内田康夫 - 鯨の哭く海
祥伝社文庫


[2005年9月のオトモ]
捕鯨問題の取材で南紀・太地を訪れた浅見光彦。「くじらの博物館」で漁師人形の背中に銛が突き刺さっている姿を目撃する。数年前に同地で発生した未解決殺人事件へのメッセージか?めずらしく母君の後押しを受け、調査に乗り出す浅見・・・。