挫折本


 本との出会いは一期一会。
 たとえ同じ本を二度読んでも、その時の年齢、心境、環境など
 様々な要因によって感じ方は変わる。
 だから、読んでいる本との出会いは大切にし、きちんと最後まで読むようにしたい。

 しかし、時には読む手を止めて、一方的に別れを告げねばならぬ時がある。
 そうして別れを告げた本を僕は「挫折本」と呼ぶ。

 どうしても最後まで読めなかった挫折本たちの記録。

 
タイトル著者 挫折理由
『ドグラ・マグラ』夢野久作 わけがわかりません。
『誰も死なない世界』ジェイムズ・L・ハルペリン 展開が遅くて、冗長。途中で飽きました。
『掌の小説』川端康成 111編ものショート・ショートを収録。
数編読むも、思ったほど面白くなかったのです。
『奇妙な論理T』マーティン・ガードナー ネットで取り寄せてまで手に入れたものの、
興味を持ち続けて読むことができませんでした。


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