- IE や OE を起動しようとすると、Kernel32 でページ違反が発生します
- Outlook Express5 を起動しようとしても何もおきません
- Outlook Express5 起動時に WAB32.DLL でページ違反が発生します
- Outlook Express 起動時に Kernel32.dll でページ違反が発生します
- Outlook Express 起動時に Msoeacct.dll でページ違反が発生します
- Outlook Express 起動時に Msoe.dll でページ違反が発生します
- Outlook Express が Kernel32 や Msoe でページ違反を起こします
- Outlook Express で URL をクリックすると C ドライブが表示されるのですが?
- メール作成時「RICHED32.DLL を読み込めませんでした」エラー
- メール作成時、受信者の選択で姓と名が逆に表示されるのですが
- メール送信時 Msoe や Directdb でページ違反が発生します
- メール送信時 0x800C013B エラーが発生します
- Outlook Express のメールパスワードが保存されないのですが
- Outlook Express で特定の人からのメールが文字化けします
- Outlook Express 5 と HotSync するとメールが文字化けするのですが
- Outlook Express 終了時に、MSIMN のページ違反が発生します
- Outlook Express 終了時に Kernel32 や Wsock32 でページ違反が発生します
IE や OE を起動しようとすると、Kernel32 でページ違反が発生します
Internet Explorer や Outlook Express を起動すると、Kernel32 が Explorer や、Commgr32、Mprexe、Msgsrv32 などでページ違反を起こすことがあります。
パスワードリストファイルが破損しているとこのエラーが発生することがあるので、次の手順でパスワードリストファイルを削除して下さい。
(パスワードリストファイルを削除すると、ファイルに記憶させたパスワードも消去されます。ISP などのパスワードを Windows に覚えさせている場合は、事前にパスワードを確認して下さい。)
- [スタート]−[検索]−[ファイルやフォルダ] をクリックします。
- *.pwl を指定して「検索開始」ボタンをクリックします。
- 見つかった pwl ファイルを全て削除します。
Outlook Express 5のアイコンをクリックしても、「起動できません」と言われたり、何も起きなくなることがあります。
これはインターネットアカウントマネージャに関するレジストリが破損しているためなので、次の手順で回復させることができます。
- 必要なメールやアドレス帳をバックアップします。
- [スタート]−[設定]−[コントロールパネル]から「プリケーションの追加と削除」を起動し、OE5を削除します。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行]から regedit を起動します。
- HKEY_CURRENT_USER にある Identitiesキーを削除します。
- Outlook Express 5を再インストールし、必要なメッセージやアドレス帳をリストアします。
Outlook Express 5 (OE5)を起動しようとすると、MSIMN がモジュールWAB32.DLL でページ違反を発生して起動できないことがあります。
アップグレード失敗などでWindows アドレスブック (WAB)が破損しているとこの症状が発生するため、アドレス帳をリネームしてからOutlook Express を起動してください。
- [スタート]−[検索]−[ファイルやフォルダ]をクリックします。
- 名前に *.wabを、探す場所に「ローカルハードドライブ」を設定し、「検索開始」ボタンをクリックします。
- 見つかったアドレス帳の名前を変更します。(拡張子はwab のままにしてください。)
- Outlook Express を起動します。
- [ファイル]−[インポート]−[アドレス帳]から先ほど名前を変更したアドレス帳をインポートします。
(ステップ 5はアドレス帳の破損状況に依存し、必ずしも成功しません。)
Outlook Express 起動時に MSIMN が Kernel32 や MSHTML.DLL でページ違反を起こすことがあります。
MSHTML の障害が原因でこのエラーが発生する場合があるので、マイクロソフトセキュリティアップデートページから MSHTML 問題の修正プログラムをダウンロードして適用して下さい。
Outlook Express 起動時に MSIMN がモジュール MSOEACCT.DLL でページ違反を起こして起動できないことがあります。
これはインターネットアカウント情報が破損している場合に発生するので、次の作業でインターネットアカウントレジストリを修復してください。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行]から regedit を起動します。
- HKEY_CURRENT_USER \Software \Microsoft \Internet AccountManager \Accounts\0000000x を開きます。
(ここで x は 1から始まる数字です。登録されたアカウントの数だけ項目があります。)
- 右側のエリアに注目し、POP3 Server や POP3User Name、SMTP Server などを書き留めます。
(プロバイダーから送られた設定情報を持っている場合、このステップは必要ありません。)
- HKEY_CURRENT_USER \Software \Microsoft \Internet AccountManager \Accounts\0000000x を削除します。(00000001、00000002など複数ある場合は、すべて削除します。)
- コンピュータを再起動します。
- Outlook Express を起動し、[ツール]−[アカウント]からアカウントを再設定します。
Outlook Express 起動時に MSIMN が Msoe.dll でページ違反を起こすことがあります。
Outlook Express のデータストアである *.dbx ファイルに、読み取り専用属性が設定されているとこのエラーが発生することがあるので、次の作業でファイルの属性をチェックしてください。
- [スタート]−[検索]−[ファイルやフォルダ]をクリックします。
- 名前に *.dbx と入力し、検索先に Cドライブなどを指定します。
- 「検索開始」ボタンをクリックします。
- 見つかった dbx ファイルを 1つづつ右クリックして [プロパティ]をクリックします。
- 「読み取り専用」にチェックされている場合、これを解除します。
- 「OK」をクリックします。
(4〜6 は見つかったすべてのファイルに対して行います。)
Outlook Express を起動時やメール受信時に、MSIMN が Kernel32.dll や Msoe.dll でページ違反を起こすことがあります。
特定のメッセージルールが設定されている場合に発生することがあるので、次の作業でメッセージルールを再設定してください。
- Outlook Express を起動します。
(起動時に送受信するように設定されているとページ違反が発生するので、接続は行わないでください。)
- [ツール]−[メッセージルール]−[メール]をクリックします。
- 「サーバーからダウンロードしない」「サーバーから削除する」のいずれかが設定されている場合は、これを削除します。
- 「OK」をクリックします。
OutLook Express のメール本文中に書かれたURL をクリックすると、エクスプローラが起動し、Cドライブの内容などが表示されることがあります。
これは、InternetExploreが「通常使うブラウザー」に設定されていないことが原因です。
Internet Exploreを起動して、「通常使うブラウザーに設定しますか?」ときかれたら「はい」をクリックしてください。もし、何も聞かれない場合は、以下の作業でこのメッセージを出すように設定してください。
- Internet Explorer を起動します。
- メニューバーの [表示]−[インターネットオプション] (IE5 以降の場合は [ツール]−[インターネットオプション]) をクリックします。
- [プログラム] タブを選択し、[InternetExplorer の起動時に、通常使うブラウザを確認する]チェックボックスをオンにして、「OK」をクリックします。
- Internet Explorer を再起動し、通常使うブラウザーに設定します。
Outlook Express でメール作成時に、「RICHED32.DLL が読み込めません」エラーが発生することがあります。特定の DLL ファイルが消失したか、損傷したことが原因の場合があるため、次の手順で DLL ファイルを回復させて下さい。
- Windos98 CD-ROM をセットします。
メーカー製 PC で Windows98 CD-ROM がない場合は、C:\Windows\Options\Cabs フォルダが CD-ROM に相当します。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から SFC を起動します。
- 「インストール ディスクからファイルを 1 つ抽出する」を選択し、GAPI32.DLL を指定して「開始」ボタンをクリックします。
- 同様に RICHED32.DLL ファイルもリストアします。
Outlook Express でメール作成時、[宛先:] をクリックすると受信者リストが表示されますが、ここで名簿の姓と名が逆に表示されることがあります。
これはアドレス帳の並び順が名前優先になっているためなので、次の作業で姓を優先に設定してください。
- Outlook Express を起動します。
- ツールバーから [アドレス] をクリックてアドレス帳を起動します。
- [表示]−[並べ替え] で [名前] と [姓] に黒丸をつけます。
Outlook Express でメールを送信しようとすると、MSIMN が Msoe.dll や Directdb.dll でページ違反を起こしたり、十分なディスクがない、送信できないなどのエラーメッセージが表示されることがあります。
これは Folders.dbx ファイルが損傷しているときの典型的な症状なので、次の作業で修復してください。
- [スタート]−[検索]−[ファイルやフォルダ]をクリックします。
- 名前に Folders.dbx と入力、検索先に Cドライブなどを指定します。
- 「検索開始」ボタンをクリックします。
- 見つかった Folders.dbx をクリックしてからF2 キーを押し、ファイルの拡張子を dbxから ddd などに変更します。
- Outlook Express を起動します。(Folders.dbxファイルは自動再作成されます。)
Outlook Express でメールを送信しようとすると、SMTP プロトコルで不明なエラーが発生し、エラー番号 0x800C013B が表示されることがあります。
送信済みアイテム.dbx ファイルが損傷していると、このエラーが発生することがあるため、次の作業でこのファイルを切り離してください。
- [スタート]−[検索]−[ファイルやフォルダ]をクリックします。
- 名前に *.dbx と入力、検索先に Cドライブなどを指定します。
- 「検索開始」ボタンをクリックします。
- 見つかった 送信済みアイテム.dbx をクリックしてからF2 キーを押し、ファイルの拡張子を dbx
から ddd などに変更します。
- Outlook Express を起動します。(送信済みアイテム.dbxファイルは自動再作成されます。)
Outlook Express のメールアカウントパスワードの保存にチェックしても、メールパスワードが保存されず、メール受信時に毎回パスワード入力を求められることがあります。
Windows Washer などの IE オートコンプリート制御ソフトウェアを導入しているとこの症状が発生する場合があるので、この種類のソフトウェアを導入していないか確認して下さい。
メールの差出人が EUDORA PROを使っており、text/enriched形式で送信したメールを Outlook Expressで受信すると、文字化けして読むことができません。この場合次のいずれかの方法で対処してください。
- 受信メールを保存して読む
- 文字化けしたメールを開き、[ファイル]−[名前を付けて保存]をクリックします。
- ファイルの種類に *.emlを指定して任意の名前で保存します。
- 保存した emlファイルをダブルクリックして開きます。
- 別の形式で再送信してもらう
- 送信側で EUDORA PRO を起動し、[特別]−[設定]から [スタイルテキスト] をtext/plain に変更してもらい、メールを再送信してもらいます。
Palm デバイスで Outlook Express 5 のメールメッセージを HotSync すると、Palm デバイスのメールアプリケーションで文字化けし、正しく表示できないことがあります。
この場合、Outlook Express で次の設定をしてから HotSync して下さい。
- Outlook Express を起動します。
- [ツール]−[オプション] をクリックし、[読み取り] タブをクリックします。
- 「フォント」ボタンをクリックし、エンコードを [日本語(JIS)] に設定して「OK」をクリックします。
- 「エンコードの設定」ボタンをクリックし、「受信メールに標準のエンコードを適用する」にチェックして「OK」をクリックします。
- 「OK」をクリックしてオプション画面を閉じます。
ATOK12 と McAfee Virus Scan が導入されているシステムで、Outlook Express を使うと、Outlook Express 終了時にページ違反が発生することがあります。この問題を修正するためには、ATOK の修正版をダウンロードして適用して下さい。
Outlook Express 終了時に MSIMN が Kernel32.dll や Wsock32.dll でページ違反を起こすことがあります。
何らかのプログラムによって Wsock32.dll ファイルが Outlook Express と互換性のないバージョンに変更されるとこのエラーが発生するので、次の作業で Wsock32.dll を Windows98 CD-ROM から抽出してください。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行]から SFC を起動します。
- 「インストールディスクからファイルを1つ抽出する」を選択し、Wsock32.dllを指定して「開始」をクリックします。
- 復元元として Windows98 CD-ROM の Win98フォルダを、復元先として Windows\System
指定して、「OK」をクリックします。
リカバリー CD-ROM が付属し、Windows98 CD-ROM
が添付されない機種の場合は、復元元として
C:\Windows\Options\Cabs フォルダを指定できます。