内田康夫 - 贄門島(上)
文春文庫


[2006年8月のオトモ]
21年前、浅見光彦の父はボートから房総の海に投げ出され、島の漁船に助けられた。生死の境をさまよう中で、「こんなに何人も続けて送ることはない」という奇妙な会話を聞いた父。