ジャパントレーニングセンター
南九州最大の施設、これが訪問してみて最初に感じたジャパントレーニングセンターの印象です。
決して、大袈裟ではなく、屋内調教施設あり、プール調教の施設あり、広大な放牧地ありの完璧な施設です。
主に調教・育成の為の施設ですが生産も行っているようです。
これだけの大規模な施設だけあって、さすがに郊外地にあります。ジャパントレーニングセンター
を訪問すると、場長さんが出迎え施設を一つ一つ案内して下さいました。いつもと言う訳では
ないのかもかも知れませんが、せっかく遠い所から来て頂いた方には、場内を案内すると言うのが
こちらのスタンスのようです。ただし、事前連絡が無ければそれも無しですし、見学も不可のようです。
とにかく、でかくて近代的な施設でした。ジャパントレーニングセンター(以下JTC)は、約10年前に
完成したとのことです。トレセンを作るような広大な土地は身近にあるべくもなく、山を切り崩して、そして
谷を埋めて、土地を確保したとの事です。ここの施設を利用した事がある馬には、トーヨーリファール、
ダイユウサク、トミシノポルンガ、タイキデュークなどがいます。
上の真ん中の写真はJTCの屋外調教の一周1200mダートコースです。以前はダートコースの外側に、芝の
調教コースがあったそうですが、落馬した際の怪我の問題等から現在は使われていません。右の
写真は一周400mの屋内調教コースです。屋外のコースが雨などで使えない時に使用するとの事です。
これほど、立派な屋内調教施設を有しているのは南九州ではここだけでしょう。

上の左の写真はプール調教設備です。プール調教と言うと、皆さん円形のものを想像されるかも知れ
ませんが、JTCのプールは100mの直線形式となっています。場長さんの説明によると、円形だと馬体の
左右の使う筋肉が違ってくるので直線コースの方が都合が良いのだそうです。余談ですが、訪問時に
ボールドエンペラーがJTCにいたのですが、ボールド君はプール調教が苦手だそうで、水の中に入ると
バタバタと暴れるのだそうで、プール調教は断念したのだそうです。この設備に引かれて、遠くは船橋や
大井の現役の馬がこちらに休養・乗り込みにやってくるのだそうです。
真ん中の写真は、馬体を洗う所です。右の写真は馬のシャワー設備です。

左の写真はプール調教が苦手なボールドエンペラー君です。JTCスタッフの皆さんの元で、復活へ
向けて頑張っていました。訪問した時には、休養やトレーニングでJTCには107頭いました。このうち、
毎日乗り込んでいるトレーニング中の馬は66頭だそうです。
右の写真ですが、現役を引退しJTCで乗馬として余生を過ごす、マルシゲギャロップです。まだ気が強いらしく、
乗馬だけど初心者ではまず乗れないとの事です。実はこのマルシゲギャロップ君ですが、今年(2000年)
宮崎の綾で行われる草競馬“綾競馬”に出走する予定だそうです。そうなると全力で疾走する彼の姿が久々に
見られるかも知れませんね。
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