| 2000.7.9 ・・・ LAST DANCE ・・・ 横浜アリーナ |
◆◇ SET LIST ◇◆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
CAT WAS DEAD
SALINGER
PUDDING
僕の心を取り戻すために
SKUNK
ガソリンの揺れかた
SATURDAY NIGHT
不良少年のうた
ディズニーランドへ
いちご水
DERRINGER
SWEET DAYS
RAIN DOG
ロメオ
PUNKY BAD HIP
D.I.Jのピストル
僕はヤンキー
赤いタンバリン
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[アンコール]
悪いひとたち
冬のセーター
Come on
Baby Baby
◆◇ 覚えているコト ◇◆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
フジは仕事の都合で休みがとれない。泣いても笑ってもあたしには今日が最後のブランキイ。
CR3。昨日とは違い、前3列目くらいの位置に陣取って開演を待つ。
最前列は女の子が多いのに、あたしの前にいるのは男の子ばかり。
それでもなんとかアタマの間からステージ上が見える。
昨年末のツアー金沢初日もこんな風に一人でじっと開演を待っていた。
後ろのほうで見ている連れに荷物を預けて、前で観ることにしたんだ。
押されて苦しくてしんどい思いをしたけどね。(苦笑)
あのときは、この日が来ることなど夢にも思ってなかった。
こんな思いで彼らが出てくるのを待つ日が来るなんて。
昨日と同様に「おまえが欲しい」が流れる。
スクリーンの映像も昨日と同じ。
がっっっ!!!あたしの前にいた男の子たちが、
ベンジーのリーゼントに大爆笑しはじめて気分は一気に急下降。
何がそんなにおかしい?(ケンカ売りモード)
「CAT WAS DEAD」のイントロ。
あたしのブランキイ初体験はファーストアルバムの1曲目、この曲だった。
すべては、ここから始まったんだ。
「PUDDING」、「僕の心を取り戻すために」。
WOWOWで放送された初・渋公ライヴだったろうか?
「僕の心を〜」でリズムを刻む達也の映像が、アタマに浮かぶ。
「SKUNK」「ガソリンの揺れかた」「SATURDAY
NIGHT」。
途中でブロック前方モッシュゾーンから撤退。
ブロック中程まで下がる。人のアタマの間からステージが少し見えるようになった。
駄目だ。ヤバい。
どんな曲を演られても、「この曲聴くのもこれが最後になるのね。」って思ってしまう。
「不良少年のうた」。
ずしりと重いリズム。すごく痛くて、苦しくなる音。
6年以上も前、当時の恋人と二人で真っ赤なスプレーを買って、
工事中の高岡駅南地下道へ降り、まだ塗られていない壁に向かって「しあわせになりたい」って書いたことがある。
次に行ってみたときにはもう地下道は出来上がっていて、
あたしたちの書いたラクガキは消え去り、真新しい壁がピカピカ光っていた。
そんなあの時のシーンが浮かんで、消えた。
「ディズニーランド」。
イントロが始まった途端にあふれ出した涙。両肩を抱きしめて思わず下を向いた。
ああ。初めてのライヴのときも、この曲が胸に突き刺さってきたんだ。
しかし聞こえてくる手拍子。合唱。アタマにくるとかいうよりも、ただ、悲しくなった。
「いちご水」をライヴで聴いたのは、初めてだった。
「風になるまで」をシングルで持っていないあたしにとっては幻の曲。
なんて心憎い選曲。
「DERRINGER」「SWEET DAYS」これはもう完全にセットになってるみたい。
昨日同様に「DERRINGER」で踊り狂う。
「SWEET DAYS」・・・これは何度聴いても踊れない。
代わりに「小さな恋のメロディ」やってくれればいいのにぃ。と心の中で呟く。(図々しくも)
「RAIN DOG」!!!
ああ。今日この曲を演るか・・・。再び手は両肩へと。動けない。。。
初期の曲をもってくるのは反則技だよぅ。。。またノックアウト食らってしまうじゃないか。
「次のライヴでもこの曲聴きたいなぁ。」なんて思ってしまうじゃないか。
しかし、どんなにそう思っても、願っても、次は・・・無い。
「ロメオ」「PUNKY BAD HIP」「D.I.Jのピストル」「僕はヤンキー」「赤いタンバリン」。
途中のセッション。何も考えられなくなってしまう。
アタマを振って、ヨロヨロになりながら踊りまくる。
本編終了。
「また不良の森を演るんだろうな。」って思ってたアンコール。
流れてきたギターのメロディは、紛れも無く「悪いひとたち」。
「地獄はトカゲの夜」ツアー、アンコールの記憶が蘇る。
「俺らは国を、街を、心を美しくする為に派遣された美化委員なんだわ。」そう言ってたよね。ベンジー。
えぐるように突き刺さるコトバの破片。胸が苦しい。
この世界は、あなた達がこの曲をリリースした頃よりもずっと荒んでいっているのに。
もう。駄目だ。この涙は止まらない。
ポタポタとこぼれ落ち、タンクトップの胸元を伝ってゆく。
それでもあたしは、じっとスクリーンを見詰めていた。動けなかった。
「冬のセーター」。
これも、痛い。
そして、「HARLEM JETS」を聴いたときから、ラストはきっとこれなんだろうな、って思っていた「Come
on」。
ベンジーのMC。
「忘れんでね」なんて言われなくても忘れないよ。
忘れられるわけが無い。
客電がついたアリーナの中、「Baby Baby」が始まった。
あああ。これが最後。最後。最後・・・・・・・・・・・。
でもやっぱり、モッシュゾーンに飛び込んでゆくことは出来なかった。
観ておきたかったんだ。目にやきつけておきたかった。
そうして、彼らのラストダンスは終わった。
1週間が経ってしまった今も、やっぱり、出てくるコトバは「アリガトウ」しかない。
アリガトウ、ブランキイ。
アリガトウ、愛する友人達。
あなたたちに出会えたあたしは幸福です。