馬に親しむ日 in 宮崎育成牧場
宮崎育成牧場はJRAの抽選馬の育成施設です。九州の南部地域に競馬場はありませんが、この宮崎育成牧場や
各地で季節に応じて色々なイベントが行われています。
毎年9月の第一週目の日曜日(’00は8.27)宮崎育成牧場では
“馬に親しむ日” と言うイベントが行われています。
ここでは、他にも育成馬の旅立ち “馬の卒業式”などの催しものがあります。
今回行った “馬に親しむ日” は晴天の下行われ多くの家族連れの姿も見られ地元に密着したまさに馬に親しめるイベントとなって
います。見るだけでなく、馬との綱引きや馬とのかけっこ、乗馬試乗会など参加型の催し物がたくさんあるのは非常に嬉しいです。

(写真左は内馬場から撮ったスタンドの写真、中、右はヤマニンミラクルの写真)
ご存知の方も多いかと思いますが、宮崎育成牧場には元・競走馬のヤマニンミラクル号が馬術馬として
頑張っています。今回、イベントの合間をぬってミラクルとコンビを組んでらっしゃる方とお話させて頂きました。
その方曰く 「元気がよすぎて、ちょっと・・・」とのこと(笑)
更に話を聞かせて頂くと、あまりに元気がいいもので誰も乗りたがらないのだそうです。と言うより乗れないみたいです。
競走馬としての現役生活を終えてしばらく経つのに元気さは当時のままのようですね。馬術のルール、クラス分けなど
全く分からないのですが、ミラクルは下の方のクラスで国体にも出場したのだそうです。他には九州の馬術大会にも
出場したとのこと。案外皆さんの住んでいる地域でミラクルを目にする機会があるかも知れませんね。
この日にはミラクルも含めて3頭が出場する障害飛越がありました。徐々に高くなる4つの連続した障害を飛越する
ものなんですが、ミラクルは残念ながら三位でした。しかし落っことした障害はたった一つ。しかも最も高い150cmのもの。
とにもかくにも馬術馬として頑張っているその勇姿が見れただけで充分でした。

(左・開会式の写真、中・パドゥドゥ、右・障害飛越の瞬間ルバーブ号)
皆さん “パドゥドゥ” ってご存知ですか?
一言で言うと “パドゥドゥ” とは馬のバレエです。音楽に合わせて二頭のお馬さんが息の合った馬場馬術の演技を行うものです。
ヨーロッパにおいて現在盛んに行われているらしく、足並みを揃えて、音楽に合わせて演舞する姿はとても奇麗なものです。
写真ではその一連の動きが分からないですが、二頭の息が、また騎乗者と馬の息がピッタリでした。

(左・鈴かけ馬踊り、中・軽乗演技、右・シルバーレディーの演技)
南九州は馬の産地だけあって、馬にまつわるお祭がいくつか見られます。その一つに九州に春の到来を告げるお祭
“鈴かけ馬踊り”があります。これは鹿児島のお祭りなのですが、その祭りの起源は今から450年程前に遡ると言われます。
当時薩摩を治めていた島津の殿様が、ある日不思議な夢を見たのだそうです。その夢で何かが現れて、殿様に
馬頭観音を建てお堂を建立したら、この地域の馬や家畜の安全を末代まで守ると約束したそうです。それを殿様は
忠実に守り現在の“鈴かけ馬踊り”に至ったという事です。現在では、春の到来を告げるだけではなく、老人ホームなどの
慰問として登場する事もありもあるそうです。
当日は、軽乗演技なるものも行われました。その演技を見てビックリ。な、なっ何と走っている馬の上で曲乗りを
するのです。走ってる馬の上に手綱も持たずに立ったり、また逆立ちしたり、クルクル回転したりホントびっくりしました。
この軽乗を本格的にやっているのは今回宮崎に来たこのグループだけらしく小学5年〜中学2年までの女の子が
やってるとのこと。ヨーロッパでは選手権大会があり、ずっと以前にはオリンピックの種目だったらしいです。
軽乗を行っている間、馬は常に一定の速さで周回せねばならずかなりの調教が必要らしいです。
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宮崎で競馬はないものの、このイベントの日ポニーに よる競走が3レース行われました。宮崎チャレンジ トロフィー、宮崎チャリーズカップ、宮崎ダービー。 あらかじめ、頂いたプログラムに連勝単式の当たり目 が記入されており、3レース中一レースでもその通り に決着したら景品が頂けるというものです。 私は3レースとも外れでした。 |
今回のようなイベントでも分かるように馬との関わりが非常に深い宮崎です。
しかしこういった年中行事としてのイベントで馬と関わる事が出来ても、常設された施設と言うものは殆どありませんでした。
この様な中、待望のインフォメーションセンターが宮崎育成牧場に出来ます。このセンターには、展示コーナー、図書閲覧コーナー、
インターネットコーナー、映像コーナー(グリーンチャンネルの放映)などがあり、宮崎での競馬情報の核となりそうな施設です。
今回のイベントは、その名の通り“馬に親しむ”そんなイベントでした。実際に馬を間近で見て、そして触ったり
出来るのは極一部の方だと思うのですが、このイベントは直に馬に触れ合うイベントです。競馬も楽しいですが、
いつもと違った形で馬にアプローチするのも新しい発見があって面白いと思います。
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