土屋牧場


高千穂峰を見渡す鹿児島県と宮崎県の県境に強い馬作りを目指す牧場があります。今回訪問させて
頂いたのは、競走馬のふるさと総合ガイドブック「とねっこ」にも紹介されていた土屋牧場さんです。

この土屋牧場から独立して開いた牧場に石黒牧場があります。
土屋牧場はずっと以前から宮崎県都城で生産・育成に携わっています。この地区の生産・育成の
雄と言ってもいいでしょう。元々都城の市街地に近い場所に牧場を構えていたのですが、
馬にとってより良い環境を求めて県境のこの場所に移動されたとの事です。

私が訪問したのは日差しが強く暑い日でしたが、牧場のある場所はとても涼しく過ごし易い場所でした。


リンデンニシキの’00初仔。父はダンツシアトル 牧場の風景写真 とねっ仔の写真。砂遊びに夢中でした。

土屋牧場のメインは育成です。私はてっきり佐賀や荒尾を中心とした九州の競馬場の馬を育成しているのだと
思っていたのですが、園田や福山の馬の育成が多いのだそうです。佐賀や荒尾はかえってあまり繋がりが少ないよと
おっしゃっていました。写真左は佐賀競馬に詳しい方ならご存知リンデンニシキのダンツシアトルとの初仔です。
ちなみに2000年はシャーディーを種付けしたそうです。リンデンニシキは確か交流競走でも勝ちましたので
地方競馬に興味ある方だったら知っている方も多いかも知れませんね。


佐賀で大活躍したリンデンニシキ。初仔に目もくれず飼葉ばかり食べてました 調教馬場の写真 厩舎を外から撮った写真

写真左は飼葉に熱中のリンデンニシキです。初仔と同じ場所に放牧されていたのですが、子供にはあまり
関心なさそうに飼葉を一生懸命食べていました。土屋牧場にはおよそ30頭ぐらいの育成馬がいて、その多くは
前述の園田・福山の馬だそうです。土屋牧場は育成の他にも生産を行っていて、5頭(サラ2頭、アラ3頭)の
繁殖牝馬がいます。その一頭がリンデンニシキです。佐賀で大活躍した馬ですしその仔に期待がかかる所です。
こちらの牧場の馬は「キリシマ」の冠号で走っています。元・中央馬で荒尾に転厩して活躍している
キリシマヒカル号はこちらの生産です。今年の生産馬にはビゼンニシキの仔もいたようですし、リンデンニシキの
仔とも併せて,数年後にはキリシマの冠号を付けた馬が活躍しているかも知れませんね。


厩舎の中の写真 調教馬場をちょっと高い所から 馬体を洗う所の写真

土屋牧場は常に強い馬作りを心がけてらっしゃいます。この霧島地区に移動したのも元はと言えば馬のため暑さを
避ける為です。他にも馬に与える水を工夫したりと、馬の事を第一に考えて色々と努力されています。


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