出口のない海
監督:佐々部清 公開:2006年
[2007年6月のスクリーン]
太平洋戦争末期、回天特別攻撃隊として出撃する若者たちの青春群像。
戦闘場面がほとんどなく、決して特攻賛美ではなく、「かつて日本がこんなことをしたということを歴史に残すために特攻に出るんだ」、という海老蔵の台詞が印象的。
最近この手の映画が多い気がしますが、いくら戦争とはいえ”特攻”ってなことを考え出した大日本帝国を皆はどのように受け止めているんでしょうね?映画で見ると遠い国のフィクションのように感じてしまうけど、高々60年前のこの日本の現実の話なんだから。
出演:
市川海老蔵 伊勢谷友介 塩谷瞬 柏原収史