今週のDS9
ここでは、関西テレビで放送されているスタートレックDS9をもとに、その週に放送された内容のあらすじと感想を述べるページです。
ネタバレもあるので注意して下さい。
1998年
11月17日(火)深夜
今週は、未来のディファイアントが事故で200年前過去に戻り、墜落し、その惑星で社会を作って、その子孫が現在(事故を起こす前)のディファイアントに接触してくるというtimeparadoxなお話です。この事故でキラは死ぬのですが(原因は別だが)、現在のディファイアントは事故を回避する事ができ、キラを死なせずにすむのですが、クルー達は、そしてキラ自身が、その社会の人々を消滅させないために事故を起こす事を決断します。ところが、その社会に残っていたオドーは、現在のキラに自分の気持ちを告白し、キラを死なせないために事故を回避させます。
というのが大体のあらすじなのでが、やはり気になるのはtimeparadoxですね〜。こういった話には必ず付いてくるのですが、物理学者としてはやはり納得が・・・。ま、事象物理(YU-NO参考)として黙殺しましょう(笑)。
しかし、私がオドーの立場だったらどうしただろう。やはり、オドーと同じ事をやっていたかな。まあ、これからの関係が楽しみですね。(あと、ドミニオン&カーデシアの動向が)
11月24日(火)深夜
今週のDS9は、邦題「最後のテロリスト」(原題“BLAZE OF GLORY”)です。
今回はノーグのサブストーリーが有りますが、メイン中心という事で。
DS9にクリンゴンより、ドミニオンと手を結んだカーデシアのため壊滅したと思われていたMAKI(反カーデシアレジスタンス)により、カーデシアに向け遮蔽したミサイルが発射された事を知らせる連絡が来た。ミサイルを止め、全面戦争をさけるため、シスコはかつての部下であり、現在レジスタンスのリーダーであり、監禁中であるエディングトンに会いに行く。そして、打ち上げ基地に行きミサイル解除コードを入力するため、彼を連れてバッドラントに向かうのだが、途中さまざまな出来事があり(ここが面白いんですが)、エディングトンも一応の協力をする事になる。しかし、隠れ家に着いたもののすでにドミニオンの手に落ちており、ミサイルも実はエディングトン解放とMAKIの救助のためのでっち上げだったのだが、脱出の際エディングトンは死ぬのだった。
というわけで、以上があらすじなのだが、結構今回は書きづらいですね。あまり心理的な事は書きにくいですから。でも、とうとうエディングトン死んじゃいましたね。結構好きなキャラだったのに。でも、この人とシスコの会話は、信念を持った頑固なおやじがいいあっているので、決着着く分けないわな。最後にも言っていたが、この二人は結構似た者同士なんだろう。どちらも、自分の信念を曲げる事は許さず、弁舌家で、結構根に持つタイプかな?しかしこれから、ドミニオン&カーデシアはどうするんだろう。楽しみですね。
ところで、オドーとキラは今回少しの登場でしたが、あまり前回をひきづってませんね。もっとひきづるかと思ったのに。ちょっと残念。
さて次回は、「エムポック・ノール」。なんのこっちゃ(笑)
12月1日(火)深夜
今週のDS9は、邦題「エムポック・ノール」(原題“EMPOK NOR”)です。
前回謎だった「エムポック・ノール」とはDS9と同型のカーデシアの元基地の名称でした。
DS9の故障の修理のためカーデシアの基地であったエムポックノールに行くことになったチーフ・オブライエンと技術者数名、そしてガラック(カーデシアの基地は罠がはられており、解除できるのはカーデシア人のみ)と、ノーグ(現在カーデシアはドミニオンと組んでおり、連邦・クリンゴンと敵対している)。無事罠を解除し内部に入る事ができた一同だが、2名の薬で好戦的になっているカーデシア兵士がいる事が判明。船を流された一同は、DS9に助けを求めるため基地内の改良を始めるが、犠牲者を出す事になる。ガラックのおかげで兵士を倒す事には成功したが、薬のためガラックも自我を押さえられなくなり、連邦兵士を刺しオブライエンとの対決を望む。2人残ったオブライエンとノーグはガラックと対決するが、ノーグは捕まりオブライエンも絶体絶命。しかしオブライエンの機転でガラックを倒す事に成功。ガラックは死なず無事DS9に戻り治療され、オブライエンへ刺した兵士の家族への謝罪を託すのだった。
さあ、今回はオブライエンとガラックの大活躍。オブライエンは久々かな。ガラックはドミニオン基地脱出以来か?今回はガラックの本領発揮というところで、おいらは好きです、この二面性。久々に戦闘種族(カーデシア初出のTNGの題名は「戦闘種族カーデシア星人」でした)としてのカーデシア人を見た感じがする。最近のカーデシア人はなんだかおとなしいし。ガル・デュカットもちょっと前は結構いいやつだったし。しかし、オブライエンの階級はいまだに謎だな。士官でない筈なんだけど士官扱い。不思議だ。
残るは後二回。次回は「プレゼント大作戦」。さて、来年からはVOYの放送も決定したし、映画もあるし、来年もスタートレックの1年ですね。
#しかし、シーズン最後の話って前後編になる事が通例なんだけど、そうするとDS9最後は前編だけ?
12月8日(火)深夜
今週のDS9は、邦題「プレゼント大作戦」(原題“IN THE CARDS”)です。
ドミニオンの脅威のため暗く沈んだDS9。その様子を見ていたジェイクは父シスコを元気づける為、偶然開かれた骨董品のオークションで野球カードを手に入れようとしていた。そんな折DS9では、ドミニオンとベイジョーとの間で会談が持たれていた。オークションでは結局野球カードを手に入れられず、競り落とした研究者との取り引きで研究材料と交換する事になるジェイクとノーグ。材料を手に入れるためクルー達の仕事を引き受け、要望を聞きながら何とか集める二人だったが、研究者のいた部屋はドミニオン代表者の部屋の真下だったため、その研究者も二人もドミニオンに拉致される事になったのだった。しかし、ジェイクの機転で誤解も解け、無事野球カードを手に入れシスコに渡すのであった。二人のおかげで、暗く沈んだDS9にも明るさが戻るのであった。
さて、今回は次回を考慮してか、ほのぼの系で終わりましたね。まあ、それでも次回の伏線なんでしょうかね、やたらドミニオンの脅威とそれに関してDS9ターニングポイントを意識させる内容でしたが。ガラック以外は全員登場でしたし。ところで、ウイリーメイズって誰でしょう?大リーグなんか見ないからな〜。しかし、連邦は貨幣が無いといっていた(TNG・ファーストコンタクト)が、本当だったんですね〜。そうすると、どうやって飲み食いしているんだろう、特にクワークの店で?不思議だ。
さて、次回はとうとう第5シーズンラストエピソード「DS9撤退の日」です。いかにもなタイトルですね。しかし、こんな所で終わられるとめちゃめちゃ続きが気になるっちゅ〜のに。
12月15日(火)深夜
今週のDS9は、邦題「DS9撤退の日」(原題“CALL TO ARMS”)です。
着々と軍備を増強させるドミニオン&カーデシア連合。更に、ロミュランまでがドミニオンと不可侵条約を結ぶ。連邦はこれ以上ドミニオンの軍備増強を防ぐため、ワームホールに地雷を敷設する事になった。しかし、当然ドミニオンも黙っておらず交渉にくるが物別れに終わる。援軍も望めないシスコは、ベイジョー政府にドミニオンとの不可侵条約を結ばせ、ディファイアントが地雷をすべて敷設するまで、DS9で防御する事にするのであった。壮絶な戦闘の中、地雷敷設がおわりDS9を放棄する事になったシスコは、ディファイアントに乗り込み、別働隊で動いていた連邦&クリンゴン艦隊に合流する。しかし、DS9にはクワークやロム(自称スパイ・笑)とともに、ジェイクも残るのであった。そして、ガラックが司令官室に乗り込んだ時、そこにはシスコお気に入りの野球ボールが置いてあるのであった。
という訳で、DS9第5シーズン・ラストエピソードです。とりあえず、オールキャスト総登場。みんないい味だしてますね。ロム、結構かっこいいぞ。しかもST史上まれに見る大艦隊戦(といっても相手はステーションだが)。少し?前にあった対クリンゴン戦以来ですな、DS9の勇姿は。しかし連邦もつらいところですね。確か、このころ(これよりちょっと前)に対ボーグ戦(映画STファーストコンタクト)を行ったところで戦力が足りないんでしょう(同じくロミュランも)。あらすじには書かなかったが、結構人間関係で微妙な変化があったのだが、まあ、いいか。最後の連邦&クリンゴン大艦隊には久々登場ギャラクシー級があった。やはりこの一大事に連邦艦隊旗艦エンタープライズがこないのはボーグのせいか(笑)。
こうなると、次の第6シーズンも早く見たいのですが、日本では当分放送されないでしょう。風の噂によると、第6シーズンのラストはもっと劇的な事が起こるみたいですが。
とりあえず、「今週のDS9」は今回を持っておわり。次回は1月5日から始まるvoyagerで、「今週のVOY」を始めたいと思います。では。