「リプレイ」ということばについて、カンちがいをしてるかたがいるようなので、ちょっとせつめい。
REPLAY(りぷれい)を、じしょでひくと、(テープなどを)さいせいする、やりなおす、さいげんする、などとなってます。
そこで、「リプレイ」を「やりなおす」といういみにとってしまって、「1ぺんめのプレイみたいなのに、なんで『リ』プレイ?」と、おもってしまっているかたがいるようです。
しかし、「やじピカ」での「リプレイ」は、そちらとはちょっとちがいます。
みなさんは、ドラクエとか、FFとか、コンピュータRPG(ロールプレイングゲーム)をあそんだことがありますよね? そのもととなったものが、いわゆる「TRPG」、”テーブルトークRPG”といって、にんげんどうしがしゃべったり、サイコロをふったりして、ゲームがすすんでいくものです。
コンピュータのかわりに、だれかひとりが、モンスターをうごかしたり、まちのひとのセリフをしゃべったりするのだ、とおもってもらうと、わかりやすいかな?
このTRPGが、にほんでは、コンピュータRPGよりあとに、しょうかいされたので、「どんなゲームなのか」ということや、ルールをせつめいするために、ゲームをあそんでいるようすを、よみものとしてまとめたほんがだされました。 たとえば、こんなかんじに・・・。
ゲームマスター(コンピュータのやくのひとね)「きみたちがはいったへやには、ゴブリンのボスらしいのがまちかまえていたぞ!」
プレイヤーA(せんしアレフ)「おおっ、コイツがラスボスかな? へやをみまわしながら、けんをぬいて、みがまえま〜す!」
プレーヤーB(まほうつかいベルノ)「え〜と・・・とりあえず、まほうのまきものをじゅんびします。」
プレイヤーC(そうりょクロス)「う〜ん・・・ゴブリンを、せっとくしてみます。 『・・・ぬすんだアイテムをかえしなさ〜い!』」
プレーヤーB「そんなこといったって、ゴブリンがいうこときく?」
プレイヤーC「でもボクのキャラクターって、『へいわしゅぎ』ってせっていだし。」
プレイヤーA「まあ、いちおう、ちょうしはあわせて・・・『こうさんすれば、いのちはたすけてやる!』といいます。」
ゲームマスター「するとボスゴブリンは・・・」
って、こんなかんじのヤツですね。 これが、「リプレイ」とよばれるもので、ゲームをあそんでるところを、「あそんでるひとたちのようす」と「ゲームのなかのようす」のりょうほうを、よみものとして「さいげん」したものなのです。
ちうことで、「やじピカ」は、「サトチ(プレイヤー)が、ポケモンのゲームをあそんでるようすを、よみものとして「さいげん」した」ってことで、「リプレイ」なわけです。(^^) おわかり、いただけましたか?
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