Xenogears
- Xenogears(ゼノギアス)
- 1998年スクウェア発売
キャラクターデザイン:田中久仁彦(ファム&イーリーAでないのかな?)
メカニカルデザイン:石垣純哉
評価:[C-2A-2A-2A]
スクウェアが、「聖剣伝説」が出ない理由などと宣っていたRPGである。
何やかんや言われながらそれなりには売れたようであるが、まだまだシステム的には改良の余地有り。そこらへんについては下の感想を参照。
感想
さて、このゲーム、非常に濃いゲームです(笑)。
シナリオ的には、先に書いた通り宗教色が濃いのでこれ系を毛嫌いする人は止めといた方がいいです。しかし、シナリオ自体は非常によくできており、近年まれに見るほどのできでした。少なくとも他のスクウェア作品の中ではかなりトップに近いと思います。ただ、少し内容が複雑で、難しい用語などもたくさん出てくるので、あらかじめ、予備知識があった方が良いようなところも有ります。若干2枚目に問題ありのような気がしないでもないが、あれはあれでシナリオの一つの生かしかたであっと思いましょう。
システム的には、コマンド入力式で、それなりに工夫がしてあるので(ボタンを押した回数によって必殺技を覚えていくなど)、それなりに楽しめますが、非常に出現率が高いので、結構うっとうしいです。ボス戦などではちゃんと考えて戦わないと結構やられるので、それなりに難しいです(特にギア戦)。
その他の点では、非常に音楽がいい。FF7も結構よかったのですが(エアリスの曲はいい)、これは更にそれを上回ってすばらしいです。特にエンディング曲とそれのオルゴールバージョンなどは秀逸。最近では唯一、サウンドトラック買ったゲームです。
総評としては、かなりいいゲームなので、取り合えず一回やってみる事をお勧めします。時間がかかるので、時間の有るときか気長にやりましょう。
攻略
「攻略本なんか買わないぜ」という人のためのワンポイントアドバイス(CD2枚目、ネタバレ)
ラムセスとミァンの連戦
ここは特に1戦めで燃料、HPともにかなり低い状態になってしまい2戦目のミリィに勝てないという人がいるでしょう。ところが、このミァン君、攻撃を受けない限りエーテル攻撃力が上がらない(逆に下がる)ので、攻撃しない限りほとんどダメージを受けません(ここで売っているエーテル装甲板を二つぐらいつけておくとノーダメージ)。そこでこの間に燃料を回復させて戦うときっと勝てるでしょう(ただし、時間はかかりますが)。ただ、ここに書いたのはあくまでも一例なので他にも方法があるでしょうが私はこれで勝ちました。
対デウス(ラストじゃないよ)
これは攻撃を行うと1万6千ほどHP回復するいやなやつです。こいつは、こいつ自身が全体HP半減を使うので、これを利用して、こいつのHPが5千ぐらいになってから(確か、こいつのHPは4万ぐらいだったと思う)イドシステムでも使って一撃で殺してあげましょう。
対ラスボス
これは、(メインのメンバー以外で)いかに四柱神を倒すかが鍵です。四柱神は色で一応見分けがつきます。
1白 メタトロン(地よりわきたつもの)
2赤 サンダルフォン(ヒーリング)
3黄 マールート(フュエルドレイン)
4青 ハールート(天からふりそそぐもの)
となっており、またこの順番で回ってます。ここで3は最後に倒しましょう。こいつはエメラダ君とチュチュぐらいがいれば十分勝てます。エメラダのエーテル攻撃を使えばいいです(燃料いらないのでこの時点でクレスケンスの燃料なくても可)。あとの三体を先に倒しておきましょう。4は足の早いやつでいくと結構あっけなく倒せます。2は、HPが低いので、狙われているやつ以外はがんがんいくと勝てます。1は特にいうことないです。あとはいろいろ装備を工夫して下さい。人の装備は能力値の上がるやつを装備させるといいです。四柱神のいないデウスはたいして強くないのでハイパーモードをうまく使って倒しましょう。
ラストいろいろ
CD2枚目で自由に動けるようになってからいけるところで、マップ上で赤く光っているところ以外に、
1、 灯台(の地下)
2、 サンドマンズ島
があります。1はデウスの南(大きなクレーターのある島)にあります。ナノマシーンの彼女を連れて行くとよいでしょう。2はデウスの東にあり、宝物があります。ただ迷う可能性が高いので注意しましょう。あと、命の恩人もアイテムをくれます。また人魚の涙をもって彼女を連れてある人に会うとアイテムがもらえます。
他にもいろいろアイテムに関してはあるのですが、きりがないのでこれくらいにしましょう。では、がんばって下さい。