- 04/25/00 at 南青山MANDALA -
  

  

 ◇〜6:30pm 開場前
 
  時間ぎりぎりになってMANDALA到着してみると、並んでいる人ざっと40人ほど。

  

 ◇6:30pm 開場

  

 ◇6:45pmごろ
  
  どこかで見かけたような外国人の方が入ってきたのでよくよく見ると、
  「ここが変だよ! 日本人」に出演なさっているマリ共和国のミュージシャン、ママドゥさんでした。
  (知らない方は番組を見ているともしかしたら確認できるかもしれませんよ)
  入場時にMANDALAの今後のライブ告知と一緒に今日の曲目、 din-donの手書きの譜面+歌詞の紙が配られる。
  ちょっと「むう」とうなってみる。

  −1曲目:私を見つけて−
  そうか! ママドゥさんはこれに出るんだ!

  とか勝手に一人でわくわくするも、 徒労に終わるのが数分後のこと。

  

 ◇7:40pm 開演

  席もある程度うまりスタート。
  古川さんと忠英さんがギターのチューニングをしつつ会話してる。
  まだ洋子さんは出てきません。

 忠:じゃあ古川さん適当に始めちゃって下さい

 古:適当に?

  つま弾かれるギター。
  そして右手奥から洋子さん登場。……ショートヘアー!

  

 1曲目:私を見つけて

  

 高:こんばんわ、高橋洋子です。今日は参加型ライブということで考えてみたのですが、
   皆さん、楽器を持ってこられた方はいらっしゃいますか?

 客:………

 高:え? いないの?   
   私今日ね、コントラバス<←すいません、おぼえてません>と一緒に来て
   『すいません、これで一人分の値段になりませんか』って言う人がいないかなあって期待してたんですけどね。

  *****

   今日はsongs of the earthっていうタイトルなんですけど、都会の中でも自然を感じられるような、
   そんな時間を過ごせたらいいなと思ってます

 

 2曲目:On The Earth  

 

 高:皆さん私が出てきた時に『あれ誰?』って思われませんでしたか?
   春と言うことで新しい気分で物事を始めようと思って(髪を)切ってみました。

  *****

   次の曲は『悪女−わる−』っていうドラマの挿入歌に使われた曲です。

 

 3曲目:もう一度逢いたくて

 

 高:次の曲は『P・S I miss you』っていう歌なんですが、
   これは『逢いたいときにあなたはいない』っていうドラマのイメージソングだったんですが、
   もともとピアノのインストだったものに歌詞をつけたんです。
   当時はユーミンさんのコーラスをしてたんですけど、ばたばたでレコーディングしてデビューっていうんで
   『ええっ! こんなばたばたでデビュー?』ってあわててました。
   この曲はカラオケに必ず入ってるみたいなんでよろしかったらぜひ歌ってみて下さい(笑) 

 

 4曲目:P・S I miss you

 

 高:自然を想像するような曲をやっていきたいと思ってるんですが、
   今回はみんなのライブって言うことで…… (忠英さんを見る)
   吉川忠英さんの曲で私が大好きな曲に『春が来る』っていうのがあるんですけど……(忠英さんを見る)
   やっていただけますか?

 忠:僕ねえ、言われるとやりたく無くなっちゃうんだよねえ(笑)
   もう1曲似たようなのがあるんだけど、そっちでいい?
 
  (拍手)

 忠:それでは。『ウラハラ(字がわかりません)への道』って言います。
   モンゴルをイメージした曲なんですけど、想像できないって言われたらどうしようかな(笑)

 

 5曲目:ウラハラへの道<ギターソロ>
  
  スローテンポで始まりだんだんテンポアップして最後にまたゆっくりという曲でした。
  聞きたい方はぜひ忠英さんのCDでどうぞ(なんだか忠英さんの回し者みたいだなあ(笑))

  

 高:ええ今回は全曲リクエストライブです(笑)
   前回のライブの時に書いてもらったアンケートを元に選曲しました。
   次の曲は新曲というか、私いつもライブでその場でしか歌わない歌っていうのをやってるんですが
   今回は『destiny』っていう曲でして。
   私タイトルを付けるのが本当に下手で、今回はマネージャーの“しな”ちゃんに銘々してもらいました。
    『(ちょっと高い声)洋子さん、これはもうdestinyしかないですよ!』

 忠:destinyですってぃにー

   僕らにとっては突然のボディーブロー気味な忠英さんにとってはおそらく仕込んでいた渾身のギャグでした。
   勿論、場内爆笑、雰囲気がものの見事に柔らかくなったのは 言うまでもありません。

 

 6曲目:destiny
 
  「魂のルフラン」に似た感じの、スパニッシュギターの似合いそうな曲でした。
  サビの部分で「私の運命……」という歌詞があったのでそこから付いたタイトルだと思われます。

 

 高:私ね、結構緊張するタチで、こうシーンとした感じって苦手なんですよ。
   緊張してるように見えるでしょ?(前の人に尋ねる)
   で、どうやったらみんなが楽しめるのか考えたんですけど、
   これはもう輪唱しかない、と。でも「かえるの歌」じゃあのうがないので作ったのがdin-donという曲なんですが、
   これはこの方に歌唱指導してもらいましょう。
   どうですか、長嶋監督?

 忠:ん〜、どうでしょう? まついくんがね……

   この日の忠英さんは絶好調でした。

 忠:じゃあここからは忠英さんのお歌指導の時間です。

   (練習)

 忠:いいですねえ。なんだか南こうせつみたいな気分ですよ。(マネして)ここはなんのフォークコーナーだい?
   どうしましょう、3つに分けてやりましょうか?   
    じゃあ、ここ(忠英さんの前の机の列)が忠ちゃんチーム(笑)

 高:じゃあここ(洋子さんの前)がママさんチーム(笑)

 古:じゃあ後はこの辺チームっていうことで(笑)

  

 7曲目:din-don

  

 高:よかったですねえ。これでみんな友達って感じ?
   次回から「輪唱行くぞー! おー!」ってかんじでいけそうですよね。

 忠:でもそのわりに歌が寂しいのな。「(とつとつと)りずむならし……」って(笑)

 古:俺、なんか寂しかったなあ。一生懸命歌ってたのに誰もきいてないんだもん(爆笑)

  *****

 高:さてここで素敵なゲストの方に来ていただきました。
   『どんぐりの家』っていうアニメで主題歌を歌わせていただいたのですが
   その作詞をなさって下さった鮎川めぐみさんです。

 鮎川さんはロングヘアーで笑顔の柔らかな、小柄な感じの方でした。
 少しの間、『どんぐりの家』のお話。
 重複聾唖者の方の自立を援助する共同作業小屋、それが「どんぐりの家」 なんだそうです<実在するそうです>。
 実際にお二人で行かれて、歌われたそうです。
 映画の方は自主上映といった感じで、上映したいという所に貸し出しを行っているそうですが、そのうち全国公開されるとか。
 泣けてしまう感動的な話です、ぜひ見て下さいね、ということでした。
 ビデオは6月頃に発売されるそうです。 (スタッフの方がおこしになられていました)

  

 8曲目:心と心で
 
  洋子さんと鮎川さんが手話を交えての歌でした。

 

 高:今回は毎回MCを入れることにしました……

 

 9曲目:残酷な天使のテーゼ

  

 高:次は私のすごく好きな歌で、「ピチカート」って言うアルバムにも入ってるんですけど。
   今はもうお亡くなりになったミニー・リパートンの歌です。

 

 10曲目:Loving You

 

 高:次の曲は山崎まさよしさんに作ってもらった曲なんですけど……
   こっちに出てきて事務所で若いヤツに良いのがいるって言うんですよ。
   彼、まだ二十歳前だったかな? 良い歌でしょう?
   で、その前にまた素敵なゲストの方の登場です。

 古:僕のアマチュア時代からの友人なんですけど、僕がライブに出るっていって情報を送り付けてやったんですけど
   逆に自分から出してくれってcallがありまして。キーボードの「ほそいゆたか」さんです!

 高:とりあえずこの曲はハーモニカで参加ということで。

 

 11曲目:憶えていますか

 高:さて、最後の曲になりました。
   この曲もすごく好きな歌なんですけど、これにも思い出がありまして。
   昔、古川さんのラジオに出演させていただいた際にこの曲をやりまして、
   その時のテープを今の旦那に、まだそんな旦那とかそういうのになるずっと以前に渡したんです。

  

 12曲目:Calling You
 
  ホリー・コールさんの代表曲であり、ジャズボーカルのスタンダードナンバー。
  彼女のアルバムだけでなく 「NOW1」に収録されています。

 

 一応終了、そして拍手で無言のアンコール。

 高:良かった。アンコールがなかったらどうしようって思いましたよ。
   前回も言ってましたよね(笑) このままだと毎回言いそうですね。
   では皆さんもご存じの方がいらっしゃいましたら一緒に歌ってみてください。

  

 e-1:close to you −カーペンターズ− 
 
  ほそいさんがピアノ・ハーモニカで参加されました。

  

 高:それでは本当に最後の曲になりました。これも歌える方は一緒に歌って下さい。

  

 e-2:見上げてごらん 夜の星を

 


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