宮部みゆき - ぼんくら(上)
講談社文庫


[2005年1月のオトモ] ★
南町奉行所同心・井筒平四郎、四十路半ば。ぼんくら同心と本人も自覚の通り、そこそこにいい加減に本所深川界隈を見回る日々。と、そんななか、深川の鉄瓶長屋で八百屋が殺され、差配人が姿を消し、店子も次々に失踪するという事態が・・・。この長屋でいったい何が?