ポケモン学研究所
Sorry, English version is under
constructing !
(98.12.17追加)
（念のため。この項目は基本的にロケット団の”例の”ニャースについてです。（７．のみニャース一般））
やさしいにほんごのページは、こちらです。
ニャースには鼻がない！
むりやり７つならべてみました（笑）という感じですが、上の７つのナゾについての私見をのべてみたいと思います。（以後、”例の”ニャースはカッコなしでニャース、ニャース一般は”ニャース”、と表記します。）
まず、最大最強のナゾ、「ニャースはなぜしゃべる！？」
ですが、そもそもこれはナゾとして成立するかどうかが長年の疑問でした（笑）。 なぜなら、つい最近まで、ニャースがしゃべっているのを聞いても誰も驚いていなかった（！）からで、そこからみちびかれる仮説としては、「この世界ではポケモンがしゃべるのは当たり前である」 もしくは、「ニャースを含む何種類かのポケモンはしゃべれる」というものでした。
しかし、＃５４「ポケモンけんていしけん！？」では試験の教官に珍しがられ、あやうくゲットされそうに（？）なったり、「こどものひだよぜんいんしゅうごう」では、幼稚園児にまで、「人間の言葉をしゃべるポケモンなんて、いるわけないじゃん」と、常識の範囲で存在を否定されたりと、「人間語をしゃべる”ニャース”」がやっとナゾとして成立しうる状況がやってまいりました！
やがて本編でこのナゾはすべて解明されることと思いますが、その前に以上７つのナゾについての内容を紹介し、最後にまとめて解釈を発表させていただきます。
さて、「ニャースはなぜしゃべる！？」
ですが、そもそもポケモンのほとんどは、人間の言葉を理解しているようです。 少なくともトレーナーの指示は確実に理解しています（コダックみたいな例外はありますが・・）し、ピカチュウなど、＃３４「ガルーラのこもりうた」では、ターサンの身の上話を聞いてもらい泣きをしています。
そして、ポケモンたち同士では、「ピカチュウ〜」「ゼニゼニ〜」「ダネ〜」と、発声にほとんど関係なく意思疎通ができているようですし、人間語をしゃべっているニャースとも問題なく会話ができているようです。（＃１７「きょだいポケモンのしま」など） 「ポケモン共通語」があるのかもしれませんし、ミュウツーやラプラスのように、人間にまで通じるレベルでなくても、テレパシーのようなもので会話しているのかもしれません。（ん〜、こっちの方もけっこうナゾかも・・。） と、いうことは、ポケモンが人間の言葉をしゃべるのに障害となるのは、発音だけ？
「ニャースはなぜ二本足で歩く！？」
・・あれ？ ”ニャース”ってもともと二本足で歩くポケモンじゃなかったの？と思ったアナタ。
甘い！ 野生の”ニャース”は「こどものひだよ・・」で四本足で歩いているし、「ミュウツーの逆襲」で登場したニャースのコピーでさえ四本足で歩いている。推定するに、”ニャース”の生態としては四足歩行が本来の姿で、「みだれひっかき」など前足を使う攻撃時にのみ、クマのように後足で立ち上がるのではないかと推測されます。
まあこれは、野生のピカチュウとサトシのピカチュウでも観察されたように（＃３９）、人間の世界でくらすうちにそのマネをしたり、習慣を自然に身につけたというだけかもしれませんが・・・。
「ニャースは字も読める！？」＆「ニャースは運転免許も持っている！？」
ホントです。＃５３「シャッターチャンスはピカチュウ」で、雑誌にのっていた「ポケモンゲットの天才」というトオルの記事を読んで（誤解して？）だます計画を考えたのはニャースだし（ま、多少文章読解力には問題があるようですが・・・。）、＃５２「けいさつけんガーディ」ではガーディバス（？）を運転しています。（私だって免許取得には半年かかったのに・・・・しくしく） あ、いくらなんでも正式な免許は持ってないと思うので、上は「運転ができる」が正確ですね。
「ニャースはわるいポケモン！？」
「良いも悪いもリモコンしだい・・・」（古い！）ではないですが、＃１７「きょだいポケモンのしま」で、ニャースが、アーボとドガースをピカチュウたちにけしかけようとしたとき、「ポケモンわるいものいなーい ポケモンわるいことする ごしゅじんわるいから」と言われて、「ご主人もいないのに悪いことしてるニャーはいったいなんニャー？！」とアイデンティティの崩壊を起こしています。
あくまで主人に忠実なだけ、（別に悪いことをするのが好き、というわけではない）というのが、この二匹も含めポケモン一般のスタンスのようですが、ニャースだけは「悪役である自分」を楽しみ、嬉々として悪事を働いています。まさに「ラブリーチャーミーな敵役マインド」を身につけたポケモンといえましょう。
しかし、「正義の味方」としてちやほやされるのも決してきらいではないようですし、（「こどものひだよぜんいんしゅうごう」）けっこう小さいものに対して面倒見もよいようです。（＃５０「トゲピーはだれのもの？」でのトゲピー（の卵）に対する溺愛ぶりはご記憶のとおり） 案外、ニャースってホントはいいやつかも？
「ニャースは自分がポケモンと思ってない？」
ニャースにはポケモンとしての自意識がまったく欠けています。いまだかつてモンスターボールに入ったことはありませんし、＃５０「トゲピーはだれのもの？」でも、「げきとう！ポケモンひなまつり」でも、じぶんがポケモンだということをすっかり忘れ去っています。 では、何だと思ってるんでしょう・・？
「”ニャース”には鼻がない！」
＃２６「エリカとクサイハナ」で明らかになりましたが、なんと”ニャース”には鼻がない！ペルシアンにはりっぱな鼻があるのに・・・。普通の生物なら「進化不可逆の法則」とゆーことで、一度失った器官が再び発達したりすることはないはずなのですが・・？ それにしても、どーやってニオイをかいでるんでしょう？
（実はこの原稿は、ここまでで書きかけになっていました。上で、「やがて本編でこのナゾは解明されると思いますが・・・」とかのんきに書いておりますが、まだまだ先だろうと思っていたわけです。 ところが昨日（１１．１０）購入したアニメージュをみてびっくり。「ニャースのあいうえお」１１．１２放映と書いてあるではありませんか！ 大予想をかますには今しかなーい！とゆーことで９８．１１．１１に大慌てでまとめたのがこの原稿です。では、結論をどーぞ。）
ニャースの謎、大予想！！
いきなり結論。ニャースは、ミュウツーを頂点とするロケット団ポケモン改造計画のテストケースである！（いきなりだいぶはずれてるよーな気がしますが・・。（＾＾；））
といっても、ミュウツーみたいに遺伝子レベルで改造をうけてるわけじゃないようなので、（コピーは野生型のまんまだし）おそらく人間語をしゃべれるようにするための改造を受けたのではないかと。
（う〜む、声帯の手術を受けて大阪弁をしゃべるさるとびエッちゃんの愛犬ブク（古いって）や、アッケラン先生にボイスチェンジャーをくっつけてもらってやっぱり関西弁をしゃべるはめになった、イルカのホワイティ（だから古いってば〜〜！）を思い出すなぁ。だれか知ってる人、メールください（＾＾））
人間の言葉をしゃべり、文字を読み、車を運転し、しかも人間にはないいろいろなワザを持ち、ロケット団の精神をたたきこまれ絶対に主人に忠実なポケモン軍団！（おお、なんかすごい・・・！）
それを目標に、きっと子ニャース（？）のときからサカキじきじきにバシバシと、ロケット団員としての精神と各種技能を叩き込まれたに違いない！
ところが、いまいち成果があがらないのに業を煮やしたサカキにほっぽりだされ、例のコンビの監視役になっている、と。（ほんでもって、きっとサカキはポケモン訓練に嫌気がさして、ペルシアンをただのペットポケモンとして、ネコかわいがりをしているのだ。）
「ロケット団のニャースは、改造ポケモンである。
彼を改造したロケット団は、世界征服をたくらむ、つよくてわるいポケモンマフィアである。
ニャースは、世界の破壊をふせぐため、（世界の平和を守るため）
ジャリキッズと戦うのだ！」 （だから、古いんだってば、よ〜〜〜〜ん！！）
（もひとつ念のため。私サトチは地方在住者なので、１ヶ月遅れでしか放映を見ることができません。東京のみなさんが先週とっくに見た予告も見てないし、「ニャースのあいうえお」も１ヶ月遅れでしか見れないんです。大ハズレだからって、イジメちゃやーよ。（＾＾；））
「ニャースのあいうえお」チェック後 (98.12.17)
サトチの大予想、大ハズレ〜〜！！！！ そうか〜、ニャースはもともと絵本でことばをおぼえたのかぁ〜、なるほど〜。 ニャースのナゾ１〜３、５番も、これでついに解明されたっ！（笑）。 きっとロケット団に入ってから身につけたんでしょうから、４番も解決したようなもんだし。 それにしても、あのニャースにあんな悲しい過去があったとは・・・・。なんかちょっとニャースファンになってしまいそうだ。（笑） （どうでもいいけど、今回は「カサブランカ」やら「雪国」やら、名作パロディだらけだぞ）
しかし、ポケモンリーグでは、ピンバッジのニセモノを手作りしてたし、ひこうせんでは、立派にシェフを務めてたり（サトシたちも、「ぬるい」とは言ってたけど、味は文句なさそうだったし(^｡^)。）、すごい才能である。（もしかすると、ポケモン１有能なヤツかも？） なんでその才能を、まっとーな方向にむけないかな〜？（９９．３．１１）