杉安牧場


九州産馬として活躍した馬は?との問いに真っ先にあがる答えがコウエイロマンではないかと思います。
九州産馬として実に17年ぶりの重賞勝ちを為し得た実績はぐんを抜いています。九州産について多少なりとも
見分がおありの方でしたらこの答えも異存ないかと思います。しかし一つの疑問が頭をよぎります。
コウエイロマンから遡る事17年前、九州産として重賞勝ちをした馬とは?
その答えがここ鹿児島の杉安牧場にありました。

厩舎の写真 厩舎内部の写真 放牧地の写真

コウエイロマンから遡る事17年前の日経新春杯、一頭の牝馬が冬の淀を先頭で駆け抜けました。鹿児島杉安牧場で生まれた
ケンセイグッド号です。この馬の重賞勝利を最後に九州産馬は長い長いトンネルへと突入してしまいました。
杉安牧場さんにはケンセイグッド号が勝った時の口取り写真パネルやその時のトロフィーなど、その活躍を偲ぶ品々が
ありました。今現在牧場には繁殖牝馬二頭しかおらず、全盛期に比べると規模も大幅に縮小してしまっているようです。
上の左・中の写真は厩舎の写真ですが、今はほとんど使われておらずちょっと寂しい写真となってしまいました。

ケンセイメゴの写真、お尻だけのはティキングハートです コウセイロマンがひまわり賞を勝った時の賞状

しかし杉安牧場にも、ケンセイグッドの再来を期待出来る馬が誕生しました。それが2000年のひまわり賞馬
佐賀所属のコウセイロマンです。コウセイロマンは単にひまわり賞を勝った三歳馬ではなく、ケンセイグッドの血を
受け継いだ馬(妹の仔)なのです。この馬にかかる期待はとても大きいと言えるでしょう。

上の写真左はコウセイロマンの母でありケンセイグッドの妹ケンセイメゴです。2000年はシャーディーを種付けしたそうです。
その同じ写真にお尻だけ写っていますがこれが1998年ひまわり賞2着でケンセンメゴの仔、牝馬ティキングハートです。

2000年はイシノサンデーを種付けしたそうです。またご厚意でコウセイロマンが勝っときの様子やレースのVTRなども
見せて頂きました。口取りの様子もVTRにおさめられていたのですが、杉安さん曰く「知らない人がたくさん居た」
と苦笑い。でもその様子を嬉しそうに話して下さいました。杉安牧場さんに繋養されている馬は少ないけれど、
その血統実績を考えると自然に期待が膨らみます。


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