を増やして現代の近代的な都市となった。 バラハス空港(Aeropuerto de Barajas)からバス・タクシーで20-30分(渋滞の場合は1時間の覚悟が必要)走るとセントロ(Centro)と呼ばれる中心地に入ってくる。このセントロ地区にほとんどの観光名所があるので旅人にはありがたい。

私は大都市を旅行する場合 最初に高い建物を見つけ そこから 街の全体のイメージを焼き付けてから 散策を開始する。ところがマドリッドでは適当な建物が無い。ああ困った。そこで地図をみるとそれに代わるヒントがあった。東にレティーロ公園(Parque del Retiro)、西に王宮(Palacio Real)が位置する。これで問題解決だ。あとは 東西を結ぶグラン・ビア(Gran Via)を思い浮かべればもう マドリッドの散策は簡単だ。

まず 東西の真ん中あたりに位置するプエルタ・デル・ソルに行こう。10本の道が放射線状にここから伸びる。ここがスペインの中心地である。ここからの距離でスペイン各都市の距離が示される。いわば スペインの日本橋だ。ここにはマドリッドの紋章となっている熊の像と時計台に注目。時計台はスペイン標準時を示し、大晦日にはたくさんの人が集まり新年を迎える。スペインでは大晦日にぶどうを一粒ずつ口にほおりこみながらカウントダウンをし新年を迎える。ぶらぶらマヨール通り(Calle Mayor)を東に進もう。するとマヨール広場(Plaza Mayor)に辿り着く。左の写真がそれである。中央に立つ騎士像は 広場を造ったフェリペ3世です。かつてここでは王家の儀式、闘牛、また異端児の処刑も行なわれたところである。1階部分は商店が入っており おみやげ カフェテリア レストランなどがあり 賑やかである。ここでゆっくりと朝食などいかがでしょうか。カフェテリアでスペイン式にコーヒーとパンを頼み、パンをコーヒーに付けて食べるのです。 もし 日曜の午前中であればマヨール広場の中央の道を南に進もう。15分も歩けばそこに ミニ・マーケットが広がる。ラストロとよばれるのみの市である。さまざまな露天がならび 骨董品、アクセサリー、洋服、お土産、 絵画、小鳥、小犬までありとあらゆるものが並ぶ。言い値では決して買わないように! 安くなります。交渉術が面白い。ここでスペインに慣れよう。ドロボウも多いから持ち物に注意!

マヨール広場から西にぶらり20分も歩けば王宮(Palacio Real)に着く。高台にあるからすぐ分かる。右が王宮の中庭で撮った写真だ。1764年に建てられた宮殿である。中に入ればスペインの栄華を表わす あらゆる物が並べられている。現在は王室一家は郊外の宮殿に移られたとのことであるが 国家の公式行事はここで行われる。記憶か定かでないが ここで行なわれた最大の晩餐会は昭和天皇の歓迎晩餐会であったという。ここではゴヤなどスペインを代表する画家の作品が楽しめる。日本、中国からの陶器のコレクションも素晴らしい。王宮の反対側にはアルムデナ大聖堂(Nuestra Señora de la Almudena)がその威容を誇っている。王宮から北に進むと高層ビルに囲まれたスペイン広場(Plaza de España)に辿り着く。ここで中央にセルバンテス像、そしてドン・キホーテとサンチョ・パンサ像にお目にかかる。 この広場から西に大通りが広がる。これがグラン・ビア(Gran Via)である。東京で言えば銀座にあたる。有名な商店が軒を並べる。買い物したい方はこのあたりで。

この道を西に進めばレティーロ公園(Parque del Retiro)にいたる。途中のシベーレス広場(Plaza de la Cibeles)の騎馬兵士の噴水がある。ここはサッカーのレアル・マドリッドが優勝したりするとここでサポーターが噴水に飛び込み大変な騒ぎとなる。レティーロ公園は緑豊な公園で市民の憩いの場である。週末はいろいろな大道芸人がいてなかなか面白い。シベーレス広場から南に緑豊かな大通りがアトーチャ駅(Estación de Atocha)まで続き その通り沿いに有名なプラド美術館(Museo del Prado)がある。美術に興味ある方は2日位、時間を割く必要があります。だいたい こんな道筋で 中心街は楽しめます。これを基本にして みなさんそれぞれ マドリッドを歩いてみて下さい。

ここから 食べ物とエンターテイメントに進もう。左の写真はハモン(Jamón)という生ハムを売る店です。店中ハモンがぶら下がっています。スライスして売ってますから 少し買って横のカウンターでワインかビールを飲みながら 舌鼓を打ちましょう。ハモンの最高級品はハモン・ハブーゴ又はハモン・イベルコと呼ばれるもので美味である。一般には次の等級であるハモン・セラーノで充分である。この店はグラン・ビアの通り沿いにあったが セントロには支店が各所にあったと思います。バルとハモンの店をはしごするのも マドリッドの楽しみです。私はマヨール広場界隈のバルを数軒覗いてみることをお勧めします。やはり お客の入っている店はうまい。これは世界共通です。店によっては そんなにうまくない店がある。

フラメンコも是非見に行って頂きたい。私のお勧めはコーラル・デ・ラ・モレリア(Corral de la Moreria)です。本物のフラメンコを見せてくれます。フラメンコ・ショーはだいたい11時半位から始まります。だから 10時位に行きゆっくりとディナーを楽しんで気分も良くなってからショーを楽しもう。右の写真が私たちが行った時に撮った写真です。最初はこんなものかと思っているとだんだんテンションが高くなってきて 12時半位から最高に盛り上がります。フラメンコダンサーの躍動的な動き、恍惚とした表情、そして熱気が あなたに伝わってきます。ショーが終わればフラメンコダンサーと楽しく話しができます。私はもう少しスペイン語を勉強する必要がありますが。帰りはタクシーを使おう。なぜなら 王宮近くに位置し 人通りも少なくちょっと不安です。そして その後 元気であれば ジョイ・エスラバ(Joy Eslava)に行こう。ここはマドリッドでも有名なディスコです。いろいろなショーが楽しめます。また 有名人もここには よく来ます。私たちが行った時も ホアキン・コルテスがいるのを目撃しました。若い人に混じって けっこう 熟年層の人達も来ています。すぐに近くの人と仲良くなり いろいろ情報を手に入れるのにも役立ちます。朝帰りを覚悟して ゆっくりと また熱気に包まれて マドリッドの夜を楽しもう!


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