| 1992年の手帳。深い青の革表紙。 2000年5月11日 木曜日 |
|---|
職場にあった朝日新聞の一頁を手にし、仕事を終えて家に着く。
昔のチケットを探そうと、本棚の引出しをあさっていたら、
1992年の手帳がでてきた。
深い青の革表紙。
リーゼント姿で上目づかいに見つめる浅井氏の切り抜きがはさまれたまま。
行ったライヴの日付は中にちゃんと書き込まれていた。
3月14日金沢。
5月1日大阪。
11月7日大阪。
ブランキイが1月22日に「BANG!」をリリースした、1992年。
手帳のメモ欄には、
「家族法」だとか「比較社会学」なんていう集中講義の日程やらと一緒に、
ブランキイのツアー日程やセットリストが殴り書きしてある。
わたしにとってブランキイの初期の作品は、
思い入れが深すぎて胸がキリキリしてしまう。
「聴き」に入ってしまって、
ほかのことが何も手につかなくなる、いわば「禁じ手」。
だから、
いつの間にか、ブランキイの音をライヴ以外の場では殆ど聴かなくなった。
いや、聴けなくなった。
しかし、手帳をめくっているうちにそんなことはどうでもよくなってきて、
今年になって初めて、「BANG!」をコンポにセットして、
「小麦色の斜面」が消えゆくまでの間数十分。
痛い。
痛すぎるよ。