- ダイアルアップに時間がかかるのですが?
- ダイアルアップ接続を切断するとコンピュータが止まってしまうのですが?
- ダイアルアップ接続が頻繁に切断されるのですが
- 「接続を終了しますか?」メッセージが表示されなくなりました
- ダイアルアップのパスワードを保存したい
- コンピュータを起動すると勝手にインターネットに接続しようとするのですが
- 5分おきにダイアルアップします
- ダイアルアップの設定ができなくなりました
- 「ダイアルアップネットワーク」フォルダが開かなくなりました
- 「ダイアルのプロパティ」が反応しなくなりました
- Nifty Manager を使いたいのですが?
- OutLook Express で URL をクリックすると Cドライブが表示されるのですが?
- OutLook Express から IBM ネットパスポートに接続するとハングします
- モデム通信ログファイルが見つかりません
- Windows95よりダイアルアップのパフォーマンスがいい?
- LT Win Modem のドライバーは?
- モデム使用中に DPAL Error が発生します
- Windows98 にアップグレードするとモデムの音量が0になります
- クリック1回でダイアルアップできますか?
- ダイアルアップの設定を保存できますか?
- ダイアルアップに失敗します
プロバイダーのアクセスポイントにダイアル後、「ネットワークにログオン中」で1分程度止まってしまうことがあります。
この場合、以下の作業で「ネットワークへログオン」を解除してください。
このオプションは、Windows NTを導入している企業の
NT ネットワークにログオンする場合に必要なもので、個人がインターネットへ接続する場合に設定してあると、Windows98
が NT ネットワークにログオンをあきらめるまでの1分間を無駄にしてしまいます。
- マイコンピュータをダブルクリックします。
- ダイアルアップネットワークをダブルクリックします。
- ダイアルアップ接続に使うアイコンを右クリックし、[プロパティ]
をクリックします。
- [サーバーの種類]
タブをクリックします。
- 「ネットワークへのログオン」のチェックを解除します。
- 「OK」をクリックします。
また、ダイアルアップネットワークでNetBEUI
や IPX/SPX をバインドしているとパフォーマンスに悪影響があるので、これらのプロトコルを使用しない場合は、上記の画面がでているところでこれらを解除してください。(インターネットに接続する場合は両プロトコルとも必要ありません。)
日本のコンピュータメーカーのいくつかのモデルでは、ダイアルアップ接続が正常でも切断した瞬間にハングするものがあります。
コンピュータメーカーに連絡して新しいモデムドライバーを入手してください。
マイクロソフト社でもこの現象を確認しています。
Windows95でこの現象が発生する場合は Vnbt.386
の不具合なので、ダイアルアップネットワーク
1.3 を導入して下さい。(不具合が修正されています。)
ダイアルアップ接続が頻繁に切断される場合、次のような原因が考えられます。
- プロバイダー (ISP) の問題
プロバイダーの処理能力を超えたアクセスがある場合、接続を維持できずに切断されることがあります。
接続時間帯を変更したり、別プロバイダに接続することで解消されます。
- 回線品質の問題
電話回線のノイズが多いなど回線品質に問題がある場合、接続を維持することが困難です。
モジュラージャックから回線を分岐させたりすると品質に問題が発生することがあるので、配線に問題がないことを確認してください。
- モデムドライバの問題
特に内蔵モデムの場合、ソフトウェアで信号を処理する物が多いので、ドライバの障害によって接続に問題が発生することがあります。
この場合、モデムメーカーやモデムチップメーカーの
Web サイトから最新ドライバをダウンロードして適用してください。
- モデム自体の問題
モデム自体が故障していたり、障害を持っている場合にも接続の問題が発生します。
外付けモデムなら電源の ON/OFF を行ったり、リセットスイッチがあるならリセットすると問題が解消することがあります。
また、モデムや TA メーカーから更新されたファームウェアが提供されている場合は、ファームウェアを更新することで問題が解消できる場合があります。
回線品質などの問題で、信号の品質や信頼性に問題がある場合、次のモデム設定を追加することで障害を緩和できる可能性があります。
- [スタート]−[設定]−[コントロールパネル]
から「モデム」を起動します。
- [全般] タブでモデムを選択し、「プロパティ」をクリックします。
- [接続] タブの「詳細」ボタンをクリックします。
- 追加設定に S10=50 を設定して「OK」をクリックします。
IE や OE
を終了すると、「接続を終了しますか?」と聞かれますが、ここで「自動切断を使用しない」にチェックすると、以後このメッセージが表示されなくなります。
再度このメッセージを表示させたい場合は、次の作業を行ってください。
- IE を起動し、[ツール]−[インターネットオプション]
をクリックします。
- [接続]
たぶをクリックし、ダイアルアップ接続に使う接続名を選択します。
- 「設定」ボタンをクリックし、表示された画面の「詳細」ボタンをクリックします。
- 「接続が必要なくなったとき切断する」にチェックし、「OK」を2回クリックして設定を保存します。
ダイアルアップで「パスワードを保存する」にチェックしても保存されなかったり、「パスワードを保存する」がグレーアウトされていてチェックできないことがあります。これは次のような原因が考えられます。
- ネットワーク
クライアントが導入されていない
(または壊れている)
- Windows にログオンしていない。
- パスワードを保存するためのパスワードリストファイルが壊れている。
- ダイヤルアップ
ネットワークを構成するファイルが壊れている。
- パスワードのキャッシュが使用不可に設定されている。
以下の作業を行い、各作業後にパスワードが保存されるかを確認して下さい。
(パスワードの保存が確認できれば、それ以降の作業は不要です。)
- ネットワーククライアントを導入する
- [スタート]−[設定]−[コントロールパネル]
から、「ネットワーク」を起動します。
- 「ネットワーク」画面のダイアルアップアダプタアイコンの上にコンピュータのアイコンがなければ「追加」ボタンをクリックします。
- ネットワークコンポーネントの選択で
[クライアント] を選択して「追加」ボタンをクリックします。
- Microsoft をクリックし、「Microsoft
ファミリログオン」「Microsoft
ネットワーククライアント」「NetWare
ネットワーククライアント」のいずれかを選択し(Microsoft
ファミリログオンが一番簡単です。)、「OK」をクリックします。
- ネットワーク画面の「OK」をクリックします。
- Windows98 CD-ROM
からファイルが読み込まれ、再起動を求められるので再起動して下さい。
- Windows にログオンする
- [スタート]−[****のログオフ]
をクリックします。
- ログオフしますか?で「はい」をクリックします。
- ログオンパネルが表示されるので、任意の名前とパスワードでログオンして下さい。
(新規ユーザーでパスワードを空白のままにしておくと、自動ログオンの設定になります。)
- パスワード保存ファイルを作り直す
- [スタート]−[検索]−[ファイルやフォルダ]
をクリックします。
- 名前に *.pwl
と入力し、「検索開始」ボタンをクリックします。
- 見つかった PWL ファイル (パスワードリストファイル)
を削除します。
(もし、Rna.pwl
ファイルがある場合、これはダイアルアップサーバー用ファイルなので削除しないで下さい。)
- Windows
にログオンし直して下さい。
- ダイアルアップネットワークを導入しなおす
- [スタート]−[設定]−[コントロールパネル]
から、「アプリケーションの追加と削除」を起動します。
- [Windows ファイル]
タブをクリックします。
- ファイルの種類リストから「通信」をクリックし、「詳細」ボタンをクリックします。
- ファイルの種類リストから「ダイアルアップネットワーク」のチェックを解除して「OK」をクリックします。
- 「アプリケーションの追加と削除」の「OK」をクリックします。
- コンピュータを再起動後します。
- 1〜3 を繰り返します。
- ファイルの種類リストから「ダイアルアップネットワーク」にチェックを入れて「OK」をクリックします。
- 「アプリケーションの追加と削除」の「OK」をクリックします。
- パスワードキャッシュを有効にする
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行]
から regedit を起動します。
- HKEY_LOCAL_MACHINE \Software \Microsoft \Windows
\CurrentVersion \Policies \Network
を開きます。
- DisablePwdCaching
という値があれば削除します。
関連 Tips
「ネットワークコンピュータ」を表示させない
Microsoft
ネットワーククライアントを導入すると、デスクトップに「ネットワークコンピュータ」ができますが、これを表示させないためにはレジストリの
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer
に DWORD 値の NoNetHood を作り、1を設定して下さい。
次回ログオンから「ネットワークコンピュータ」アイコンは表示されません。
インターネットへの接続を要求するソフトウェアを自動起動する設定をしています。
以下の作業でそのようなソフトウェアを起動していないかチェックしてください。
- [スタート]-[ファイル名を指定して実行]
で msconfig を実行します。
- [スタートアップ]
タブをクリックします。
- コンピュータ起動時に自動起動するプログラムが表示されるのでチェックしてください。
参考:名前からインターネット関連プログラムと間違われやすいプログラム
internat:多国語キーボードインジケータ
(International Keyboard Language
Indicator Applet)
参考:以下のようなプログラムが動作していると、自動接続が行われます。
- Web
ページや更新されたモジュールをチェックするプログラムを使っている
- 「スタートアップ」にプロバイダーへの接続アイコンが登録されている
- トロイの木馬タイプのウィルスに感染している
- シマンテック WinFax もしくは HotFax
メッセージセンターをインストールしている
- レックスマークプリンターを使っている。
レックスマークの印刷ソフトウェアによって、レジストリの
Run エントリーに Lexstart.exe
が登録されると、印刷要求のたびにダイアルアップが起動します。
- パーソナルウェブサーバー (PWS)
4.0 を導入している。
PWS によって MSDTC
がロードされるとダイアルアップします。
- RealAudio 5
ベータをインストールしている
参考:Visual Studio
導入後、自動的にインターネットに接続するようになった場合は、以下の3行の内容を持った
DisableAutoConnect.reg
という名前のテキストファイルを作り、このファイルをダブルクリックすると自動接続しなくなります。
REGEDIT4
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\OLE]
"EnableRemoteConnect"="N"
Windows Update で「Windows
重要な更新の通知」をダウンロードして導入している場合、5分おきに
Widnows Update サイトに接続しにいきます。
これを停止させるには、次の作業で「重要な更新の通知」をアンインストールして下さい。
- [スタート]−[設定]−[コントロールパネル]
から「アプリケーションの追加と削除」を起動します。
- 重要な更新の通知を選択し、「追加と削除」ボタンをクリックして、アンインストールします。
また、重要な更新の通知タスクはタスクスケジューラで実行間隔を変更しても、再起動すると5分間隔に戻ってしまいます。
実行間隔の変更は、次の作業でレジストリを変更してから行なって下さい。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行]
から regedit を起動します。
- HKEY_LOCAL_MACHINE \Software \Microsoft \Windows
\CurrentVersion \Run を開き、CriticalUpdate
をダブルクリックします。
- 値が C:\Windows\System\Sucrtupd.exe -startup
などとなっているところから
-startup
だけ削除して「OK」をクリックします。
- レジストリエディタを終了します。
- タスクスケジューラを開き、重要な更新の通知タスクの間隔を調整します。
Nifty Manager 4.5
導入後、ダイアルアップの設定が正しくできなくなることがあります。
Nifty Manager 5.00 以降をお使い下さい。
「ダイアルアップネットワーク」フォルダが開かなくなりました
Windows98で「ダイアルアップネットワーク」フォルダーが開かなくなることがあります。
Windows98を上書き再導入しても障害は解消されません。
Windows\System にある以下のファイルのいずれかが消失または破損している場合、この現象が発生します。
Wsock32.dll、Rnaui.dll、Msvcrt20.dll、Rasapi32.dll、Msvcrt.dll、Rnaapp.exe
Windows98 を Safe mode command prompt only
で起動し、これらのファイルの名前を変えるか削除した後、Windows
を通常通り起動し、Windows98 CD-ROM
からこれらのファイルをコピーして下さい。
参考:Windows98 CD-ROM
からこれらのファイルを抽出するには、このトピックを参照して下さい。
モデムの設定で「ダイアルのプロパティ」ボタンが反応しなくなった場合は、TAPI
設定ファイルが壊れているので、以下の作業で
telephon.ini を作りなおしてください。
- [スタート]−[プログラム]−[MS-DOSプロンプト]
をクリックします。
- C:\WINDOWS> が表示されます。
(Windows
をセットアップした場所によってはちがうこともあります。)
- そのまま以下のコマンドを入力します。(各行ごとに
Enter キーを押します。)
ren
telephon.ini telephon.bak
tapiini
exit
この作業でダイアルのプロパティの内容は初期状態に戻ってしまうので、再設定が必要です。特に、トーン(プッシュ回線) かパルス (ダイアル回線)
の設定は確実に行ってください。
Nifty Manager 4.50以前のバージョンではセットアップできなかったり、接続設定に失敗することがあります。
また、4.60でも多くの不具合が報告されています。
Windows98 上では Nifty Manager V5.00 以上をご使用下さい。
OutLook Express のメール本文中に書かれた
URL をクリックすると、エクスプローラが起動し、Cドライブの内容などが表示されることがあります。
これは、Internet Explore が「通常使うブラウザー」に設定されていないことが原因です。
Internet Exploreを起動して、「通常使うブラウザーに設定しますか?」ときかれたら「はい」をクリックしてください。
もし、何も聞かれない場合は、以下の作業でこのメッセージを出すように設定してください。
- Internet Explorer を起動します。
- メニューバーの [表示]−[インターネット
オプション] (IE5 以降の場合は
[ツール]−[インターネットオプション]) をクリックします。
- [プログラム] タブを選択し、[Internet
Explorer の起動時に、通常使うブラウザを確認する]
チェックボックスをオンにして、「OK」をクリックします。
- Internet Explorer を再起動し、通常使うブラウザーに設定します。
Outlook Express の IGN 用のメールアカウントを以下のように設定してください。
- OutLook Express を起動します。
- [ツール]−[アカウント]をクリックし、「インターネットアカウント」を表示させます。
- [メール] タブをクリックします。
- IGN
用のメールアカウントを選択して、「プロパティ」ボタンをクリックします。
- [接続]
タブをクリックし、接続の種類で
[Internet Explorer または他社のダイヤラー]
を選択します。
- [OK]ボタンをクリックします。
注意:この設定を行うと、OutLook Express から自動でダイアルアップできなくなります。
Windows98 では Windows95とモデム通信ログファイル名が異なります。
Windows95 では「modemlog.txt」でしたが、Windows98では、「モデム名.log」になります。
ここでモデム名は、[スタート]−[設定]−[コントロールパネル]から「モデム」をダブルクリックして表示される名前です。
モデム通信ログを記録するには以下の作業を行って下さい。
- [スタート]−[設定]−[コントロールパネル]
から「モデム」をダブルクリックします。
- [全般]
タブからモデムを選択し、「プロパティ」をクリックします。
- [接続]
タブをクリックし、「詳細」ボタンをクリックします。
- 「ログに追加」にチェックをします。
- 「OK」をクリックします。
Windows98
はダイアルアップアダプタのプロパティで
IP パケットのサイズ (MTU)
を設定することができます。
- [スタート]−[設定]−[コントロールパネル]
から「ネットワーク」を起動します。
- [ネットワークの設定]
タブのダイアルアップアダプタをダブルクリックします。
- [詳細設定] タブの IP
パケットサイズをクリックします。
- 値から「自動」「小」「中」「大」のいずれかを選択します。
デフォルトは「自動」です。
- 「OK」をクリックし、設定を保存します。
設定される MTU
サイズは以下の通りです。
自動:通信速度が 128Kbps 未満の場合は、576
バイト、128Kbps 以上の場合は 1500
バイト
小 :576 バイト
中 :1000 バイト
大 :1500 バイト
通常のダイアルアップ環境では、MTU
サイズは 576 程度が望ましい数値です。これより大きいと送受信データの分割と再構成(フラグメント/デフラグメント)が発生し、パフォーマンスが悪化します。
Windows95
にはパケットサイズを変更するオプションがなく、省略時の
MTU サイズ 1500 バイトが使用されるので、以下の作業で
MTU サイズを変えるとダイアルアップ接続のパフォーマンスアップが期待できます。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行]から
REGEDIT を起動します。
- HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\Class\NetTrans
を開きます。
- 0000、0001 などをクリックし、右側の
DriverDesc に TCP/IP と書いてあるものを選択します。
- [編集]−[新規作成]−[文字列]
をクリックします。
- 作成された「New Value #1」を「MaxMTU」に書き替えます。
- この MaxMTU
をダブルクリックし、値のデータとして
576 を設定して「OK」をクリックします。
- Windows95 を再起動します。
最適な MTU
サイズは、コマンドプロンプトを開き、次のコマンドで判断できます。
C:\>ping -f -l パケットサイズ
ホスト名
パケットサイズ
:MTU
サイズを探るための任意の数値。
ホスト名
:自分のプロバイダーの DNS
のアドレスなど。
IBM Aptivaの多くのモデルで採用されている LT Win Modem (ルーセント社製 K56flex/V.90 両用モデム)
の新しいデバイスドライバーは以下のサイトから入手できます。
全世界用としては、米国IBM サイトから 5.18 (V.90/K56flex 両用ドライバー)
がダウンロード可能です。
日本専用としては、日本 IBM サイトから4.23(K56flexドライバー)
がダウンロード可能です。
ルーセント社サイトからは、最新の 5.66 (V.90/K56flex 両用ドライバー)
がダウンロード可能です。
各ドライバーとも Windows95/98/NT4.0 用ドライバーが含まれます。
富士通など多くのメーカーの PCでもルーセント社のモデムチップを採用しています。
ダイアモンドマルチメディア社製モデムを使用中にDPAL Error Abnormal Parameter Passend In....Infile\hdlc.c at line550
というエラーが発生することがあります。
これはモデムドライバの障害なので、ダイアモンドマルチメディア社のサイトから更新されたドライバを入手して適用してください。
LT WinModem や Sound3/4 モデムを使用している場合、Windows98にアップグレード後、モデムの音(ダイアル音、ハンドシェイク音)
がしなくなることがあります。この場合次の作業でモデム音量を調整してください。
- [スタート]−[プログラム]−[アクセサリ]−[エンターテイメント]
から「ボリュームコントロール」をクリックします。
- [オプション]−[プロパティ]
をクリックします。
- 「モデム」もしくは「電話線」にチェックして「OK」をクリックします。
- ボリュームコントロールにモデムもしくは電話線の項目が表示されるので、ミュートを解除します。
ダイアルアップの「接続」アイコンをクリックすると、ユーザー名とパスワード入力画面で「接続」ボタンをクリックしないと接続されません。
接続」アイコンをクリックするだけでダイアルアップを開始するには次の設定を行なって下さい。
- 「マイコンピュータ」を開きます
- 「ダイアルアップ」を開きます
- [接続]−[設定] をクリックし、[ダイアル前に情報入力を促す]
のチェックを外します。
この設定は、パスワードの保存がされている場合のみ有効です。ダイアルアップのパスワードが保存されない場合は、
このトピックを参照して下さい。
[マイコンピュータ]−[ダイアルアップネットワーク]に登録されたダイアルアップアイコンの設定は、次の作業で保存できます。
- [マイコンピュータ]−[ダイアルアップネットワーク]
を開きます。
- 保存したい接続アイコンをデスクトップにドラッグ&ドロップします。
- デスクトップ上に、拡張子 DUN
のテキストファイルが作成され、この中に設定が保存されます。
保存した設定で、再び接続アイコンを作成するには次のようにします。
- [マイコンピュータ]−[ダイアルアップネットワーク]を開きます。
- DUN
ファイルを「新しい接続」アイコンの上にドラッグ&ドロップします。
ダイアルアップに失敗する場合、エラー番号別に次のように対処して下さい。
- エラー 630:モデムが応答しませんでした。正しく接続され、電源が入っているか、確認してください。
モデムが新しく検出された
COM
ポートを使っている可能性があります。
ダイアルアップで使用しているモデムの
COM
ポートと、デバイスマネージャの通信ポートを確認して下さい。
- エラー 633:モデムがインストールされていないか、正しく構成されていません。
Telephon.ini ファイルが破損している可能性があります。
このトピックを参照して、Telephon.ini
ファイルを再作成して下さい。
- エラー 745:
必要なファイルが見つかりません。ダイアルアップネットワークを再インストールして下さい。
以下のように、「アプリケーションの追加と削除」でダイアルアップネットワークを削除後、再インストールして下さい。
このとき rasapi32.dll
は置き換えられないので、このファイルは別途コピーする必要があります。
- [コントロールパネル]−[アプリケーションの追加と削除]
を 開き、[Windows
ファイル]
タブをクリックします。
- 通信の「詳細」からダイアルアップネットワークのチェックを解除して、「OK」「OK」します。
- 指示通り Windows
を再起動します。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行]
から sfc を実行します。
- インストールディスクから..を選択し、rasapi32.dll
を指定して、「開始」ボタンをクリックします。
- 復元元として Windows98 CD-ROM の
Win98 フォルダを、保存先を
Windows\System を指定して、「OK」をクリックします。
- バックアップファイルはスキップします。
- 指示通り Windows
を再起動します。
- 1〜3
と同様の手順で、ダイアルアップネットワークを導入します。