アイティースワロー/シルクロードステークス

九州産古馬としては恐らく96年中日新聞杯のカノヤミノリ号以来の重賞競走に、宮崎県産馬アイティースワローが
出走しました。ここ最近の九州産馬は2歳時点での九州産限定戦で賞金を稼いだ馬がクラシックの一冠目に
やっと出走出来るかどうかという状況でした。仮に出走できたとしても、その後の成績は伸び悩み、
古馬になっての活躍はほとんど見られませんでした。

そんな中、クラシックには全く縁が無く条件戦を一歩ずつ上がり、重賞に挑戦するまで成長した九州産馬が
現れました。アイティースワローです。まだ準オープンの馬ながら相手なりにちゃんと走る馬です。
今回出走したシルクロードステークスでは出走頭数16頭中10番人気(単勝28.2倍)でした。

当日の関西専門誌6紙の印は連下に3紙が印を付けるに留まりました。準オープンの身であること、また連闘明け
であることなど色々な事を考慮すると当然の印だったかと思います。

 
このレースにはG1二勝馬のトロットスターなど、短距離重賞戦線では
馴染みのある馬達の出走が目立ちました。
レースはスタートよく飛び出して始終2番手からの競馬。

4コーナー回って直線で先頭を行く馬を捕らえ一旦は先頭に・・・・。
直線では後続から来た馬にかわされたものの、準オープンの身でありながら
見せ場充分の3着。

九州産の古馬重賞制覇は鹿児島の杉安牧場産ケンセイグッドが
日経新春杯を制して以来20年以上も遠ざかっています。長いトンネルから
抜け出す為の道筋をアイティースワローが切り開いてくれたと思います。

この走りに続く九州産の登場を待ちたいです。

      


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