12歳になっても寝小便をし、泣いてばかりいた竜馬も19歳になり、まるで別人のようにたくましい青年に成長した。
通い続けた日根野道場では、19歳という若さで目録をもらうまでになった。しかし、さらに腕を磨くため、竜馬は江戸へと旅立った。
幕末の英雄・坂本竜馬の生涯を中心に描いた、いわずと知れた傑作である。
今まで真田幸村を中心に、戦国時代の小説ばかり読んできた。幕末は、当然のことながら戦国時代とは違った面白さがある。
幕末に登場する人々は、みな明るく何となくほのぼのしている。しかし一方では黒船が来たり、長きにわたった徳川政権が揺らぐ大動乱期でもあった。
そんな幕末の面白さは、二巻・三巻と読むうちにドンドン大きくなっていくと思う。早く続きが読みたくなること間違いなしのシリーズ一作目だ。
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