更に一歩踏み込んだメモリー世界






現在主に使われているメモリーはEDO DRAMSDRAM DRAMが中心です。
少し前までFastPageDRAMが主流でした。
2000年末の現在、PCの中心メモリはSDRAM DRAM 通称DIMM(ディム)
2001年からの後半主流はDDRSDRAMに移行するようです。

EDO DRAMはFastPageDRAMのアクセスタイミングを改良した連続読み出し向上タイプ
データーをFastPageDRAMより長時間出力出来るよう改良

更にECCEDO DRAMが登場しました。
このメモリーはエラーに対して強力な訂正能力を有する。ただしチップセットが対応していないと
全く効果はありません。又、冗長ビットの追加、比較、修正の処理工程が存在するので
通常EDO DRAMよりアクセススピード僅かですが遅くなります。

上記メモリーですがデーターバス32ビット&72ピンでPentium&互換CPUでは
二本単位で増設します。これはPentium&互換CPUは64ビットタイプだからです。


SDRAM DRAMはシステムクロックに同期して動作するタイプで高速性を実現、
その秘密は連続データー読み出しにあり従来メモリーがナノ秒でしたがメガヘルツに変わりました。
データーバス64ビット&168ピンでPentium&互換CPUでは一本単位で増設が出来ます。

このSDRAM DRAMにも3種類ほどあります。

PC66SDRAM
チップセットのバスクロックが66MHz作動のもので、まだ100MHzが主流になる前のタイプ
このメモリが使用出来るものにはEDO DRAMも兼用で使用できるチップセットもある。
ただし性能は遅いEDO DRAMに足を引っ張られる。
独立して利用すればそれなりに早い、しかし今現在SDRAMと言えばPC100SDRAMまたはPC133SDRAM

PC100SDRAM
98では残念ながら対応チップはないが、AT互換機では標準となっているメモリである。
数値が表示されているが、そのものズバリ、バスクロックが100MHz動作でも動作保証されている。
さらに品質的に2種類に分かれる2CLと3CLがある。

簡単に説明すると3CLはバスクロックが100MHz動作についていけるがそれ以上の動作
[自作マニアはさらに105とか115とかで作動させる]。には対応していない。
実際には動作マージン(上限幅)があるので動作はしますが動作保証外となります。
2CLはメーカーにもよるが、100MHz動作保証は余裕。さらに120MHzでも動作する、より高速追尾の品質
実際には行アドレス指定信号から実際にデータ出力までの待ち時間、アドレスを読み込ませる間でのクロック数
これらが2クロックで対応出来るのが2CL。3クロックかかるのは3CLとなる。
今は2CLが主流になっています。

PC133SDRAM
メモリバス133MHz対応AT互換機でも最近になってチップセット対応で主流になってきました。
3CLが主流で2CLもあるが値段が高価でしたが現在は安値で5000円で256MBのバルク品が買えます。
ベンチでは確かに差が出ますが僅かな範囲です。、
実際には他のシステム動作等のタイムラグもあり実行速度では差はほとんどありません。

PC150SDRAM
最近登場したOC(オーバークロック)マニア向けの高クロック耐性の物
周辺機器メーカーから動作保証された物も出てきています。

PC133で3CL品でもPC100設定にBIOSで変更すれば2CLとして利用できます。つまりマージンがあるということです。



PC100設定2CLとPC133設定3CLの差です。

★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.22 (C)EP82改/かず ★ ★ ★
Processor AMD Athlon 999.86MHz[AuthenticAMD family 6 model 2 step 2]
Cache L1_Data:[64K] L1_Instruction:[64K] L2:[512K]
Name String AMD Athlon(tm) Processor
VideoCard Canopus SPECTRA 8800
Resolution 1024x768 (16Bit color)
Memory 522,768 KByte
OS Windows 98 4.10 (Build: 2222) A
PC100 2-2-2
ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
18986 40433 49280 14734 16176 23944 119
Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
119364 70764 30053 1563 0 0 0 C:\20MB

PC133 3-3-3
ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
19559 40431 49223 15916 17804 24760 119
Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
127600 70985 30110 1563 0 0 0 C:\20MB


1024*768 16-Bit
PC100 2-2-2
3DMark Result: 7109 3D marks
CPU Speed: 516 CPU 3D marks
PC133 3-3-3
3DMark Result: 7306 3D marks
CPU Speed: 523 CPU 3D marks

スーパーπ104万桁
PC100 2-2-2 185s
PC133 3-3-3 160s



DirectRDRAM(RDRAM) 次世代メモリ詳細部分は違うが、ゲーム機のウルトラ64にも使用されている
>高速大転送メモリ
動作周波数400MHzに対応でき、クロックの両エッジに同期し800MHzの高速データ転送可能。
現在PC700<PC800規格がある 184ピンでSDRAMとは全く別物
問題はサポートするチップセットとの相性が今ひとつと値段が高価なことでしたが2001年に入り
Pentium4御用達メモリーで値段も以前のSDRAM程度になってきています。
2001/7/1現在 256MBで25000円前後

DDR SDRAM
ダブルデータレコードとも読まれています
急速に人気脚光の注目となりつつある次世代メモリの一つ
先のDRDRAMが上手くいかないのも理由の一つにありました。
動作周波数133MHzで動作しますがクロックの両エッジに同期してデータ転送をしますので倍の転送となります。
GAではお馴染みになりつつあるメモリでチップメーカーのVIAが中心となって進めています。
データ転送は理論値であって現実には2割〜3割UPが現状です。
しかし連続データ読み出しなら5割UPはするようです。


種別規格名称動作周波数データ転送ビット数備考
SDRAM PC66
PC100
PC133
PC155
66MHz
100MHz
133MHz
155MHz
528MB/S
800MB/S
1064MB/S
1240MB/S
64Bit
64Bit
64Bit
64Bit
ソケット7が主体の旧世代が主流 PC9821シリーズ、
現行主力のメモリ
現行主力のメモリ
OC御用達メモリ
VC SDRAM
133MHz1064MB/S64Bit メモリー内にキャッシュ二度目のアクセス時に速度UP
発売当初は注目されていたが一般には今ひとつ
2002後半では殆ど見かけません。
DRDRAM PC600
PC700
PC800
PC1066
600MHz
712MHz
800MHz
1066MHz
1200MB/S
1424MB/S
1600MB/S
2100MB/S
16Bit
16Bit
16Bit
次世代主力として登場したがコスト高と
サポートチップ、値段の問題で停滞気味
Pentium4の対応メモリー 2チャンネル使用により3200MB/S
Pentium4の対応メモリー 2チャンネル使用により4200MB/S
DDR SDRAM PC1600
PC2100
PC2700
PC3200
200MHz
266MHz
333MHz
400MHz
1600MB/S
2123MB/S
2670MB/S
3200MB/S
64Bit
64Bit
64Bit
64Bit
新Athlon をメインとした期待のメモリ、2001年の台風になる
現在値段も下がりSDRAMとの価格差がなくなっている。
JEDECが策定するDDR333規格に準拠 2003年主流
正式版はまだだが一部出回っている新規格 準拠規格なし



セカンドキャッシュメモリ
キャッシュメモリはCPUとメモリの中間に位置するもので1次キャッシュと2次キャッシュとがあります
1次キャッシュはCPUの内部に置かれ2次キャッシュも外部キャッシュも1次キャッシュに
一旦読み込まれます
1次キャッシュは通常CPUと同じクロックで作動します。又容量が多いほど記憶出来ますので読み込みも早くなります。


CPUは最初外部キャッシュ(メインメモリ)から読み込み2回目以降2次キャッシュから読み込みます。
そうする事により外部キャッシュへ読み込みいく時間よりも早くデーターアクセス出来るからです。
結論として早い順に読み込みアクセスします。1次キャッシュから2次キャッシュそして外部キャッシュの順です

セカンドキッャシュにはバーストSRAM、パイプラインバーストSRAMの2種あり
シンクロナスSRAMです。
バーストSRAMはプロセッサのバースト転送方式に対応したSRAMで最初に先頭アドレスを
送るだけでこの後にある64ビットアドレス3つ分SRAM内で作り4アドレス連続で読み出す
性能は良いですが行程歩留まり悪く高価です。

パイプラインバーストSRAMはプロセッサのバースト転送方式に対応したSRAMですが
バーストSRAMと違う点は最初のアドレス読み込み後、1クロック遅れてデータ出力します。
ちょっと遅れますが科学計算等仕様でない限りとくに問題ありません。
コストパフォーマンスにすぐれ多く使われています。

現在のシステムはCPU内部にセカンドキッャシュが内蔵されているのが一般的になっています。


その他にビデオメモリがあります
すこし前までEDO DRAMが主体でした。メインメモリ60nsより早い超高速タイプを使用40ns
98年移行からSRAM系のSGRAM8nsが出てきました。
又、DRAM系のSDRAM6nsがメインとなっています。

最新物はDDRSDRAMで200MHz*2倍の400MHz動作の超ハイスピード
さらに限定ではDDRSDRAMで250MHz*2倍の500MHz動作4nsの超ハイスピード



いかがでしたかメモリワールド・・・今後もUPしていきます。

更にPC−98シリーズとDOS/Vでは微妙に仕様が異なりますのでメーカー指定、
又はサードパーティーの各PC対応仕様をご使用ください。
同じ種類でも動作不良等の問題生じます